Tag: リハビリテーション

オススメしない悪手

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たいていの若手OTRが陥りやすくて効果のない手は
OTはあれもできるこれもできる
OTはこんなにすごい
OTの効果説明
…というモノを他職種宛に作成し説明するコト

「だったらやってみせてよ」
この一言で終わっちゃうし

OT場面でこれができた、あれもできたって言っても
それらのことがゴールとどのように関連しているのか
説明できなければ
「よかったね」
で終わってしまう。

対象者がよくなること

OT場面だけではなくて他職種場面でも
目に見える変化としてよくなること

何にも勝る一番良いPRだと思う。

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戦略を考える

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OTなんだから他部門に対しても
直球勝負ばかりしていないで
戦略を考えて長期戦で仕掛けていったらいいんじゃないかな。

花だって、蒔いた種が花開くまで時間がかかるんだし。

本当の変化は時間がかかるし
誰かが何かをちょっと言ったくらいで変わるような組織って
逆に組織としては問題じゃないかと思う。

具体的な戦略については
現在進行形のことについて
ネット上で公開するのは憚られるので(^^;
研修会などの場で直接お尋ねしていただければ
可能な範囲でお答えいたします(^^;

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変化を積み重ねる

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OTはえてして
理想像から現在を引き算して
あれも足りない。これも足りない
って言うけど

去年に比べて良くなってたらそれでいいじゃん。

去年をイチとして
今年がニだったら
頑張った証拠じゃん。
来年サンになったらもっといいし
ゴになったら凄いよね。

他部門に対しても
引き算で現状を見るのではなくて
足し算でプラスを積み重ねていこうよ。

人が変わるのって大変なことだよ。

でも…って言う人は
もしかしたら
人(他部門)を「変える」ことばかり考えていて
「変わる」ことの援助ができていない可能性について
検討してもいいのかもね。

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OTはOTである前に社会人

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OTは、OTである前に社会人
なんだけどな。

他部門の責任者が優先順位が高くないと判断していることを
イチOTが他部門の改善を図りたいって言ったって
そりゃムリだと思う。

逆の立場で考えてみるとわかると思うけど
仮に、イチ看護師に
OT部門として優先していないことを変更しろって
言われたらどう思う?

「患者のため」という錦の御旗を降って言いたい気持ちは
わからなくないけど
社会人としては、その考えはマズイんでないかい。

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チームワークの考え方

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研修会に行くと必ず話題に出るのが
「チームワーク」「多職種連携」

私はOTだけど
OTに対してすごく違和感を感じるのは
話題の出方が決まって
「OTを理解してもらえない」
「OTに協力してもらえない」
という視点なんだよね。。。

そういう視点でいることに無自覚だから
結果として状況改善できないんじゃないかと思う。

連携はOTのためじゃなくて対象者のため

OTが考えるべきは、
どうやってチームに貢献できるか
であって、
どうやってOTを理解してもらえるか
は、ちょっと違うんじゃないんじゃないかなぁ?

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名人芸ではなくて

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作業療法が作業療法として生き残るためには
名人芸にしてはいけないと思う。

般化可能に言語化できないと

感性の課題は大きいけれど
ある程度のトレーニングを積んだ人なら
それ相応の結果が出せるように

認知症のある方への対応についても
現状は適切なトレーニングそのものを受けられなくて
結果として適切に対応できにくい…という現状があるように感じられてなりません。

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願い

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認知症のある方とご家族の
余分な困難が少しでも少なくなるように

そのために
関わる職員が
より有益な試行錯誤ができるように

考え方の枠組みを提示できるようになりたい
と願っています

その時その場のその関係性において
状態も状況も異なるのだから
方法論ではなくて
考え方の枠組みを提示する

方法論を提示するのは
考え方の枠組みを
明確にイメージしてもらえるように

かつて
もがき苦しんでいた過去の私が
知りたいと欲し、なかなか知ることができなかったこと

よりクリアに提示できるように

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暮らしの困難凸凹への対応

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食事中の大声というBPSDに対して薬物療法を求められたけれど
実は食べ方の問題だった
食べ方が改善したら結果としてBPSDも改善した
というケースは決して少なくありません。

同じように
怒りっぽくて困る
暴言・暴力・介護抵抗というBPSDと思われていたことが
コミュニケーションの問題だった
説明と対応を変更したら結果としてBPSDも改善した
というケースも決して少なくありません。

対応の工夫という非薬物療法が効果的である
ということを具体的に示せるようになれば
薬物療法に依存するのではなくて活用するという選択肢を選べるようになります。

作業療法士として
暮らしの困難の凸凹に対して
具体的に対応の工夫を提案できるようになっていきたいと考えています。

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