Tag: 番外編

良いお年をお迎えください

私は今日が仕事納め

1年365日リハを提供している施設では
「仕事納め」という言葉など遠く感じられるかもしれませんね。
明日も大晦日もお正月も、働かれる方、おつかれさまです。
今日でひと息つける方も、おつかれさまでした。

振り返ってみれば、今年も怒濤の1年でしたー (^^;
いろいろあったけど、楽しかった。
仕事の範囲が広がって、また一段、成長できた(と自分自身で思ってる)
異なる分野の多用な仕事を同時に抱えつつ、なんとかそれなりの結果も出せてきた
(と自分で勝手に思ってる)
いろいろな方からお声かけいただき、南は鹿児島、北は北海道へお招きいただいて
ちょこっとだけでも観光気分を味わえたり、各地の名産をいただけたのも嬉しかったし
何よりも嬉しかったのは、
あちこちで対象者のために一生懸命働いているたくさんの方に出会うことができたこと。
それは私にとって一番の励みになりました。

本当にどうもありがとうございました。

私も今でこそ、それなりに多様なお仕事を抱えておりますが
臨床1年目のことを忘れることはありません。
「やるべきこと」を書き出して、たった3つ程度のことなのに
四苦八苦してなかなか達成できず、そのタスクメモを見るだけでも辛かったこと。。。
今でもはっきり思い出せます。

継続は力なり。
本当にそうだと強く感じます。

来る年がみなさまにとって
もう一段次のステップに進む年となりますように。。。

寒さも厳しくなってきました。
くれぐれもお身体をお大切になさっていただいて
どうぞ良いお年をお迎えください。

新年は1月4日(木)から更新を再開します。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます m(_ _)m

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潮目が変わる

私は自分に訪れる
モノゴトのタイミングの良さについて
すごくラッキーだと感じています。

必要な時に必要な本に出会うことができたり
人との出会いにも恵まれていると感じています。

時には驚くようなことにも遭遇してきたけれど
結果として自分にプラスになるような出来事だったことが多いかも。。。

たぶん
最近になって
兆しを明敏に感じられるように
日々の暮らしに取り紛れてしまうことが多いけれど
時たまぽかっとした時にふと感じることが多くなってきたと思います。

兆しの意味を読み取ることは難しいけれど

たぶん
脱皮する時期が来たのだと思う。
「何に」
「どこへ」
それはまだわからないけれど

変化を恐れず
外向けのアンテナは高く
心のアンテナは深く

必要な時に必要なことが起こる
それは確信している。

最近立て続けに新たな出会いに遭遇し
自分の抱える仕事を異なる視点から考えることが立て続けに起こり
その渦中にいるから先が見えなくて不安がないわけじゃないけど
変化の時なんだなということは感じる。

もう少し若い時だったら
焦っていたような気がするけれど
今は少し余裕をもって
潮目に目を凝らせるように
少なくともその意思を持てるようにはなってきたかも。

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金沢で勉強

金沢市で開催された第36回日本認知症学会学術集会に行ってきました。

帰途、駅で見かけたペッパーくん、可愛い♡

会期中はあいにくのお天気で、なんと霙混じりの雪まで降ったようですが
時間をみつけて金沢城をちょこっとだけお散歩。
紅葉が綺麗でした (^^)

さてさて、本題のお勉強!

主催者でもなく、講師でもなく、純粋に何の準備も心配もせずに勉強できるなんて
なんて楽しい。
知っていたけど理解できていなかったことや知らなかったことなど
たくさん学べて、消化不良になりそうなくらい学ぶことができて大満足。

一方で、これからの活動について
1人の作業療法士として
認知症疾患医療センター曽我病院の事務局として
神奈川県作業療法士会の認知症対策委員会担当理事として
思うこともいろいろあり、これからの業務に学んだことを還元できるように
できうることならば、それ以上の提案ができるように
そう思いながら帰途につきました。

