Tag: コミュニケーション
![IMG_0517](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2011/11/IMG_0517-300x225.jpg)
対応の工夫はとても大事だと思ってる。
でも、それは認知症のある方に対して
どうしたら目の前のAさんに伝わりやすくなるか
ということであって
目の前のAさんをcontrolしたいわけではない。
決して、Aさんに言うことをきかせたり
従えたいわけではない。
そこを誤解している人は
Aさんが何も「問題行動」をしていない時には
Aさんに何の対応もしなかったりするよね。
「問題行動をするAさん」としてAさんのことを見ていて
Aさんが困ったこともする…とは見てないよね。
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![IMG_0443](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0443-300x225.jpg)
食事介助は究極のやりとり…ノンバーバルコミュニケーション
もちろん、対象者には何らかの食べ方の困難がある。
でも、その小さな困難を小さな困難として
維持することができるか
あるいは悪循環で大きな困難にしてしまうかは
介助する人にかかっている
対象者とのやりとり…目で観て耳で聴いて手で感じる
それが秀でている人は
究極のノンバーバルコミュニケーションである
食事介助が上手なんじゃないかな。
食べさせるんじゃなくて
食べることを援助できる人だと思う。
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![IMG_0441](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2011/10/IMG_0441-300x225.jpg)
先日、あるところで講演をしてきました。
要旨としては
日々の暮らしの困難を
ひとつひとつ
その時その場のその関係性において
対応を工夫していくこと
その時の対応のポイントは
その人の能力をいかに見い出し活用できるか
ということを体験談を通してお話しました。
最後に施設長さんがおっしゃった
「個別ケアというのは
ユニットにすることでもなくて
真新しい流行のことをすることでもなくて
三大ケアといわれる日々のケアを深めていく。
それが個別ケアの王道だろう。
そのために勉強が必要なんだ。」
というお言葉がとても嬉しかったです。
私がお話したのは
食事介助と声かけについて
ごく普通のありきたりの場面です。
非日常の楽しさもいいけど
日々の暮らしの困難が
とりわけ余分な困難が
ちょっとでも減ることに寄与できるなら
それは私にとって
とてもとても嬉しいことです。
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![IMG_0944](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2013/01/IMG_0944-300x225.jpg)
たいていの若手OTRが陥りやすくて効果のない手は
OTはあれもできるこれもできる
OTはこんなにすごい
OTの効果説明
…というモノを他職種宛に作成し説明するコト
「だったらやってみせてよ」
この一言で終わっちゃうし
OT場面でこれができた、あれもできたって言っても
それらのことがゴールとどのように関連しているのか
説明できなければ
「よかったね」
で終わってしまう。
対象者がよくなること
OT場面だけではなくて他職種場面でも
目に見える変化としてよくなること
何にも勝る一番良いPRだと思う。
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![IMG_0944](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2013/01/IMG_0944-300x225.jpg)
OTなんだから他部門に対しても
直球勝負ばかりしていないで
戦略を考えて長期戦で仕掛けていったらいいんじゃないかな。
花だって、蒔いた種が花開くまで時間がかかるんだし。
本当の変化は時間がかかるし
誰かが何かをちょっと言ったくらいで変わるような組織って
逆に組織としては問題じゃないかと思う。
具体的な戦略については
現在進行形のことについて
ネット上で公開するのは憚られるので(^^;
研修会などの場で直接お尋ねしていただければ
可能な範囲でお答えいたします(^^;
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![IMG_0944](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2013/01/IMG_0944-300x225.jpg)
OTはえてして
理想像から現在を引き算して
あれも足りない。これも足りない
って言うけど
去年に比べて良くなってたらそれでいいじゃん。
去年をイチとして
今年がニだったら
頑張った証拠じゃん。
来年サンになったらもっといいし
ゴになったら凄いよね。
他部門に対しても
引き算で現状を見るのではなくて
足し算でプラスを積み重ねていこうよ。
人が変わるのって大変なことだよ。
でも…って言う人は
もしかしたら
人(他部門)を「変える」ことばかり考えていて
「変わる」ことの援助ができていない可能性について
検討してもいいのかもね。
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![IMG_0944](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2013/01/IMG_0944-300x225.jpg)
OTは、OTである前に社会人
なんだけどな。
他部門の責任者が優先順位が高くないと判断していることを
イチOTが他部門の改善を図りたいって言ったって
そりゃムリだと思う。
逆の立場で考えてみるとわかると思うけど
仮に、イチ看護師に
OT部門として優先していないことを変更しろって
言われたらどう思う?
「患者のため」という錦の御旗を降って言いたい気持ちは
わからなくないけど
社会人としては、その考えはマズイんでないかい。
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![IMG_0944](http://kana-ot.jp/wp5/wp-content/uploads/2013/01/IMG_0944-300x225.jpg)
研修会に行くと必ず話題に出るのが
「チームワーク」「多職種連携」
私はOTだけど
OTに対してすごく違和感を感じるのは
話題の出方が決まって
「OTを理解してもらえない」
「OTに協力してもらえない」
という視点なんだよね。。。
そういう視点でいることに無自覚だから
結果として状況改善できないんじゃないかと思う。
連携はOTのためじゃなくて対象者のため
OTが考えるべきは、
どうやってチームに貢献できるか
であって、
どうやってOTを理解してもらえるか
は、ちょっと違うんじゃないんじゃないかなぁ?
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