Tag: 食事介助

先週の土曜日、2月22日に
神奈川摂食・嚥下リハビリテーション研究会さん主催の
神奈川PDN小田原地区合同セミナーで
食事介助に関するお話をさせていただきました。
世話人をされていたみなさま、お世話になりました。
どうもありがとうございました。
スプーン操作に気をつけることで
認知症のある方でも食べ方が変わる
というお話を中心にしましたが
以前に私のお話を聞いて実践してくださった方が
「本当に変わった」
とおっしゃってくださって
とても嬉しかったです。
施設で勉強会を始めた
…とおっしゃってくださる方もいて
こんな風に少しずつでも
変わっていけばいいなぁ…と思っています。
スプーン操作については
実技での体験、練習が大切だと感じています。
先の話になりますが
4月6日(日)合同会社geneさん( http://www.gene-llc.jp )
主催の「認知症のある方の食べることへの対応」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1386136344-854868
こちらは有料ですが
丸一日たっぷり時間をとってのセミナーが
東京新富町の日本印刷会館で開催されます。
4月9日(水)小田原OT勉強会主催の
「食事介助ースプーン操作体験ー」
こちらは参加費無料ですが
開催時間が限られているため
コンパクトな内容ですけれど
スプーン操作の体験ができます。
詳細については
神奈川県作業療法士会( http://kana-ot.jp )
「講習会・研修会」コンテンツをご参照ください。
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平成26年4月6日(日)
合同会社geneさん主催の食事介助の研修会が
東京の日本印刷会館にて開催されます。
詳細はこちらをご参照ください。
「認知症のある方の食べることへの対応~東京会場~」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1386136344-854868
摂食・嚥下の研修会は数あれど
スプーン操作を学べる機会はほとんどないのが現状です。
お年寄りのケアの現場では
ムセないけれど食事に介助は必要
という方の方が圧倒的に多いにも関わらず。
そして、そのような状態にある方に対してこそ
適切な介助が必要であるにも関わらず。
望ましいスプーン操作、してはいけないスプーン操作
知らない職員の方が圧倒的に多い現実があります。
結果として不適切な介助をしている
職員の不適切な介助に
お年寄りが適切に適応した結果
自らの食べ方を崩してしまっている
という現実があります。
スプーン操作を変えれば
お年寄りの食べ方が変わる。
最重度の認知症のある方でも食べ方は変わります。
脳萎縮がより少ない軽度の方や認知症のない方は
もっと早く変わります。
ぜひ、お越しください。
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「食べる」ことは
誰でも赤ちゃんの時から
最低でも一日3回たいていはもっと多く
毎日繰り返し行ってきた
究極の手続き記憶なのです。
だからこそ
最重度の認知症のある方でも
食べ方を適切に再学習することができるのだと
そう考えています。
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食事介助は
究極のノンバーバル・コミュニケーション
食事という場面において
対象者の方の
食べる能力を発揮できるように援助する
その方の特性を阻害しないように援助する
食事介助をみれば
ふだんの関わりも推測できる
食事介助を適切にできる人は
ふだんの介助もきめ細やか
単に食べさせているような人は
「させる」ことはできても
「する」ことの援助はできない
認知症のある方のケアについて
これだけ、あれこれ言われているのに
食事介助について言われることが少ないのは
食事という場面が
ノンバーバル・コミュニケーションそのものであり
介助の本質が問われる場面だからなんじゃないかな。。。
だからこそ
「食事」という場面が変われば
ケアの現状も変わるに違いない
そう感じているのです。
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詳細が決定したら、改めてお知らせしますが
来年4月、東京で「食事介助」に関する研修会が開催される予定です。
摂食・嚥下に関する研修会は数多くあれど
スプーン操作の実技体験や
スプーンの工夫の考え方
認知症のある方への食事場面の「問題」改善の考え方
など「食べる」こと全般に関する研修会というのは
ありそうでないのが実情です。
リハスタッフの方はもちろん
看護師や介護士の方の参加もお待ちしております。
詳細決定まで今しばらくお時間をくださいm(_ _)m
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来月、9月8日(日)13:00〜16:15
東京都港区にある虎ノ門病院の3階講堂にて
「食べる」ことの援助−今起こっていることと今後への提案−
という研修会が作業療法総合研究所さんの主催で開催されます。
作業療法士でなくても神奈川県以外の方でも参加可能です。
食事という場面は、生命に直結しているにもかかわらず
介護でも看護でもリハ職でも
卒前においても、卒後の研修においても
きちんと学びの場が用意されていないのが現状です。
「飲込みの確認」と「相手のペースに合わせて介助する」
たいていの方はこの2つくらいしか教わっていないのではないでしょうか。
望ましいスプーン操作としてはいけない操作を
教わりましたでしょうか?
指導されなければ、食事の場で何が起こっているのか
わからない。
でも、教えてもらえれば、何が起こっているのか
わかるようになります。
食事介助で困っている方はもちろん
「食べさせる」ことに自信がある方にも
ぜひ、ご参加いただきたいと思っています。
食事は生命に直結している場です。
食事は究極の手続き記憶です。
重度の認知症のある方でも
食事介助だけで食べ方が変わります。
詳細は、作業療法総合研究所
【開催案内】にてご確認ください。
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食事介助をする時に
スプーンにどれだけの量の食塊をのせるか
その都度その都度感じ取りながら介助しています。
1回量が多すぎるそれだけの理由で
食べにくくなってしまうことだってあります。
1回量を適切に調整することで
食べ方が変わることだってあるんです。
スプーンに山盛り食塊をすくいとったり
大きく開口するからって
山盛りスプーンにのせたりしていませんか?
口の中に入れる=食事介助
ではなくて
食べることの援助=食事介助
なんです。
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食事介助は究極のやりとり…ノンバーバルコミュニケーション
もちろん、対象者には何らかの食べ方の困難がある。
でも、その小さな困難を小さな困難として
維持することができるか
あるいは悪循環で大きな困難にしてしまうかは
介助する人にかかっている
対象者とのやりとり…目で観て耳で聴いて手で感じる
それが秀でている人は
究極のノンバーバルコミュニケーションである
食事介助が上手なんじゃないかな。
食べさせるんじゃなくて
食べることを援助できる人だと思う。
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