声で威圧しない

私が講演をした時に
「声がいい」
「声がすっと頭の中に入ってくる」
という感想を寄せられることがあります m(_ _)m

そういう感想はとても嬉しくて
というのも
声で参加者を威圧しないように
声で参加者をcontrolしないように
気をつけているからなんです。

職業柄、「声」にはとても気をつけています。

私は、対象者の方をcontrolしたいんじゃない。
私は、研修会参加者をcontrolしたいんじゃない。

それぞれの場で
自分の目で見て
自分の耳で聞いて
自分のココロで感じて
自分のアタマで判断してほしい

実は、無自覚のうちに
controlされたがっている人は少なくない 。
と感じています。

でも、私が声を届けたいのは
他者をcontrolしまいとして、苦しんだり困ったりしている人

私の講演やこのコンテンツが
そのような人の支えにほんのちょっとでもなれば
私はすごく嬉しい。
かつて、もがき苦しんでいた過去の私はすごく嬉しい。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/811

退院支援・家族支援その4

これらの過程は「いきもの」だから
パターン化した対応や
後手にまわった対応では
効果的な援助ができにくい。

あるべき理想論をふりかざし
他職種のマイナスを批判したり要求するのではなくて
自分が所属する施設の人的リソースを的確に把握し
「関係性において」自分ができることを遂行する。

「いきもの」だから
自分が適切なことを行えれば
結果も状況もそしてまた過程も変わる。

変化をおそれず
変化を敏感に察知して
過程から学び対応する。

こんなに面白く勉強になることはない。ですよー (^^)

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/818

退院支援・家族支援その3

OTは対象となる方の作業遂行から
能力と困難と特性を把握することができる。

OTとしてのこの特性は
退院先やご家族の現状把握にも活用できます。

評論家としての立場ではなく
「援助する」「役に立つ」立場に立って
具体的にコメントすることができます。

それは、ご家族にとって最も必要とされていることです。
同時に、チームにとっても貢献することができます。

その結果として、OTを必要としてもらえます。

その積み重ねで、OTを理解してもらえます。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/817

退院支援・家族支援その2

私は退院支援には積極的に関わっています。

当院認知症治療病棟にはご家族の面会が多いので
具体的に退院の話が出る前から
ご家族の方と積極的にコンタクトをとるようにしています。
「リハビリのよっしーと申します。」
「今日はこんなことがありました。」
「こんな作品を作られました」etc.etc.

退院の方向性が出たら
退院先が施設であれ自宅であれ
Dr.やPSWやNsと方針を立ててCMや施設職員やご家族と面談します。

方針を立てる・共有する
って、ところが一番大事だと思うけど
あんまり実現できていないんじゃないだろうか?
方針抜きでパターン化した情報提供になっていることって多いんじゃないだろうか?
と感じています。

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/816

退院支援・在宅支援

認知症のある方の
退院支援・在宅支援を考える時に
欠かせないのは家族評価

ご家族だって
生きてきたように年をとっているし
ないものねだりはできない

一方的にこちらが情報を提供するのではなくて
ご家族の強みを活かして
できることを積み重ねていくことが大切だと思う

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/815

嬉しいことの実感

ちょっとずつ、ちょっとずつでも
確実にタッグを組んでいける実感

それってすっごく嬉しいこと

よーし、がんばろうって思えるもの

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/814

スプーン操作はリズムも大事

食事介助のスプーン操作はリズムも大事。

たとえば、こんな風に

(口元でいったん止めて) ピタッ
(相手が開口して)    パカッ
(スプーンの背を当てて)    ピトッ
(ちょっと下方に押す)  グッ

言うは易し行うは難し

何回もトレーニングしてみてください。

 

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/813

「認知症ケア最前線」連載開始

「認知症ケア最前線」という隔月誌で
食事介助に関する連載が始まりました。
私の担当は、76pからの「食事ケア編」です。
http://gurukea.com

よかったらご覧になってみてくださいm(_ _)m

 

Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/810