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徘徊や暴言、暴力、異食や大声等のBPSD(Behavioral and Psychological Smptoms of Dementia:認知症の精神・行動症状)は、ご本人も介助者も困ってしまいます。 タイトルに引かれ …
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「認知症本人と家族介護者の語り」ディペックス・ジャパン NPO 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンが運営するサイトをご紹介いたします。 認知症の家族介護者35名と7名の当事者のインタビューを動画で視聴することができ …
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2013年が始まり、最初の1ヶ月がそろそろ経とうとしています。 今年もナオミ・フェイルさんが5月に来日してバリデーションセミナーが開催されます。 詳細はこちらをご参照ください。 公認日本バリデーション協会http://w …
シンプルかつ効果的で快適な、立ち上がり機器をご紹介します。 その名は、「ステッキレスチェア」 ユニークな発想で開発された素晴らしいトレーニング機器です。 詳細は、(株)OGAさんのサイトをぜひご覧いただきたいと思います。 …
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開口が良い
って言われている方の中に
視覚的被影響性亢進という症状のある方が
少なからずいて
しかも、そのことを知らない職員も
少なからずいるという現実があります。
視覚的被影響性亢進というのは
前頭側頭型認知症の症状の1つで
「眼で見たものに強く影響を受けてしまう」という症状ですが
臨床的には
アルツハイマー型認知症の進行したケースでも
よく見かける症状の1つです。
食事場面でどんな風に現れるかというと
たとえば
食欲がなくても
目の前に食塊がのったスプーンを差し出されたら
開口してしまうというカタチで現れたり。
たとえば
まだ口の中に飲み込んでいない食塊があるのに
開口してしまったりというカタチで現れることもあります。
「食べたいのね」
「食欲があるのね」
「開口がよくて介助しやすい」
などと誤解されることもよくあります。
気をつけないと
満腹感を失わせてしまったり
誤嚥性肺炎を起こしてしまうことになりかねません。
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ずいぶん前のことですが
食事介助をしながら
(お腹いっぱいですか?それとももっと食べられますか?)
って尋ねた時に
「そんなのわからないわよ」
って答えられたことがあって、すごく驚きました。
その方はもともと小食だったそうですが
記録上は、常に100%完食
朝100 昼100 夕100
後になって
他のところでお会いした時に同じように尋ねてみました。
(お腹いっぱいですか?それとももっと食べられますか?)
そうしたら
「そんなに食べられないわよ」
って答えられた。
私はもう一度驚いた。
満腹感を失うことも取り戻すこともできるのだと。
100%完食することが本当に良いことだろうか?
それって、誰にとっての良いことなのだろうか?
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私が子どもの頃には
買い物に同行するお父さん
ゴミ捨てするお父さん
運動会を見に来るお父さんは殆どいなかった。
でも、今お父さんでそういうことをしないという人は
少ないんじゃないでしょうか?
スーパーでは、若い男性だけでなく
家族連れや女性と一緒の中高年の男性も
よく見かけるようになりました。
私が若い時には
女性が一生働くのは当たり前のことじゃなかった。
結婚退職がまだ多い時代だった。
契約社員って
むしろ経済的に余裕がある女性が選べる働き方だった。
本当に時代は変わる。
リハの世界にだって、流行り廃りはある。
でも、その中で生き残るものって本質的なもの。
私が学生の時に主流だったもので
今はほとんど活用されていないものが複数ある。
今、主流となっているもので
将来も活用されているかどうかなんて、わからない。
逆に言えば
何十年か後の将来にも活用されているように
時代の吟味に耐えられるような
本質的な考え方と方法論を見いだして磨き上げていくことが
求められていることなんだと感じています。
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世にさまざまな方法論がありますが
ツールはツールなのに
ツールが万能であるかのように喧伝されるのはどうかと思う。
世の中の多くの動きと同じように
リハの世界にも、流行り廃りがある。
ツールをツールとして活用できることは大切だけど
ツールを目の前の人に当てはめちゃいけない。
目の前にいる人の困難に遭遇した時に
自分の手にしているツールでは対応できないからといって
眼を背けていいのかな?
