バリデーションをすると
意思疎通や見当識が曖昧だった方が
まさしく現実認識している発言を
自発的にするようになる
…という体験を何度もしています。
それだけの能力をもっている。
もっているが故に混乱もする。
そんな風に感じています。
7月 23 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/497
4月 28 2012
バリデーションってご存知ですか?
まだまだ知らない人のほうが多いと思いますが、認知症(主にSDAT)のある方とのコミュニケーションの方法論です。
私は2006年にバリデーションワーカーの資格を取得しました。
バリデーションと出会えて本当に良かったと思っています。
バリデーションの勉強をするまでは、OTとして「共感」については、それなりに自負している部分もあり、また他者からもそのような評価を受けてもいましたが、バリデーションワーカー資格を取得するスクーリングの過程で「自分は何と浅はかだったのだろう」と、とても恥ずかしく感じたことを覚えています。
認知症のある方との対応の過程において、とても辛い、自己嫌悪に陥る日々もありましたが、学んで以降は本当に自分がラクになりました。
また、バリデーションの勉強をしたからこそ、OTとしての本分も発揮できるようになったと感じています。
私がスゴイなと思うことの1つに、セミナーも本もスクーリングも、始まりが過去の反省で始まるということをあげたいと思います。
「かつて自分も過ちを犯していたが、変わることができた。だからあなたも変わることができる」というメッセージです。
そんな研修に出席したことはありません。
創始者の思いが伝わる始まり方です。
もちろん、バリデーションで全てが解決できるわけではありませんが、対応の根幹を支えるトレーニングになると考えています。
認知症のある方に接する人はもちろんのこと、対人援助職に従事する人全般に知っていただきたいと思っています。
私は、自分の名刺に「作業療法士」だけでなく「バリデーションワーカー」も記載するようにしています。名刺交換した時に、たいていの方に「これは何ですか?」と興味をもっていただけるからです。初対面の方には会話の糸口にもなるし、バリデーションそのものの宣伝にもなるかな?と考えています。
「バリデーションセミナー2012」についての詳細はこちらのサイトをご覧下さい。
「公認日本バリデーション協会」
http://www.clc-japan.com/validation/seminar.html#vali2012
バリデーション創始者のナオミフェイル氏が来日講演されます。
東京では、7/8(日)と7/16(月)に江東区で開催されるそうです。
迷っているなら、あなたの背中、私が押します(^^)
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/400
2月 01 2012
私はバリデーションワーカーの資格をもっています。
実技メインの卒業試験がありました。
合格のレベルに達していれば合格できる。
落とすための試験ではなくて
資格をもって仕事をするに足る
かどうかの判断をするだけだから
再挑戦ができる。
バリデーションワーカーの養成過程において
すばらしさを唱えられた記憶はない。
でも、私はバリデーションは有用だと感じ
絶対、バリデーションワーカーの資格をとって
実践がおこなえるようになりたいと強く願った。
講師は質問があれば、どんなことにも答えてくれた。
提出課題に対するコメントも枝葉末節のことではなかった。
私にとっては
バリデーションそのものを学ぶことができたのはもちろん
トレーニングという体験学習ができた意義も
とても大きかったと感じています。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/274
最近のコメント