口もとで一時停止

お年寄りに食事介助をする時には

必ず口もとで1度スプーンを止めて

お年寄りが食塊認知をする時間をもちましょう。

この1秒がとても大切。

スプーンですくった食塊を

いきなり口の中に入れるのはNG!

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スプーンの扱い方を知ってる?

食事に必要な機能のリハをしていても

実際の食事場面で適切に介助をしている人は多くはありません。

「してはいけないこと」「望ましい方法論」を

知らない人が多いのです。

卒業前の養成過程において

食事介助の時の具体的なスプーンの扱い方を指導されていない

という現状があります。

適切に食事介助をするだけで

お年寄りのアブノーマルな食べ方は激減します。

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足し算で関わる

「食事介助=口の中に食塊を入れてあげる」

ことではありません。

「食事介助=対象者が食べることの援助」です。

対象者の食べ方には必然性があります。

正常の食べ方に照らして、

そこから「引き算」をして、

正しくない食べ方を「修正する」のではなくて

現状の食べ方を否定はせずに

より安全に、より食べやすくなるように

「足し算」の考え方で関わっていきます。

「食べることを援助する」

という視点で関わるとは

「引き算」で考えるのではなくて

「足し算」で関わっていくことなのだと考えています。

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常に環境適応しようとしている

あんなに大変な食べ方をしていた方が

こんなにも上手に食べられるようになる。

お年寄りの能力、学習、環境適応のすごさを思い知らされる日々。

そしてそれはウラを返せば…。

でも、だからこそ

私たちの努力で変えられる部分なのだということを伝えたい。

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食事介助を大切に考える

食事介助は生命に直結しています。

そして、認知症のある方にとっては、最後まで残るADL。

最後まで残る行為。

たとえ、歩けなくなったとしても自分でご飯を食べられる。

たとえ、自分でご飯を食べられなくなったとしても

介助されれば、ご飯を咀嚼し、飲み込むことができる。

食事には、その人の「能力」と「困難」と「特性」が投影される。

それは、全介助であったとしても。

全介助の方だからこそ、食事という場面でわかることがある。

もしも、その人らしく暮らすことの援助を考えるなら

レクやリハやお話もいいけれど

食事介助をもっと大切に考えてほしいな。

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そっと静かに

寝たきりで自発語のないような状態像の方には

そっと声かけを。

ささやくように。

暖かみのある声で。

ドアをノックする時やベッドのカーテンを開け閉めする時にも

乱暴にならないように気をつけて。

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声で雰囲気をつくる

大集団での体操の時などは、大きなハリのある声を出すようにしていますが

説明する時など集中してほしい時には

あえて、声量を落とします。

集団の集中の程度を感じとりながら

声量や話すテンポもコントロール。

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理想

かつて、「理想の人は相棒の右京さん」と答えたところ

「ハードル、高っ!」

「そんな男はいない!」

と言われまくりましたが…(^^;

今日から「相棒」始まりましたね。

コレから水曜の夜が楽しみです♡

…ということで

たまには、こんなネタもありの「よっしーずボイス」

引き続きよろしくお願いします!

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