Tag: コミュニケーション

「認知症=集団」
「認知症=レク」
というようなコトをちょっと前まで
言われていたようなのですが
それはどうかなぁ。。。と思う。
集団の中にいれば
今、何をしたらよいのか判断力が低下していても
自分と同じ立場の他者の動きを参考にできて
場面適応的に動きやすい。ということはあるから
集団で実施することのメリットはあるけど
他者との交流を好まない方もいるし
このような文脈で使われる「レク」という言葉は
「レク=ゲーム」という意味合いが強いけど
ゲームにはルールがある
ということを忘れてるんじゃないかな?
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。。。という声をよく聞きます。
そうかなぁ。。。?
難しさはただ単に表面化しやすい
ってことに過ぎないような気がするんだけどなぁ
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お食事の時に
スプーンを噛んでしまう方が
ほとんど噛まずに食べられるようになった。。。
スゴイ!
1ヶ月くらいで変わる。
変わるけれど、この間のご本人と職員の努力に敬服。
ご本人と職員がどれだけ頑張られたか
それが伝わってきます。
それがスゴイ。
そのことが嬉しい。
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BPSD(認知症の精神・行動症状)を
「解決・改善すべき問題点」として把握するのではなくて
「不合理だけれどアウトプット」として
捉えてみるとよいと思う。
BPSDという視点ではなくて
任意の場面で起こった行動として把握する。
必ず、状況とセットで評価する。
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ときどき、研修会なのに
演説会になっている場に遭遇することがあります。
そういうことが必要な時もあるのかもですが
私だったら勉強したくて研修会に出るんであって
声の大きな演説を聞きたいわけじゃない。
具体的に…というのは、私がお話する時に
とても気をつけていることです。
1つ1つの方法論そのものではなくて
1つ1つの方法論が依って立つ考え方を伝えるために
1つ1つの方法論に投影されている考え方を伝えるために
具体的にお話するように気をつけています。
方法論を伝えることは考え方を伝えること
「体験したことは理解する」
なんだよね。
理解したから体験できるんじゃなくて。
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これは私の大好きな言葉のひとつです。
アーシュラ・K・ル=グウィンが書いた
「ゲド戦記」Ⅳ巻で出てくるコケばばのセリフです。
「ゲド戦記」は
いろんな意味で映画が有名になっちゃったけど
こちらが本家本元本物の「ゲド戦記」なんですよー。
「深きは深きを知るもので」
私は、この言葉にどれだけ支えられたか。。。
自分が深まる
自分が高まる
そうすると「出会い」がある。
今、辛い気持ちを抱えながら働いている人もいると思う。
そんな人にガンバレとは言えない。
でも、かつてもがきまくっていた私は今は辛くない。
もちろん、いろんなことは起こるけれど
押しつぶされることはなくなってきた。
そういうこともあるのだということは伝えたい。
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私は過去の失敗体験を痛切に覚えています。
なぜ、あの時何も言えなかったのだろう。
あの時こう言えたらよかったのに。。。etc.etc.
そんな失敗体験も掲載されています。
「神奈川県作業療法士会ニュース No.147」
http://kana-ot.jp/wpm/news/files/2011/07/147.pdf
8-9ページと
「神奈川県作業療法士会ニュース No.148」
http://kana-ot.jp/wpm/news/files/2011/07/148.pdf
10-11ページです。
失敗から学び続ける
目の前に起こった体験から
それがたとえ失敗であれ成功であれ
学ぶことができれば致命的な失敗はしなくてすむ。
致命的な失敗さえしなければ学び続けることができる。
モチロン、失敗を回避しようとして
その時の万全を尽くした上での話だけど。
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作業療法総合研究所さん主催の
「食べることの援助」研修会が無事終了しました〜!
会場をお貸しくださいました虎ノ門病院の方
運営にあたられたスタッフの方
そして「食事」について
重要視されていない現状にもかかわらず
貴重なお時間を割いて参加してくださった方
どうもありがとうございましたm(_ _)m
食事介助は誤解されています。
口の中に食塊を入れることができなくなったから
口の中に食塊を入れてあげればいい
ムセなければOK
ムセるのは対象者の障害で介助方法は無関係
そのように誤解されています。
でも決してそうじゃない。
最も重度の認知症のある方でも
平日一回介助を変えるだけで
食べ方が変わる。
そのくらい「食べる」潜在能力をもっていて
介助する側が知識がないために
潜在能力を発揮していただくことができない
それが現実に起こっていることなのです。
このことを伝える「場」を与えてくださって
本当にどうもありがとうございました。
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