誤学習から離脱できる

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最重度の認知症のある方でも
誤学習から離脱できます。

失われてしまったコトを取り戻すことはできないけれど
誤介助に対する誤学習の結果として
能力が不合理な現れ方をしているのであれば
離脱できます。
正の学習をすることができます。

そのことを伝えたい。

いつかは低下してしまうかもしれない能力だから
できるだけ早く正の学習を促したい。
そして誤学習しなくてもすむような状況が増えることを
心から願っています。

 

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若年性認知症やFTDのある方

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若年性認知症やFTD(前頭側頭型認知症)のある方には
対応の工夫が必須です。
失語、失行、失認が顕著に出てくることが多いです。

どのような障害がどのような現れ方をしているのか
そこをちゃんと把握できたうえで
能力を活用する具体的方法を提示することが求められます。

対応の工夫は
SDAT(アルツハイマー型認知症)のある方以上に
求められていることを強く感じています。

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凄い人は謙虚

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あるところで骨董屋を営んでいた方がいて
その方がおっしゃっていたことなんですけど
「本当に凄い人は本当に謙虚なんだ」

私もそう思います。

 

 

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研修会情報「認知症」

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11月3日(日)に合同会社geneさん主催の研修会が開催されます。
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価」
会場は東京都新富町にある日本印刷会館です。

一般論、抽象論、総論的な話ではなく
具体的にお話させていただきます。

詳細は合同会社gene
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1369386020-794334

同じ内容で
平成26年1月12日(日)静岡会場でも開催されます。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1378271766-570740

 

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スタートライン

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今日は神奈川県老人保健施設協会通所リハ部会さん主催の研修会で「認知症のある方への対応の工夫とその考えかた」というテーマで講演をしてきました。

お招きくださいましてどうもありがとうございました。
お忙しい日々の勤務をやりくりされて参加されたみなさま
どうもおつかれさまでした。

今このページを見ている方の中には
今日の研修会に参加された方もいらっしゃるでしょうか。
だとしたら、嬉しく思います。

もしも、ここで書いていることが
今、切実に困っている誰かの役に立つとしたら
それは今の私が嬉しいだけでなく
過去のもがきまくっていた私にとっても嬉しいことなのです。

いつでも、どこからでもスタートライン

昨日よりも今日
今日よりも明日

私もガンバリマス☆

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能力の専門家

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リハ職は障害の専門家
でもそれってウラを返せば
能力の専門家でもあるってことなんだよね。

とりわけ
作業療法士は能力に関して
医学と暮らしの橋渡しができる専門家。。。のはず。

声高らかにそのことを叫ぶのではなくて
日々の実践を通して
「やってみせる」ことができる専門家。。。のはず。

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能力を信頼する

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最重度の認知症のある方でも
生きている限り能力がある。
私はそのことを信じています。
信じる…ということは盲信する
ということではなくて
実感をもって信頼している
ということなんです。

こうやって書くと
当たり前に思うでしょう?

でも
対応の方法論のベースが
「できなくなった」
「やらないとできなくなる」
である場合がとても多いように感じています。

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能力を見いだす

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能力が不合理な現れ方をしている
のであって
能力がないわけじゃない

だから
現状を修正したり改善したりする前に
能力を見いだすことが必要です。

起こっていることを認識できる
起こっていることの意味がわかる
能力を見いだすために必要なこと

つまり
認知症のある方の問題ではなくて
私たちの問題なのです。

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