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久しぶりに
Twitterですごくinspireされるツイートに出会って触発されて
この記事を書き出しました (^^;
出会うタイミングも良かったんだと思う。
というのも、ここのところ仕事が立て込んでいて
あんまり物理的にも心理的にも余裕のない日々を送っていて
でも今日、久しぶりに
ほかっとした時間を過ごしていたところだったんです。
自分で言うのもおこがましいことですが
案外、私って事務処理能力があるかも。って思うことがあります。
現実を良い方向へ変える具体的な処理方法を考えて
それが功を奏したり。
(書いてて思うけど自分で言うことじゃないですね)
だけど
本当は、
今何が起こっているかわかる
だから
どうしたらいいかわかる
そして
タイトルをつけることができる
ということなんだと思う。
つまり
私にもしも事務処理能力がそれなりにあるとしたら
それは実は作業療法士として培ってきた能力そのもの
なんだということです。
タイトルをつけることができる
というのは、要約と抽象化という作業だから
事象や体験の概念化ということで
作業療法士としての仕事の延長上はモチロンですが
地道に個人的なブログを書いてきたり、
「よっしーワールド」「よっしーずボイス」を書いてきたことも
ムダなんかじゃなかったかも。。。と思うと
ちょっと嬉しい (^^)
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今年6月18日(土)に
株式会社geneさん主催で
ナース向けセミナー
「ナースのための認知症のある方への対応の工夫と考え方」が
東京で開催されます。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info02/?id=1461049509-041720
内容は
認知症のある方への対応の工夫をどう考えるか
食事介助の基本の体験と実例紹介となっています。
実際にスプーン操作体験ができる研修会って
ありそうでないのが実情です。
適切なスプーン操作ができるようになれば
認知症のある方(ない方はモチロン)の
誤嚥性肺炎はもっと減らせると確信しています。
食事介助は、三大介護の1つでもあり
大変な場面の1つでもありますが
それだけではなくて
認知症のある方への対応の工夫の考え方についても
学ぶことができるのが、このセミナーのウリです (^^)
障害と能力のプロであるリハスタッフが提案し
療養支援のプロであるナースや
生活支援のプロである介護職が
活用・応用・発展させる
というような展開になったらいいなぁ。と思っています。
対象は
看護師・介護職・歯科衛生士・その他 となっていますが
参加できるかどうか心配な方は
主催の株式会社geneさんへお問い合わせになってみてください (^^)
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具体的な方法論の提供の仕方で迷った時とか
具体的な方法論を考え出した時に
一度考え方に立ち戻って相互矛盾しないか検証しています。
私は
認知症のある方は常に能力を発揮しながらモノゴトに対応している。
能力があるから結果として不合理な言動にもなる。
と確信しているものですが
目の前にいる方の状態の把握をふまえて
こんな風にしてみようかな?と考えた時に
能力を活かしている援助なのか
使役になっていないか
見た目に惑わされて能力を否定していないか
いったん自分の中で考えてから
具体的な方法で対応してみます。
望ましい言動がみられた後に
もう一度何が起こっていたのか
言葉にする作業を自分の中で行います。
その言葉通りに
もう一度行ってみて
矛盾や迷いや疑問が出てこなければ
善しとします。
認知症のある方への対応について
あまりにも表面的にどうする、こうする
ということが取り上げられがちのように感じられますが
大切なのは、認知症のある方への視点・基本的な考え方で
それは空理空論なんかではなくて
唱えるだけのお題目でもなくて
本当に、日々のその場その場の具体的な関わりを
支えるために大切なんだと実感しています。
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知識があるから観察ができる。
観察できるから起こっていることの意味がわかる。
ここをすっとばして
自分の引き出しの中から試しにAという方法が合うかどうかやってみる
ということも現場では少なくないようです。
でも
ここで本当によくよく考えないといけないのは
やってみて効果がないならまだしも
やってみたことによって逆効果になる場合もある
ということ。
そのへんにある薬を手当たり次第に飲んでみる
そんなことをする人はいないと思う。
効果がないだけじゃ済まなくて大変なことになるかも
ってわかってるから。
使い方、用い方って怖い。
本当に効果のある、有効なものほど
副作用とか逆効果って強くでるもの。
認知症のある方への対応の工夫や
なかなか食べてくれない方への工夫だって
まったく同じだと思うんだけど。
でも、なぜか
良かれと思って為されることの害悪について
あんまり検討されていないのかなぁ?
