心理的疲弊−作用反作用の法則

人間、身体が資本だから
身体的な疲労はあるにしても
対人援助職が心理的に疲弊してしまうのって
どこか今ひとつ援助できていないことも
要因の1つとしてあるんじゃないかな?

ある意味、割り切ってしまって
そんなの考えようともしないような人たちは
心理的に疲弊することすらできない。

一生懸命な人ほど
どうしたら真に援助できるのか
真に援助するとはどういうことなのか
考えながら実践に励み、現実との間で疲弊してしまう
悪化が良貨を駆逐する…というような現実は哀しい。

一生懸命な人が遠回りしないでもすむように
疲弊する前に
希望をもって働けるように
「よっしーワールド」「よっしーずボイス」が
少しでも役に立てばいいな…。
高望みし過ぎかな…。

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「 OT Lab 」知ってる?

うっわー!
おもしろそう!

「 OT Lab 作業療法総合研究所 」

サイトもカッコよくて見やすい〜!
あら?
3月に研修会があるんだ。

「臨床で役立てるための学位論文の読み方ー文献の批判的吟味入門ー」

これってセラピストにとっては地力を養う基礎となる
とっても重要なこと。
一度は学んで
日々実践して
それからまた話を聴くと
さらに気がつかされることもあって

学んだことのない方にとっても
ブラッシュアップ を図りたい方にとっても
きっと有益な研修会になると思う。

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キレイごとでもまわる

キレイごとだからこそモノゴトまわる

「ちゃんとした食事介助は時間がかかる」
って言われたことがあってビックリしたことがあるけど
ちゃんとした食事介助は時間だって短縮される。
(切り替え時だけは時間はかかるけど
それを乗り越えたら質的にも量的にも改善される)

対応の工夫だって然り。

効果のある対応は、能力を見いだすことに始まる。
無根拠な信仰としてではなく
現実を根拠として信頼するに値すること。

効果のないキレイごとは単なるたわごとだけど
効果のあるキレイごとは
その人自身をエンパワメントするだけでなく
援助者をもエンパワメントする。

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毛糸をどんな風に渡すか

「丁寧な段階づけの工夫を」

の記事でも段階付けについて少し書いていますが
毛糸モップで毛糸を渡す時に
どんな風にOTRが毛糸をもって
どの向きで毛糸を渡すか…によっても
認知症のある方の工程の理解のしやすさは
まったく異なってきます。

能力は
状況によりけり
程度によりけり
で発揮されるもの

そういうことが本当に理解できていれば
「こう結びつけて」などと
何回も言語指示を出そうとは思わなくなります。

「何回説明しても工程の理解ができない」
というのは
もしかしたら
「何回も説明が必要なほど工程を場面設定で工夫して伝える
ことができていないOTRの力量不足」
という現実が投影されているのかも?

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合同会社geneさんの研修会

1月20日(日)
まだ日陰には雪が残っている東京で
研修会の講師をしてきました。
参加してくださった方、どうもありがとうございました。
「リハスタッフのための認知症のある方への評価と対応」
主催は名古屋にある合同会社geneさんです。

そうです。
昨日書いた記事は、合同会社geneさんの方々のことなんです。
今回、geneさんのご依頼を初めてお引き受けしたのですが
そのやりとりの過程において対応が早い!的確!丁寧!

実は、当初いただいた研修会のタイトルが
「認知症の対応と評価」だったので
私は認知症というコトに対しては何もできないけど
認知症のある方に対してなら私にもできることがある。
言葉は概念を現すものだから大切に扱いたいと言って
タイトルの変更をお願いしたら即応してくださいました。
そればかりでなくて、geneさんのHPの研修会PR において
「新しい視点で認知症のある方を理解する」と
ちゃんと「方」という表記になっていたんです。
私の言ったことを本当に理解して受けとめてくださったんだ
…ということが実感できてとても嬉しかったです。

当日は配布資料や会場運営までスタッフの方が常にきめ細やかな対応をされていて「参加者のためになる良い研修を!」という意図がブレることなく細部にわたって実践されているのが本当によくわかりました。
代表の張本さんにもお会いすることができたのですが
「私にとっての臨床はセミナーだから」
とおっしゃった言葉の意味が一層明確に理解できたように感じました。
「先生がどれだけご苦労されたかよくわかります」
というお言葉までいただいたのですが
今まで講演して「わかりやすかった」「よく理解できた」
と言われたことはありましたが
私の実践での努力まで受けとめてお声かけくださった方は初めてです。
ご自身にそのような経験がなければ出てこないお言葉だと感じました。

『 合同会社gene 』
http://www.gene-llc.jp

代表の張本さんのお言葉をぜひ読んでみてください。
溢れる思いが伝わってきます。
価値ある研修会を主催しようという心意気が隅々まで満ちています。
ぜひ、お立ち寄りください。

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なんて幸せ!

優秀で志の高い方たちと
一緒にお仕事できるのは、とてもありがたく幸せなことです。

対応が迅速で的確。
これってなかなかできそうでできないことです。
その上、向いてる方向がブレてない。

相手のため…と言いながら
いつの間にか、自分のほうを向いてる人も多いけど

目的は一貫して対象者。
ブレはない。
スッキリくっきりブレてない。

ほんと、凄い!
思いっきりinspireされました。

そんな凄い方たちと巡り会えて
私はなんて幸せなんだろう。。。(^^)

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梅の花はまだ蕾

去年の今頃は満開だったような。。。
今年は、梅の花はまだ硬く蕾を閉じたままです。

昨日、東京に行ったら
雪がまだ残っていてびっくり。
今夜からまた雪が降るとか降らないとか

みなさまご自愛ください。

 

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プロの養成

例えば
レスキュー隊の養成過程は
過酷な状況においても人を救出することができるように
知識と技術と体力をトレーンングされる
そして必ずクリアすべき条件が設定されている。
クリアできなければふるい落とされることだってある。

プロとしてのスタート地点に立てるかどうか
トレーニングした上で判断される。

OTはどうなんだろう…?

「実習では、OTの素晴らしさや楽しさを教える」
と言ってる人たちは
学生がOTとしてスタートラインに立てるかどうか
トレーニングした上で判断している、できているのだろうか?

卒前の養成よりも卒後の養成に力点がシフトして
でも現実問題、協会の加入率は低下し
個々の職場での養成だって職場任せになっていて
その人たちはこういう現実を
OTという国家資格の質の担保をどう考えているのだろうか?

自分や自分の大切な人が
対象者の側にまわった時にどう感じるのか
…ということを考えたことがあるのだろうか?

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