昔の宮崎アニメの魅力

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アニメーションとは
ラテン語で霊魂を意味するanimaアニマに由来した言葉で
生命のない動かないものに命を与えて動かす
ということを意味するのだそうです。

私が好きな宮崎駿のアニメは
「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」「カリオストロの城」「天空の城ラビュタ」「もののけ姫」
です。

動きの表現が凄いんですもの。

二次元の表現なのに
奥行き、上下する感覚、スピード感
リズムとテンポがあるから思わず画面に引き込まれてしまう。

動きの表現が
人物の感情や周囲の状況を表現することにもなり
表現と演出が渾然となって物語が進行していく

先週、久しぶりにテレビで「風の谷のナウシカ」を観て
改めてアニメーションの素晴らしさを堪能しました。

アニメーションは単に「絵」じゃないんだということを再確認。
だから、ナウシカの絵はお世辞にも上手いとは言えない。
背景も登場人物も最近の絵と比べたら荒いこと雑なこと (^^;
だけど、そんなことあっという間に気にならなくなっちゃう。

本当に生き生きと動いてる。

絵が動いてるだけなのに
感情がものすごく喚起される。

観てる私の身体感覚にものすごく訴えかけてくるものがある。

アニメーションは表面的な技術だけじゃなくて
実体験がないと技術を活かせないんじゃないかな。
自身の体験と感覚と感情を自分の中に明確に自覚しながら培っていって
その積み重ねで初めて技術を活用できるんじゃないだろうか。
じゃないと大掛かりなハリウッド映画のようなものになってしまって
量的な刺激の大きさ、多さ、あるいはきめ細かさ、綺麗さ
といったものに追従するしかなくなってしまうんじゃないかな。

ナウシカは
環境保護、自然を大切に、自然讃歌
とか、そんなメッセージ映画みたいに捉えられていたこともあったそうですが
痛切な映画だと感じました。ものすごいアイロニーが込められてる。
まぁ、そこに共感する私も私ですが (^^;

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能力に胸がいっぱいになる

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認知症のある方の能力に胸がいっぱいになる

そういうことって
本当によくあります。

食事介助の最初と最後で食べ方が大きく変わった方がいます。
舌で食塊を押し出してしまい食べこぼしが多かったのに
文字通り押し出さずに食べられるようになって食べこぼしもゼロに
それだけではなくて
意思表示としてうなづいているということが明確にわかるようにうなづけるようになりました。

私がしたことは
姿勢を少し変えて
スプーンを小さくして
スプーン操作を少し変えて
それだけ。

あとは、その方がもっていた能力なんです。

埋もれていて表面には出ない
でもちゃんともっていたその方の能力

こんなにわかっていて
こんなに能力があって
だとすると
今までどれだけ頑張って食べていたか。。。

そうなんです。
その方にイマ、ナニが起こっているのか
ということが明確に把握できるようになると
その方がどれだけ頑張っていらっしゃるのかがものすごく伝わってきます。

認知症のある方の能力に胸がいっぱいになります。

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講演@県士会学術部「認知症」

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平成29年2月11日(土)に
ウイリング横浜において
神奈川県作業療法士会学術部主催で
「認知症事例に対するADLの評価と介入〜能力を活かす関わり〜」についてお話をいたします。

認知症のある方のADLへの評価と介入について
的をしぼって3時間話すことができるので私も楽しみです。

もう既にお申込くださった方もいらっしゃるとのことで、ありがたい限りです m(_ _)m

12月のすごく仕事が立て込んでいる時に
県士会サイトでこの研修会のタイトルを見て
「おもしろいことやる人がいるんだ。誰だろう?」って詳細を確認したら
「あら、私だった。。。」
いやはや。。。(^^;

なぜ、認知症のある方の能力を活かすことが重要なのか
どうしたら、認知症のある方の能力を見いだすことができるのか
そのあたりを具体例をもとに「考え方」について説明できたらいいなぁ。と考えております。

たぶん、ここまで言語化して説明してる人は、ほとんどいないと思います。
初めてお話する最新の内容もあります。

「褒めてあげる」「否定しない」「優しく」「怒らない」「受け入れる」
「快適なケアを」「不安や不快の原因を探索」
などという内容ではありません。

障害と能力のプロであり
医学と暮らしの橋渡しとなる知識と技術を実践する作業療法士としての内容です。

今の私に伝えられることは伝えますので
ぜひ、それを職場の実践において試してみてください。

そして、願わくば
その先をさらに積み重ねていっていただけますように。。。
認知症のある方とご家族の余分な困難が少しでも減ることに
寄与できる人が一人でも増えますように。。。

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開催☆「立方体スケール27」@小田原OT

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作田先生、どうもありがとうございましたー!

