Tag: 食事介助

スプーン操作はリズムも大事

食事介助のスプーン操作はリズムも大事。

たとえば、こんな風に

(口元でいったん止めて) ピタッ
(相手が開口して)    パカッ
(スプーンの背を当てて)    ピトッ
(ちょっと下方に押す)  グッ

言うは易し行うは難し

何回もトレーニングしてみてください。

 

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「認知症ケア最前線」連載開始

「認知症ケア最前線」という隔月誌で
食事介助に関する連載が始まりました。
私の担当は、76pからの「食事ケア編」です。
http://gurukea.com

よかったらご覧になってみてくださいm(_ _)m

 

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研修会のお知らせ「食事」

まだまだ先の話ですが
平成25年9月に食事に関する研修会が開催されます。

認知症のある方や高齢者への食事介助について
セラピストも看護介護職員も養成過程において
望ましい食事介助の方法やしてはいけない介助方法を
学ぶことがほとんどないのが現状です。

嚥下のことは気にされていても
どのような食べ方をしているのか、把握できていない
スプーン操作をコントロールしないままに介助している
という現実があります。

詳細は4月以降に決定されますが
ADLの最後の砦でもあり
生命に直結している「食事」について
なかなかありそうでない内容
現場で必要な内容だと自負しております。
ぜひ、ご参加をご検討いただければと思います。

詳細はこちらへ
「作業療法総合研究所」

会員(入会・年会費無料)になると
確実迅速に研修会開催情報をゲットできますよ(^^)

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言語化する視点

再現性を高めるためのトレーニングとして
日頃から言語化に努めています。
自分ひとりでもできる方法です(^^)

感覚的にできた方法を
一度言語化してみて
言語化のとおりに身体を動かしてみると
言い足りていない(明確化できていない)箇所がわかる。
さらに言語化してみて
身体がその通りに動くかどうか確認する。

それでもナントナクやってるところがあるのよね。。。

そういう意味でも
他の人に伝えるのってとても重要。
他者が再現できていないところが
私が言語化していなかったところだとはっきりわかる。
自分が見落としていた言語化する視点を教えてもらえる。
ということにもなります。

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食べ方の問題

食事中に大声があって困る
どうしたらよいでしょうか?

という場合には
実は、食事中に何か不快などの原因があって
大声を出しているわけではなくて
食べ方の問題
ひいては、食べさせ方の問題
ということのほうが圧倒的に多いんです。

大声をどうしたら少なくできるのか
大声の原因は何か
…ではなくて
まず、食べ方をありのままに観ることが大切なんだと感じています。

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具体的な検討を

本来、検討する…というのは
具体的に考える…ということだと思うのだけれど
認知症のある方へのケアやリハにおいて
抽象論的なレベルにとどまり
だからこそ声高に叫んだり
共感して盛り上がったりもするのだろうと思うのだけれど
なんだかなぁ…と思ってしまうのです。

目の前の現実を
小さな困難であったとしても
1つずつ改善することが
望まれていることだと思うし
明日の私たちにできることだと思う。

「優しく不快のないように対応します」
と宣言することよりも
まずは、今日、この晩ご飯を
食べやすく介助できる。
宣言するよりもそっちのほうが先じゃないかな。

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食事介助−スプーン操作修正編

手関節を掌屈させ前腕回外を強める。

自分にとっては不自然な身体操作ですが
こうすると対象者はまっすぐに前を向いた状態で
食塊をとりこむことができるようになります。
(対象者の斜め前から介助が可能であるなら
他の方法も選択肢にはいるけど
たぶん、通常は難しいことが多いと思う)

自分にとって
自然な動きというのは
自然だからこそ自覚しにくい。

だから常に自分の身体操作が対象者にとって
不利益な結果となっていないかどうか
確認することが大事だと考えています。

本当は養成過程において
このあたりをトレーニングすべきだとは思いますが
トレーニングされていないことを言い訳にしちゃマズイと思う。

「対象者に寄り添ったケアを」
と言うのならば
大きな理想を抽象論として語ったり叫んだりするのではなくて
まずは日々の小さな現実から見直すことが必要だと思う。

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食事介助−スプーン操作ココロ編

通常、食事介助は真横から行われる。
その位置ではよほど気をつけないと
介助者の身体構造にのっとった自然な動きは
スプーンを対象者の口元に斜めに差し入れることになる。

介助者にとっての自然な動きだから
これでいいのか?という意図がなければ
目の前で起こっている現実に気がつけない。

対象者の顔が自分のほうに向いていて
正面を向いていないことに

気がつけば修正しようとする。

じゃあ、どうしたらいいのか?
続きはまた明日(^^)

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