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徘徊や暴言、暴力、異食や大声等のBPSD(Behavioral and Psychological Smptoms of Dementia:認知症の精神・行動症状)は、ご本人も介助者も困ってしまいます。 タイトルに引かれ …
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「認知症本人と家族介護者の語り」ディペックス・ジャパン NPO 健康と病いの語り ディペックス・ジャパンが運営するサイトをご紹介いたします。 認知症の家族介護者35名と7名の当事者のインタビューを動画で視聴することができ …
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農家の90歳のAさん。 車いすに座っているけど移動するのでフットプレートに足をのせてほしい。 そこで職員が言った言葉が「オミアシヲアゲテクダサイ」 Aさんは足をあげることができませんでした。 接遇は、とても大事だと思いま …
2013年が始まり、最初の1ヶ月がそろそろ経とうとしています。 今年もナオミ・フェイルさんが5月に来日してバリデーションセミナーが開催されます。 詳細はこちらをご参照ください。 公認日本バリデーション協会http://w …
シンプルかつ効果的で快適な、立ち上がり機器をご紹介します。 その名は、「ステッキレスチェア」 ユニークな発想で開発された素晴らしいトレーニング機器です。 詳細は、(株)OGAさんのサイトをぜひご覧いただきたいと思います。 …
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じゃあどうしたらいいのか
おひとりおひとりの食べ方は異なっていますが
ポイントは「感覚」です。
感覚入力そのものは正常に入力されていることが多いので
感覚をもっと活用する
能力を把握して活用できるように介助する
オーラルジスキネジアがあっても
失行があっても
誤学習があっても
より合理的な食べ方ができるようになります。
ご本人と介助者にとって
負担の少ない方法で食べられるようになります。
このような食事体験は食事場面にとどまらず
情緒的な安定をもたらします。
正確には。。。
余分な不安感や混乱を減らすことができるのです。
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「予防給付の見直しと地域支援事業について」という資料が公開されました。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000027993.pdf
国が描いている介護予防のデザインがわかります。
そして、資料からは厚労省の中で連携が機能していることを感じました。
資料を読んで感じたことは
行政がさまざまなサービスを連携させていこうとしているのに
自分がそれらのサービスの存在を知らないと
自分の立ち位置を見誤ってしまう可能性があるということ
連携を叫んできた私たちが
サービスを受ける立場から見た連携を
扱いそこねてしまう可能性があるということです。
これから、ますます情報収集の必要性が増していく
そんなことを感じました。
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もちろん、
必要な栄養や水分を摂っていただくことは重要なのですが
「食べ方」を把握した上での最低限の担保として
摂取を優先した介助をしているという認識をしないままに
「食べられる」ことを選択してしまいがちです。
このような、その場しのぎの方法に頼り過ぎていると
今はよくても、じきにその方法では通用しなくなってきます。
ご本人に過剰努力、過剰代償を強いている方法なので
過剰努力、過剰代償をできるだけの能力が低下したときに
次の手を打てなくなってしまう
ご本人も介助者もよけいに困ってしまうという事態を招いてしまいます。
何よりも
食べてはいるけれど
過剰代償を用いての食べ方なので
ご本人が違和感を抱き続けている
困惑や混乱を抱えながら
「食べている」という状況にいるということを知っていただきたいと思います。
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「食べたくない」
「食べるのがイヤ」
「食べることに不安や不快がある」
わけではなくて
「食べたいけれどどうやって食べたらいいのかわからない」
「食べようとして
使えるはたらきで代償して食べようとしている」
場合が少なくありません。
ところが
介助者がこの現状をわからなくて
能力と障害を適切に把握しないままに
表面的になんとか「食べる」ことを優先した方法で
提供してしまうと
そこに誤学習が入りこみ
「食べ方」のパターンがよけいに崩れてしまいます。
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FTDや若年性認知症のある方でも
オーラルジスキネジアが出る場合が実はかなり多くて
SDATのある方の場合よりもさらに注意が必要なんです。
SDATのある方のオーラルジスキネジアは
「食べる」という口腔のはたらきについて失行の要素がからんでくることは少ないように感じています。
FTDや若年性認知症のある方の場合には
「失行」と「誤学習」がからんでくることがあります。
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診断名がSDATで
オーラルジスキネジア のある方の場合には
舌の前の方を
スプーンの背で
下方に
軽く圧を加えるように介助すると
比較的スムーズに食べていただけるようになることが多いです。
基本的なスプーン操作を徹底する。
利き手の骨折の場合には
非利き手で食べられるかどうか検討する。
早く自力摂取に戻れるように
食事介助が必要になってしまった体調不良を
一日も早く改善できるような援助が必要です。
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オーラルジスキネジアのある方は
ご自身でお食事を食べている場合には
食べ方の困難はほとんど表面化しません。
だから、たいていの場合には
「食事は自立」「食事は問題なし」と判断されます。
ところが、自力摂取していた方が何かの理由で
例えば、手の骨折や肺炎などの体調不良によって
一時的に食事介助が必要になると
「とても食べさせにくい」と感じることになります。
なぜなら
今まで気がつかなかったけれど
顎や舌が勝手に動いているから。
気がつく人は、ここで初めてオーラルジスキネジアの存在に
気がつくことになります。
けれど、まだ気がつけない人は
「食べ方が下手になった」と判断し
「体調不良のせい」「認知症の進行のせい」
と判断してしまいがちな現状があります。
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オーラルジスキネジアのある方には
疾患に関わらず認知症がある程度進行してくると
かなりの割合で出会うことになります。
ここで私は
オーラルジスキネジアの原因探索を考えたりしません。
オーラルジスキネジアがあったとしても
暮らしやすくなるように…ということを考えます。
そこで一番気をつけなくてはならないのが
食事なのです。
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