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役得、役得

ただいま、今週末の研修会準備真っ最中です。
準備全般を担当しているので
なかなかこちらの記事更新ができず
楽しみにしてくださっている方には申し訳ないです。。。

準備をしながら改めて感じたことがあって
それは、
私が主催者として一連の準備もするし、
講師として招かれることもあるし、
一参加者として聴講することもあるし、
という具合にいろいろな立場に立つことができるから
それぞれの立場に立って研修会そのものを観ることができる
というのは、役得だなぁ。。。と感じています。

主催者としての大変さや困ってしまうことも身を以てわかっているから
講師として招かれた時にはどんなに忙しくてしんどい時でも
これだけは守ると決めていることがあります。

逆に
講師の立場としていろいろな主催者の対応を経験していますから
主催者の立場にたった時には、こういうことは気をつけようと肝に銘じていることもあります。

参加者の立場もよくよくわかるから
主催者として会場や準備の段取りや
当日のインフォメーションに気をつけられることもあります。

本当にムダなことなんて何ひとつない。

それぞれの立場を知って
それぞれのお役目に還元できる。
役得、役得。

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対価としてのお金

ボケちゃえば何にもわからない?

以前にも書いたと思いますが
紀伊先生や古澤先生がわずか数分で
今までみたことがないような
こどもたちの動きを引き出していって
しかも、その後再現することがまったくできなかったということ。
親御さんは、こんなにも腕前が違う私たちに対して
同じ時間同じお金を払わなくてはいけないということ。

対価としてのお金

座骨神経痛になり、鵞足炎も起こしてからは、タクシーを利用する機会も増えて
いろんな運転手さんがいるものだということを実感しますが
以前に、プロ中のプロだ!という運転手さんに遭遇したことがあります。
言葉遣いや物腰、対応、運転のしかたが他の人とまるきり違います。
〇〇時までに△△へと言われたら
安全には気をつけるけれど間に合わせるって言っていました。
聞けば、学会等で医師の送迎を予約されることが多いとか。
なるほどーと思いました。

その時に規定通りのお支払いをしたわけですが
こんな時に「おつりはいらないわ」じゃないけれど
カッコ良くチップを渡せるようになったら
そんな大人になれたらいいなーとは思うのですが
まだまだ、そういう風格には至らずに
丁寧にお礼を言うしかできませんでした。。。

余談ですけど
私は今までタバコを吸いたいと思ったことは一度もありませんが
一方で現実の私を知る人にしてみたら
私がタバコを吸ってる姿はどうしたって似合わないって言われると思う。
良くも悪くも。
そんな風にして、似合う似合わないってあると思うんです。

私が年配の経験豊富なプロ中のプロの運転手さんに
安心で快適な車内での時間の対価として
規定のお支払いの他に目に見えるカタチとして感謝を伝える時に
今の私にふさわしい方法ってまだまだ限られているんだということを思い知らされたものです。

後になって
会社宛にお礼のメールをしたり、お手紙を書いたり
そんなことくらいしか、今の私が自然と肩肘張らずにできることが限られてる気がする。

まだまだ器が小さい私です。。。

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念願の竹中大工道具館☆

2年越しの希望がようやく叶いました!
行きたかった「竹中大工道具館」
行ってまいりました (^^)

こちらが入館する時のチケットです。
サイトも、左からすーっとこの鉋をかけていくシーンから始まります。
http://www.dougukan.jp


こちらが上のチケットの裏面

な・なんと
竹中大工道具館は、オール写真撮影OK!
SNSへの掲載も「問題ありません」と即答されました。

そんなワケで写真も撮ってきました。

新神戸から徒歩3分
建物の中に入ると、木の香りが漂っています。

1階から入って
エレベーターもしくは階段で、B1階とB2階にある展示を見学していくことになります。
コンパクトながら、たくさんの展示物があり密度が高い。
今回は体調もあって長くじっくり見学することはできなかったのですが
それでも見学できただけでもとても嬉しかったです (^^)

道具というものにも興味はあるのですが
私がとても興味をもっていたのが、宮大工さんの技と伝承についてです。

西岡常一さんという有名な宮大工さんの本を読み、映画も観に行きました。
今とは全く異なる時代の中で、1000年を経てもなお、堂々と存在している日本古来の建築物。
それらをどのように建て、その過程の中でどのように技を受け継ぎ伝承していくのか
技って、どんなに言語化を追求しても最終的には言葉にできない領域というものがあります。
その部分をどうやって伝えていくのか

