12/1(木)の記事の続きです。
なじみの関係というのは
言葉はきれいですけど
要するに相手の情に訴えるわけで(^^;
それもいいですけど
でも、あんまり相手頼みじゃありません?
そういうことがモノを言う場面だってありますが
下手すると
無自覚であったとしても
「リハビリをやらせる」ために相手の情に訴えていた、利用した
…ということにもなりかねないわけで。
こちらが設定した枠組みしか使えないとなると
どうしたって避けては通れない課題となってしまいます。
12月 07 2011
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12月 06 2011
12/1(木)の記事「行為という自発的な場面の観察を」の続きです。
http://kana-ot.jp/wp/yosshi/176
どの疾患による認知症であれ
時や場の見当識が低下してしまった方は
自分がいるここがどこで何をするところなのかが
わからなくなったり、とりちがえてしまいます。
また、リハビリというのは
ある目標達成のために
ある目的をもって
ある一定時間、特別の場で特別のことを
対象者と作業療法士が恊働しておこなうもので
これら二重の前提条件の理解の上に
体操しましょう、歌を歌いましょう、これを作ってみませんか
…ということが成り立つわけですが。
ところが、この前提条件が共有できていないのに
表面だけ、何かしましょう…と言っても
「今はそれどころじゃない」となってしまいます。
もちろん、上手い具合に?取り違えてくれている場合もありますが。
大切なことは
単に、「なじみの関係」づくり…というのではなくて(^^;
障害としての見当識の低下という状態と
その代償を、何を使ってどのようにおこなっているのか
ということを、こちらが適切に把握できているかどうか…であって
どうやったら、リハビリにノってくれるかどうか
…などではないと思うのです。
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12月 05 2011
12/1(木)の記事「行為という自発的な場面の観察を」の続きです。
http://kana-ot.jp/wp/yosshi/176
私には忘れられない体験があります。
こちらが提供する活動に関しては、いつもやんわりとおことわり…。
後のほうの席で見学常連。
こういう方に対して、えてして職員側は
「なにかできることない?」
と現状を否定的にとらえがち。
「活動的になるように」対応策を考えよう
…なーんてことも少なくないんじゃないかしら?
でも、この方はとてもゆったりと中庭を眺めていらっしゃいました。
「鳥がなにかついばんでるから雨があがったんだな…と思って」
そう答えたその方のその時の表情を今でも覚えています。
豊かな場…というのは、1人1人違う。
こちらが設定した枠組みでは見落としてしまうことがある。
詳細はこちらに ↓
県士会サイト> 作業療法の魅力を語る> 作業療法を語る> 「私たち自身の在りようをみつめる」
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12月 01 2011
食事には、
その人の能力と困難と特性が投影されるように
他の行為にも、
その人の能力と困難と特性が投影されてる。
自発的な場面だからこそわかることがある。
こちらが設定したリハやレクの場面では
わからないことがいっぱいある。
だから病棟にいりびたっています(^^)
ふだん対象者の方が過ごす場面を大切にしてる。
病棟の何気ない日課の流れの中で
何にも規制がない場面において、どんな風に応答するのか。
リハやレクの場面では
どうしたってこちらが枠を設定するのだから
設定した枠そのものが
規定する応答というものが存在する。
OTは、その前提をもとに観察してる。
無自覚であったとしても。
でも、それだけじゃ、見落としてしまうことがいっぱいあるのよね。
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11月 30 2011
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11月 29 2011
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11月 28 2011
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