若年性認知症やFTD(前頭側頭型認知症)のある方には
対応の工夫が必須です。
失語、失行、失認が顕著に出てくることが多いです。
どのような障害がどのような現れ方をしているのか
そこをちゃんと把握できたうえで
能力を活用する具体的方法を提示することが求められます。
対応の工夫は
SDAT(アルツハイマー型認知症)のある方以上に
求められていることを強く感じています。
10月 29 2013
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10月 07 2013
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8月 29 2013
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2月 01 2013
ワーキングメモリが低下していて
後ろにひっくり返されそうに感じて
結果として、座るのを嫌がる方の場合には
後ろにはひっくり返らない…という安心感があれば
スムーズに座っていただけます。
たとえば
職員の片手を背中に当てて
他方の手で動作介助する
…そうすると支えられていることを感じて安心されるので
スムーズに座っていただけるようになります。
私たちはワーキングメモリが機能しているので
「椅子がある」 ということは暗黙の前提条件として
言葉を言い、行動を起こしています。
ですが、私たちにとっては自明の「椅子がある」ことが
認知症のある方にとっても同様に自明のことかどうかは
わかりません。
認知症のある方とのDisCommunicationは
私たちが症状や障害を言葉としてだけではなくて
暮らしの1つ1つの場面にどんな風に投影されているのかを
把握できるようになることで
少しずつ解消されるようになっていくのだと感じています。
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1月 31 2013
認知症のある方は
ワーキングメモリが低下する。
これは誰でも知ってると思う。
大切なのは
ワーキングメモリの低下が
どんな風にふだんの暮らしに影響してるのか
…ということを観察できること。
その上で、どうしたら暮らしをサポートできるのか
…ということを具体的に提案できること。
たとえば
椅子に座るように動作介助した時に嫌がる方も多いのですが
この場合、後ろに椅子がある…ということを忘れてしまっている場合が少なくありません。
認知症のある方にしてみれば
動作介助の場面だけを切り取って理解しているので
後ろにひっくり返されそうに感じて怖くて嫌がっている
…という状態になっているのです。
じゃあ、どうしたらいいのか?
続きは明日(^^)
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11月 28 2012
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3月 16 2012
OTがなにか特別なことを企画して
対象者の方を楽しませたりとか
認知リハやトレーニングをしたりとか
それはそれで要請されていることでもあるけど
一番大切なことが一番疎かになってる
それは、ご本人ご家族にとって
どうしたら少しでも暮らしやすくなるのか
そのためにどういう工夫をしたらいいのか
ということを、具体的に現実的に言語化して伝えること
だと思う。
こんな風にしたらいいですよ
…等というマニュアル本もあふれていますが
Aさんに有効なことが
Bさんには無効なことだっていっぱいあります。
目の前のご本人にとって
本当に有効な方法論でなければ意味がない。
OTは医学的知識をもっている(はずです)
医学的な状態像、知識をもっている医師が
暮らしの困難改善のための具体的なアドバイスをしているのは
少数例だと感じています。
暮らしの困難に直面する介護職の多くは
医学的知識をもっていないので
アドバイスが表面的な方法論のレベルにとどまりがちです。
OTは医学的知識をもっている(はずです)
暮らしの困難が起こる状況の分析をできる(はずです)
対象者の能力と障害と特性を把握できる(はずです)
医学的知識に基づいて暮らしの困難の改善案を
具体的現実的に模索し提案するような 架け橋になれる(はずです)
OTがした場面設定という枠組みの中で
対象者の表面的な言動を観察をするのが仕事ではなくて
そこで表面的にあらわれている言動から
対象者の能力と障害と特性を把握すること
そして
日々の暮らしの困難を改善するために
具体的現実的な対応を言語化すること
一番大切で一番求められているのに
何故か臨床の現場では
疎かにされてしまっていることのように感じています。
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2月 17 2012
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