私自身の実践と教育という側面から興味をもっていたんです。

新神戸に大工道具はもちろん、古来の宮大工や刀匠の紹介もあると知り
訪問することを考えていた矢先に座骨神経痛になり断念。
今回、ようやく訪問がかない本当に嬉しい。

凄いですよね。
木じゃなくて薄い布みたい。

西岡常一さんの本に
子どもの頃、師匠のおじいさんに、鉋をすっとかけて「こうするんや」って、向こうが透けて見える鉋屑を渡された
とあります。
到達すべきゴール、目標を明確に示し過程を任せる。
幼少の頃から将来の棟梁として育てられたそうです。
身体で覚える。頭で考えるより先に感覚をつかめるように
ということを大切にしていたのかな?と思いました。

また、中国や欧州では
鉋は押してかけるものだということを今回初めて知りました。
館内にビデオもたくさんあったのですが、確かに押して鉋をかけてる!
木の質に合わせ、また日本では繊細な加工を追求するために引いて鉋をかけるようになったのではないか
という説明文がありました。

こちらが西岡常一さんの直筆の資料
背筋がぞくっとしました。

きっちりと丁寧に記載されています。

宮大工たるもの、神社仏閣のみ手がけ自身の家も他の大工に依頼したという
西岡棟梁の仕事に向き合う姿勢が私の身体の奥に響いてきました。

館内の展示物は、実際に触って確かめられるように工夫されていて
(上の写真は展示だけですけど)
あっと言う間に時間が過ぎていきます。
じっくり長時間見学できるようになったら絶対もう一度行く!
と心に決めました。

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認知症をにんちしよう会イベント☆終了

平成29年10月1日(日)に
小田原駅東口地下街ハルネ小田原にて
認知症をにんちしよう会イベントが開催され
神奈川県作業療法士会認知症対策委員会と
認知症疾患医療センター曽我病院事務局として
参加してきましたー!

たくさんの方にご来場いただき
どうもありがとうございました m(_ _)m

わざわざお越しくださったUさんもAさんも
どうもありがとうございました!

この日のために
さまざまな準備を積み重ねてきて
事故もなく大きなミスもなく無事に終了することができて良かったです。

そして
認知症対策委員会のみんなも
事務局のおふたりも
初めての参加だったのに
生き生きとすごく臨機応変に対応してくださってすごかったです。
私も楽しい一日を過ごすことができました。

おかげさまで
ブースの方もどんどん景品もなくなり
ステージ発表も盛り上がり
本当によかった。。。(^^)

詳細については
神奈川県作業療法士会の「県士会活動☆あらかると」に近日中に記事を掲載する予定です。
どうぞご覧ください m(_ _)m

来年もこの時期に開催されるハズです。
みなさま、どうぞ来年はお立ち寄りくださいませ。
お待ちしておりまーす☆

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更新再開は9月25日

いつも「よっしーずボイス」にお立ち寄りくださいまして
どうもありがとうございます。 m(_ _)m

実は私、
来週いっぱい、ちょいと遅めの夏休み?秋休み?をいただきますので
こちらの記事更新も1週間お休みとさせていただきます。
次回の記事更新は来週の月曜日9月25日を予定しています。

おかげさまで
7月、8月、9月と、多岐にわたるお仕事を無事に終えることができました。
(9月はまだ半分残ってるし、やらなきゃいけないことも複数あるのですが
メドは立ってるので後はやるだけだから、気持ち的にはヤマは超えた感なのです)
渦中にいる時には、しんどく感じることもなかったわけではありませんが
結局は、あっという間でした。

お休み期間中も動いているお仕事があるので
遠出ができるわけでもないし、出かけなくてはいけなかったりもしますが
それでも、まずは、お気に入りの温泉で久しぶりにぼーっとのんびりしてきます (^^)

朝晩は、めっきり涼しくなってきました。
季節の変わり目、夏の疲れも出やすい時期です。
どうぞくれぐれもご自愛ください。

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