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徘徊や暴言、暴力、異食や大声等のBPSD(Behavioral and Psychological Smptoms of Dementia:認知症の精神・行動症状)は、ご本人も介助者も困ってしまいます。 タイトルに引かれ …
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「認知症本人と家族介護者の語り」ディペックス・ジャパン NPO 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンが運営するサイトをご紹介いたします。 認知症の家族介護者35名と7名の当事者のインタビューを動画で視聴することができ …
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2013年が始まり、最初の1ヶ月がそろそろ経とうとしています。 今年もナオミ・フェイルさんが5月に来日してバリデーションセミナーが開催されます。 詳細はこちらをご参照ください。 公認日本バリデーション協会http://w …
シンプルかつ効果的で快適な、立ち上がり機器をご紹介します。 その名は、「ステッキレスチェア」 ユニークな発想で開発された素晴らしいトレーニング機器です。 詳細は、(株)OGAさんのサイトをぜひご覧いただきたいと思います。 …
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POSTさんのサイトでおもしろい記事が掲載されていました。
http://1post.jp
「療法士にも通じるイチローの考え方とは」
http://1post.jp/2016/03/21/choukanpost20160321/
先日テレビで放映されて大反響を呼んでるそうですが
確かにおもしろい。
そして、確かに療法士にも通じる部分があると感じました。
人によって、感じたことは違うところもあるとは思いますが
私がその通りと思ったのは
「目に見えてる部分しか言えない人が多い」
です。
「認知症は難しい」「よくわからない」
という療法士の声をよく聞きますが
「目に見えてる部分しか言えない」から
起こっているわけで
だとしたら「目に見えない部分を言える」ようになること
(することの援助)が必要だと考えています。
またイチローの言葉はすごく的確で
「目に見えてる部分しか言えない人が多い」
という言葉には
イチロー自身が説明してるように2つの意味があって
「目に見えてる」ということと「言う」ということの2つで
本来、療法士は「できるようになる」ことの援助が仕事なんだけど
つまり、行動変容の援助をすることなのに
「変えろ」って言うだけの人もいるという…
イチローの立場ではコーチが該当するのでしょうが
私たちの分野では療法士が該当する。
イチローが終始言ってるのは
「身体の使い方」「運動学習」
というリハの分野でも共通していること。
自分の身体だから
自分自身との対話が大切だし、その意味で遠回りこそ意味がある。
対話を大切に十分に行ってきたことになるから。
対象者の心身との
「直接の言葉」や「手を通した言葉」「行動というもう1つの言葉」
による対話。
そこをすっとばして語られる言葉に深みがないのは当然と思う。
異分野の一流の人が違う視点から違う言葉で語っているので
非常に勉強になりました。
記事掲載してくださったPOSTさん、
どうもありがとうございました m(_ _)m
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/2279
来月、小田原市民会館にて
認知症をにんちしよう会主催でシンポジウムが開催されます。
事前申込は不要。
13:30〜15:00 医師の講演と当事者の体験談
15:15〜16:30 各職種によるシンポジウム
と盛り沢山の内容となっています。
是非、ご来場ください m(_ _)m
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/2249
目の前にいる方の
可能性を確信しているから、待つことができる。
小さなことの積み重ねと
その意味を確信しているから
スモールステップを大切にできる。
「食べさせなきゃ食べられるようにならない」
「歩かせなきゃ歩けるようにならない」
「やらせなきゃできるようにならない」
目の前にいる方の可能性を確信できたら
こんな言葉を使わずにすむ。
確信とは、情緒的な盲信ではない。
行動という
もう1つの言葉によって語られている
言葉にならない声を聴くこと。
常識とか
パターンとか
そういう雑音に混じりながらも
消えずに語られている声を聴き分けること。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/2262
講演をした後に
アンケートを拝見する機会もときどきあって
そんな時にすごく嬉しく思うことがあります。
それは
「もっと勉強しようと思った」
「頑張ろうと思った」
という記載を見た時。
頑張って準備をして良かった…と思う。
心底、嬉しい。
講師冥利に尽きます m(_ _)m
だって
もっと勉強する、もっと頑張るという言葉って
自分自身の可能性、そして認知症のある方の可能性を
みつめる言葉だもの。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/2261
POSTさんのサイトhttp://1post.jpに
「食事介助」の記事が掲載されました。
http://1post.jp/2016/03/14/interview_ot_dementia_colum03/
よかったらお立ち寄りください m(_ _)m
・・・追記・・・2016/03/15 21:20
POSTさんのFacebookに
たくさんの方から「いいね!」「シェア」していただき
とても嬉しく思います。
どうもありがとうございます。
スプーン操作を変えるだけで、多くの方の食べ方が変わります。
これからもそのことを一人でも多くの方に伝えていけるように
ガンバリマス!
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/2212
3月11日(金)に
藤沢病院さんで開催された勉強会で講師を務めてきました。
藤沢病院さんのサイトはこちら
http://www.fhp.or.jp
お招きいただくきっかけを作ってくださったSさん
ご担当くださいましたTさん
参加してくださったみなさま
どうもありがとうございました。
終わった後のお話も楽しく有意義なひとときでした。
どうもありがとうございました。
Tさんのお話を聴いて
若い人たちが一生懸命がんばっていることが伝わってきて
とても頼もしく思いました。
先輩のSさんのアドバイスもステキでした。
藤沢病院さんのますますのご発展と
作業療法士のみなさまのますますのご活躍をお祈りしています。
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ときどき
認知症のある方と
一緒に歌っていた歌が
帰宅してからも頭の中でリフレインしていることがある (^^;
時には
合いの手入りでリフレイン (^^;
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3月5日(土)に名古屋熱田区にある労働会館において
愛知民医連リハビリテーション部会さん主催の研修会が開催され
「認知症のある方へのリハビリテーションー障害と能力の把握」というタイトルでお話をしてきました。
お招きくださった担当のみなさま、どうもありがとうございました。
参加してくださったみなさま、お疲れさまでした。
目の前にいる認知症のある方に
何とかして良くなっていただきたいと強く感じていながら
現行の方法論では限界を感じて悩んでいる方が少なくないのは
本当にもったいないことだと感じています。
小澤勲医師の「ケアを感情労働から知的労働に切り替える」
斎藤正彦医師の「科学的で合理的なケア」
をどのように実践していくか…ということが
これから切実に求められるようになってくると考えています。
認知症のある方は
さまざまな脳の病気によって
慢性・進行性に認知症という状態像が引き起こされ
日々の暮らしの困難が起こってくるのだ
という根幹の認識に立ち戻れば
結果として起こっていることへの対応を考えるのではなくて
まず評価・状態把握から始めることの重要性を
実感できるのではないかと思います。
現れ方は、さまざまで
現れ方の意味も、さまざまで
それによっては、対応も全く異なってくるからです。
科学は過去の知識の修正の上に成り立つ学問です。
これから先の未来に向かって
認知症のある方とご家族の
余分な困難を少しでも減らせることが目的なのですから
修正を恐れずに
変化を恐れずに
できることを積み重ねていけたら
と考えています。
最後になりましたが
今回の講演の準備のやりとりにおいて
窓口となってくださったMさんが
いつもきめ細やかにご対応くださったので
何の心配も不安もなく当日伺うことができました。
また、当日の移動時におつきあいくださったSさん、Aさん
お忙しい時間帯なのにご足労いただきご配慮に感謝します。
本当にどうもありがとうございました。
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