昨日、1月11日(水)に
小田原駅西口にある国際医療福祉大学において開催された小田原OT勉強会で
昭和大学保健医療学部作業療法学科の作田浩行先生に
「立方体スケール27」についてご講演いただきました !!!

「立方体スケール27」については
作業療法総合研究所 http://ot-lab.org
「立方体透視図模写課題」http://ot-lab.org/cct_s
で詳しく知ることができます。

マニュアルはカラー版ですごく綺麗で目に優しく見やすいです!

だから、マニュアルをダウンロードして読むだけでも
すぐに臨床で使うことができますが
昨日のように作田先生のご講演を直接聞くともっと一気に理解が深まるように感じました。

小田原OT勉強会によく参加される方だけではなくて
初めて参加してくださった方もいらっしゃいました。

本当に作田先生をお招きすることができてよかったです。

どうもありがとうございました!

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講演@県士会教育部:現職者選択研修

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平成29年1月29日(日)に
ウイリング横浜において
神奈川県作業療法士会教育部主催の現職者選択研修(老年期)が開催され
そこでお話をいたします。

私に与えられたテーマは
「地域生活を支援する」「老年期の作業療法実践 トピックス」です。

詳細はこちら
http://kana-ot.jp/wpm/lecture/post/basic-course/h2803

私の作業療法士としてのキャリアの中で一番長いのは老健での勤務なんです。
老健でさまざまな疾患と障害を抱える方にある程度長い期間関わることができ
その過程において学ぶことがたくさんありました。

本を読めばわかることは、本を読んでいただくとして
臨床に役立つような、できうることなら、私だからこそお話できる内容でお伝えできればと思います。
(モチロン、協会からのシラバスがあるのでそこに沿った内容の中で工夫しようと考えています)

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読んでね「OTジャーナルvol.51 No.2」

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三輪書店さんから
1月25日に発刊される「作業療法ジャーナル」2月号の特集に
私の書いた「認知症のある方への対応-能力と障害の把握-」が掲載されます。
(1月号の次号予告でご覧になって既にご存知の方もいるかもしれませんが)

障害と能力のプロである作業療法士が作業療法士として寄与するとはどういうことか
認知症のある方に対して評価をもとにした対応の工夫とはどういうものか
臨床でよく遭遇する、あるあるな場面について記載してみました。

きっと、記載した方法論が役に立つことが多いと思いますが
その方法論が依って立つ考え方をお汲み取りいただければ、とても嬉しく思います。

なぜなら
本当に役に立つのは
方法論ではなくて、考え方なのです。

その考え方をもとに
それぞれの場で展開していただければ
きっと目を見開かされるような体験があるのではないかと思います。

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POST連載「認知症のある方を担当したら その2」

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POSTに私の連載記事が掲載されました。

「PT OT STのための働き方・学び方発見サイト」
https://1post.jp

「認知症のある方を担当したら その2 挨拶でのスクリーニング」
https://1post.jp/1784

初対面の挨拶を単なる挨拶として終わらせることも
貴重なスクリーニングの場として活用することもできます。

詳細は上記URLをクリックしてください (^^)

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申込した?「立方体スケール27」

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みなさま、大丈夫ですか?
もう、お申込はお済みでしょうか?

「立方体スケール27」小田原OT勉強会@1月11日(水)18:30〜20:30

講師は昭和大学保健医療学部作業療法学科の作田浩行先生です。

 

来週月曜日、1月9日13時が申込締切となっております。
今回は通常とは異なり、事前申込が必須です。
お申込忘れのないように必ず事前にお申込ください。

 

お申込・詳細についてはこちらをご参照ください。
http://kana-ot.jp/wpm/lecture/post/4826

なお、既にお申込された方でメールの返信が届いていないという方は
必ず申込方法に書いてある電話番号にご連絡をお願いします。
参加申込受付の確認メールは基本的に3日以内に差し上げています。
まだの方がいらしたら、必ずお電話くださいね。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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