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著者割で購入可

先の記事でご案内した
「本当に怖い食事介助 Part2」にご参加いただいた方でご希望の方には
私の本「食べられるようになるスプーンテクニック」
著者割引料金15%offで当日会場にてご購入いただけることになりました。

定価(税抜き)価格が¥1,945円のところ ¥1,750円になります。

まずは研修会参加ご希望をOHMYさんに
下記記事からお申込用紙をダウンロードして必ずお申込の上
当日、おつりのないように¥1,890円(税込)をお持ちください。

研修会の詳細およびお申込用紙はこちらからご確認ください。

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できないことの中にもできることがある

「認知症になってもできることがある」

最近、いろんなところでいろんな人が表明するようになりました。
本当にその通りだと感じています。

でも
私はもう一歩つっこんで
「できないことの中にもできることがある」
と言いたいと思います。

認知症になってもできることがある。
確かにその通りだと感じていますが、
でもそこに力点を置き過ぎてしまうと
できなくなった時によけいに辛くなってしまうんじゃないでしょうか。

「できることがある=OK」
という認識では、結局のところ本質的には
従来の「できない、わからない」という枠組みを超えることにはならないとも感じています。
視点の量的な転換にはなっても質的な転換には至っていないというか。。。

「できないことの中にもできることがある」
「できないことの中にもその人らしさがある」

私はそう感じています。

クリスティーン・ブライデンさんの
「私は誰になっていくの?」
「私は私になっていく」
という本は内容も素晴らしいですが
このタイトルが示していることも、とてつもなく深い。

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オススメの本

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「私は誰になっていくの?」
「私は私になっていく」

いずれも
クリエイツかもがわから出版されています。
http://www.creates-k.co.jp/books/index.php?searchctgr=7
(タイトルで検索すると詳細を見ることができます)

著者は
クリスティーン・ブライデン
46歳でアルツハイマー病、その後前頭側頭型認知症と診断された方です。

認知症のある方自身が
当事者の声を発信するという活動の先駆けとなった方です。

暮らしの場面で
どんなことに困るのか具体的に記載されていたり
自分自身に起こったことを受けとめる過程において
内面を率直にきめ細やかに描写されています。

私ももう一度読み直してみよう。

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私の好きな物語

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私の好きな物語は
アーシュラ・K・ル=グウィンの
「ゲド戦記」シリーズ
なかでも「帰還」が一番好き。
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/1/110684-.html

一時話題になったアニメ映画のゲド戦記とは全くの別物です。
著者自身が明確に言っています (^^;
「It’s not my book」

原作は本当に素晴らしいです。
私は折にふれ、何回も何回も繰り返し読んでいて
その都度発見があります。

同じ著者の
「西のはての年代記」三部作も好き。
「ヴォイス」が一番好き。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463537/

でも今はもう一度読み直したい。
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167905033

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物語を読む

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私はそんなにたくさん読んでるワケじゃないけど
本を読むのが好きで
でも、平日はなかなか「物語」を読む気にはなれない。

本は常に手元、枕元にあるけど
平日は論理が明確な「意見」「ノンフィクション」系の本を読んでる。

私にとって、「物語」を読むのって
すごく「感覚」と「集中」が必要で
ふだん仕事をしてると
「感覚」を仕事ですごく使ってるから
家に帰ってきてまで使えるキャパシティーがないように感じるのと
「日常」という細々した物理的な「実践」に
乗っからないと「流れない」から
「物語」に入るのも出るにも
時間的・心理的束縛があると
私には難しい…(^^;

ささやかでも
日常の制約から解放される時に「物語」を読んでみようって思える。

「物語」によって
支えられることは、たくさんある。

「物語」は
その時々の自分の在りようによって
異なる深みを響かせる。

自分にとって
大切な「物語」と出会えることは
もう1つの至宝なんだと思う。

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「つくると巡礼の年」を読んだ

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村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」を読んだ。
今さらですが (^^;

真っ向から、私たちへのエールが送られている
そのことをひしひしと感じた。

個人的に
心身ともに、ナーバスでセンシティブな状況にあったので
(敢えて過去形を選択)
よけいに、エールが胸に響いた。

どうしたら、こんな繊細な物語を語れるのだろう。
強さと繊細さを両立させるために
どれだけの孤独な作業を自らに課しているのだろう。

村上春樹はprofessionalだと思った。

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「私の脳で起こったこと」読みました

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そんなこんなで、どうしようかとさんざん迷ったのですが
やっぱり行きたかったので
思い切って行ってきました。
認知症学会@青森

行ってよかったぁ。
身体は辛かったけど。
青森まで行って
どこにも行かずに
美味しいお店もあきらめ
ひたすら座れるように
ランチョンセミナー待ちの列の一番に並んでいたところ
知り合いの医師に会ってしまい
いや、お会いできて嬉しかったのですが
卑しいヤツと思われたかも。。。
いえいえ、そんなことはどうでもよくて (^^;

思い切って行ってよかった一番は
樋口直美さんのお話が聞けたことです。
そして樋口直美さんの本も買いました!
「私の脳で起こったことーレビー小体型認知症からの復活」
http://bookman.co.jp/shop/health/9784893088437/

ぜひぜひ、ご一読くださいませ!

思いっきり反省することも
言われて初めてそうなんだってわかったことも
たくさんありました。

樋口直美さんがご講演の最後に
「この病気になっても大丈夫!
大丈夫なんだということをお伝えしたいと思います」
っておっしゃった言葉がとても胸に響きました。

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面白い本!

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「ピクサー流創造するちから」エド・キャットムル
ダイヤモンド社

おもしろーい!

ピクサーのアニメは大好きだし
スティーブ・ジョブズとの関わりも知りたかったし
ピクサーの「企業文化」にも興味があって購入した本です。

ざっと読んで、今、もう一度じっくり読み直しているところですが
「自分のメンタルモデル」から放たれて
「ありのまま」を観るトレーニングとして
(認識ではなく知覚のトレーニング)
「対象」ではなく「対象でないもの」をデッサンするという
プログラムを導入しているとか。
(こういう方法論は確立されているそうで
そちらも面白そうなので早速Amazonで注文しました)

その他にもどうしたら初期の創造的な起業文化を守れるのか等々
その発想と現実化のための努力の経過が描かれていて
ものすごくinspireされます。
ワクワク (^^)

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