私は完全には困難の解消ができなくても
困難が少しでも少なくなるような方法を考えたいと思った。
そのツールで目の前にいる人の困難が軽減できないのであれば
軽減できるツールを求めたいと思った。
そして、その過程において
自分の目的としている在りようとの自己検証を繰り返した。
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できることのできかたを良くする
認知症のある方の
さまざまな生活障害やBPSDへの対応の工夫を考える時に
私が重要視している視点です。
生きている限り、必ず能力はあるから
まず、能力を見いだす。
見いだした能力を活用できるように考える。
できることのできかたを良くしていくように考える。
認知症のある方の
手続き記憶を思い出し再学習する
その人自身の能力と特性を否定しない
使役ではなく援助
相互関係論であるICFと矛盾しない
等々の基本的な在りようと
具現化するための視点と方法論として
相互検証を繰り返して
耐え残ったものなのです。
単に良かった、結果が出た…ということではなくて
どこがどんな風に意義があったのか考え続けてきました。
自分はそうしたかった
もっと言うと
自分自身の在りようとして
納得した上で仕事をしたかったんです。
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食べさせても
食べられるようにはならないどころか
逆効果にしかなりません。
無理矢理食べさせられたことによる
ネガティブな感情だけは積み重なっていくし
より一層誤った食べ方を身につけてしまいます。
今まで
さまざまな食べ方の困難を抱えた方に出会ってきました。
口を開けてくれない
ためこむ
吐き出す
口のまわりが食べこぼしで汚れる
うまく口の中に食塊を入れられない…etc.etc.
このような方に
どうやって「食べさせる」のかを考えても
「食べられる」ようにはなりません。
どうしたら「食べる」ことの援助ができるのかを考えれば
「食べられる」ようになります。
栄養をとっていただくために
脱水にならないように
そのための技術が
「食べさせる」「飲ませる」しかなければ
必死になってそうするしかないのだと思う。
「食べることの援助」「飲むことの援助」
という知識があれば
援助という知識と技術を求めることができる。
食事介助の困難改善の第一歩は
自分がどっちを向いているのか
軸足を、視点を、今一度明確に自覚する
…ことから始まります。
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今日は小田原市内にある
介護老人福祉施設 芳徳の郷 ほなみ さんで
「食事介助」に関する講演をしてきました。
介護老人福祉施設 芳徳の郷 ほなみ さんのサイトはこちら。
http://www.shofukai.com
昨年の「認知症のある方への対応の工夫」に引き続き
今年もお招きくださいまして、どうもありがとうございます。
私は、食事介助には本当にリキ入れて関わっていますし
1人でも多くの方に伝えていきたいことなので
このような機会を作っていただけたことに
深く感謝申し上げます。
勤務終了後のお疲れの時間帯にも関わらず
参加してくださったみなさま、お疲れさまでした m(_ _)m
みなさまがすごく集中してお話を聴いてくださったので
私もお話のしがいがありました。
認知症のある方の
介入前後のお食事中の動画を見ていただくことは叶いませんが
本当にたくさんの方の食べ方が良くなるので
そのことは是非1人でも多くの方に知っていただきたいと
思っています。
本当はスプーン操作の実技ができると一番良いのですが…。
特定の施設や団体の主催ではなくて
どなたでも参加できるような研修会が開催される時には
こちらでも告知しますので、是非ご参加をご検討ください m(_ _)m
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どーでもいー話ですが (^^;
私は雷が好き。
稲光の光るさまを見たり
雷鳴が轟くのを聞くのが好き。
近くで雷が鳴ると
部屋の灯りを消して
カーテンを開けて見入っています (^^;
血沸き肉踊る…というか
エネルギーに溢れる…というか
雷鳴轟く中、稲妻光る空を見上げて雨に打たれたいくらい好き。
(絶対危ないから、絶対しないけど)
私が子どもの頃に比べると
雷の回数が減ってるような気がしてちょっと残念。
ひじょーに
どーでもいー話。でした m(_ _)m
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