Tag: 書字
使う道具の選択も重要。
協調性、巧緻性が低下している方の場合には
HBではなくて、2Bや4Bの鉛筆を使います。
柔らかめの芯が筆圧のコントロールを肩代わりしてくれます。
自分が書いた字がふるえている、曲がっている、書きにくい
…など「文字を書く」という体験は
その都度明確なフィードバックがはいります。
書きにくい、書けなかった…
という失敗体験につながらないように使う道具も選択します。
食事場面を観察しておけば
対象者の方に負担をかけることなく
手指の機能や道具の操作性のスクリーニングができます。
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書くことでは題材選びも工夫します。
脳卒中後遺症のある方には、線や形や五十音の練習もしますが
認知症のある方の場合には、歌詞をよく使います。
大抵の方は、黙読しながら書くので
手続き記憶を活用できます。
同じ歌詞でも
漢字まじりとひらがな中心の2種類用意します。
また、同じ歌詞でも
直接なぞれるものと見本をみながら書きこむ2種類を用意します。
こういう時にパソコンは便利です(^^)
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