と感じたりします。
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「私は誰になっていくの?」
「私は私になっていく」
いずれも
クリエイツかもがわから出版されています。
http://www.creates-k.co.jp/books/index.php?searchctgr=7
(タイトルで検索すると詳細を見ることができます)
著者は
クリスティーン・ブライデン
46歳でアルツハイマー病、その後前頭側頭型認知症と診断された方です。
認知症のある方自身が
当事者の声を発信するという活動の先駆けとなった方です。
暮らしの場面で
どんなことに困るのか具体的に記載されていたり
自分自身に起こったことを受けとめる過程において
内面を率直にきめ細やかに描写されています。
私ももう一度読み直してみよう。
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認知症のある方は
疲れやすいと聞きます。
「疲れたー」
「眼がしょぼしょぼする」
と自覚できることは、とても大切な能力です。
何か作ったりしていたとしても
決して無理させずにお休みしていただきましょう。
身体は疲れてるのに
疲れてるって感じられなくて
そのまま休めずに何か作ることを続けてしまって
後になってぐったりしてしまう方もいらっしゃいます。
どのくらいだったら疲れずに大丈夫なのか
確かめる時には安全パイで確かめるようにしています。
最初は10分程度で
だんだんと時間を伸ばしていきます。
看護介護の記録を参照したり
ふだん過ごしている食堂などでの過ごし方なども観察して
大丈夫と判断できれば
自主トレとしてそれこそ1時間できる方もおられるし
15分でも疲れてしまう方には
疲れる前にこちらから終了を打診する声かけをしたり
その時間でちょうど終わるように材料や設定を準備しておきます。
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熊本地方の地震活動が一日も早く収束し
被災された方々の困りごとが一刻も早く改善されることを
お祈りしています。
このたび
(私にとっては、まだこのたびという言葉の方が実感があります)
座骨神経痛を患い、おかげさまでとても良くなっているのですが
患者という立場になって感じたことや考えたことは
いろいろとありました。
常日頃、使役と援助は紙一重ということを考えさせられている
立場からもいろいろと感じたり考えてもきました。
私が痛切に感じたことは
自分の身体に起こっていることが
自分に一番わからないということです。
痛みや動けない
ということは当然私が一番わかっていますが
その意味とか今身体に何が起こっているのかが
わからない。
良くなっていく時には
右肩上がり一直線に良くなっていくわけじゃない
ということは、仕事柄わかっていたはずですが
それでも焦ったり不安になったり。。。
自分自身への希望を自分1人で持ちこたえるのは
正直かなり難しかったです。。。
いろいろな方に支えられて
希望を持ち続けることができたのだと感じています。
本当に感謝しています。
自分を信じられなくなるということがどういうことなのか
その一端を感じることができたということを
幾分かでも自分の仕事にも還元できればと思っています。
おこがましいかもしれませんが。。。
私の場合には
私の可能性を信じてくれる人がいたということが
私自身が希望を持ちこたえることの大きな支えとなりました。
可能性は
対象者の状態だけで決まるものではない
ということもはっきりとわかりました。
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株式会社geneさん主催のセミナーのお知らせです。
平成28年6月19日(日)
「リハスタッフのための認知症のある方への対応入門
〜評価のすすめ方 東京会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1458206330-035252
平成28年7月17日(日)
「リハスタッフための認知症のある方への評価から対応まで
東京会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1458697576-118908
平成28年8月7日(日)
「認知症のある方への食べることへの対応 大阪会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1460074517-340536
3つ目の「食べること」のセミナーは
今年度大阪会場のみで開催される予定となっております。
よろしかったら是非ご検討ください m(_ _)m
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