ホットひといき

 

私は2006年にバリデーションワーカーの資格を取得しました。

自分の公休や有休を使って全額自費で受けた講習だったので

絶対モトをとってやると思いましたし(^^; 

なにしろ、何があっても

バリデーションのことを学びたい、少しでも身につけたい

と必死でした。

休憩時間に飲んだ温かいお茶が

こんなにも心身の緊張をほぐすものなのだと

実感したことを覚えています。

 

 

 

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宝 物

いろいろあるけど

本もその1つ

中でも大切なのが、この2つ

『生命と自由』 渡辺 慧

『暗黙知の次元』 マイケル・ポランニー

どちらもちょっと前の本だけど

私にとっては宝物

文章が美しいから読んでいると心が洗われるように感じる

書かれている内容がとてもとても素晴らしい

いつか詳しく紹介しますね(^^)

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食事摂取は恊働作業

重度の認知症状のある方でも介助だけで食事摂取の様子が変わります。

今までたくさんの方の食べ方が変わるのを目の当たりにしてきました。

舌の不随意運動の激しい方

赤ちゃんのようにちゅうちゅうと吸い込むように食べる方

口のまわりからエプロンまで食塊がびっしりこびりついていた方

なかなか開口してくれない方

どなたも1日1回の食事介助を重ねるだけで食べ方が変わりました。

もっと軽い状態像の方では

コップ1杯のお茶ゼリーの摂取でも変わります。

最初と最後で変わるんです。

過去からの介助という環境への適応の積み重ねが

現在の食べ方なのです。

だから、食事介助という環境をこれから変えていけば

新しい環境に適応して食べ方が変わっていきます。

食事は、対象者の方と私たちとの恊働作業。

その過程を通して

目を見はるほどの能力と特性を知ることができる。

このことを1人でも多くの方に知っていただきたいのです。

 

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口を開けてくれない

口を開けてくれないからといって

歯のすき間から食塊を押し込むように入れるのは基本NG 

開口しにくい方の場合には

口の中に無理矢理食塊を入れるような介助をしていませんか?

無理に食べさせようとはせずに

小さくて平らなスプーンを使って

少しでいいので

食べられるだけ食べられるように介助をすると

段々と開口して食べられるようになります。

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頸部後屈してしまう方への対応

食事時、頸部が後屈してしまう方には

前屈方向へ修正するのではなくて

頸部後屈したままで介助者の前腕などで頭部を支えます。

しばらくすると、頸部が前屈方向へ動くようになるので

その動きを感じたその位置で頭部を支えます。

頸部後屈という状態を修正しようとして

前屈方向へ他動的に動かそうとすると

作用反作用で、ますます頸部が後屈してしまいます。

後屈してしまうという状態を援助するという視点で関わると

前屈方向への対象者の自発的な動きがみられるようになります。

つまり、「直すな、支えろ」ということです。

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上の歯でこそげ落とさない

 

あちこちで

よくよく見かけるのがこのパターン(^^;

口の中にスプーンを入れたら

上の歯でこそげ落としてスプーンを引き抜く。

誰も言葉にしては教えてないのに

なぜ、こんなにも広まっているのだろう?

上の歯でこそげ落とすのはNG

(だって私たち、自分で食べる時にそんな食べ方しないし)

下唇か舌の上にスプーンの背で触れて

対象者の方が上唇で食塊をとりこんだら

そのままスプーンを水平に引きます。

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多くの方のご訪問に感謝

 

みなさま、ありがとうございます。

ウェブ管的知恵袋の「10月の実績」によると

この「月刊よっしーワールド」には

な、なんと、1430件ものアクセスをいただきました。

たくさんの方のご訪問に感謝しております。

どうもありがとうございますm(_ _)m 

と、同時に身も引き締まる思いがします。

これからも訪問してくださる方の

期待をうらぎらないような記事を書いていけるように

ガンバリマス(^^) 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

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使うスプーンもセレクト

使うスプーンも対象者の方に合わせます。

大き過ぎるスプーンは

とりこみの1回量が多過ぎたり

大き過ぎるというスプーンの特性が

口の奥に入れすぎるという動作を誘導してしまうのでNGです。

人によっては

小さくて浅いスプーンが必要です。

ベビースプーンや

100均で売られているティースプーンの中に

安くて使い勝手の良いものがたくさんあります。

詳細はこちらをご参照ください。

OT Tips & PDF「小さくて軽いスプーン」

http://kana-ot.jp/wpm/tips/post/92

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