1回量の大切さ

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食事介助をする時に
スプーンにどれだけの量の食塊をのせるか
その都度その都度感じ取りながら介助しています。

1回量が多すぎるそれだけの理由で
食べにくくなってしまうことだってあります。
1回量を適切に調整することで
食べ方が変わることだってあるんです。

スプーンに山盛り食塊をすくいとったり
大きく開口するからって
山盛りスプーンにのせたりしていませんか?

口の中に入れる=食事介助
ではなくて
食べることの援助=食事介助
なんです。

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暑い。。。

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連日の猛暑。
まさしく、ほぇ〜〜〜な感じです。

みなさま、くれぐれもご自愛ください。

ほんのちょっと気持ちだけですけど
見た目だけでも涼しさを。。。!

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対応の工夫の誤解

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対応の工夫はとても大事だと思ってる。
でも、それは認知症のある方に対して
どうしたら目の前のAさんに伝わりやすくなるか
ということであって
目の前のAさんをcontrolしたいわけではない。
決して、Aさんに言うことをきかせたり
従えたいわけではない。

そこを誤解している人は
Aさんが何も「問題行動」をしていない時には
Aさんに何の対応もしなかったりするよね。

「問題行動をするAさん」としてAさんのことを見ていて
Aさんが困ったこともする…とは見てないよね。

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食事介助は究極のやりとり

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食事介助は究極のやりとり…ノンバーバルコミュニケーション

もちろん、対象者には何らかの食べ方の困難がある。
でも、その小さな困難を小さな困難として
維持することができるか

あるいは悪循環で大きな困難にしてしまうかは
介助する人にかかっている

対象者とのやりとり…目で観て耳で聴いて手で感じる
それが秀でている人は
究極のノンバーバルコミュニケーションである
食事介助が上手なんじゃないかな。
食べさせるんじゃなくて
食べることを援助できる人だと思う。

 

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嬉しかったなぁ。。。

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先日、あるところで講演をしてきました。
要旨としては
日々の暮らしの困難を
ひとつひとつ
その時その場のその関係性において
対応を工夫していくこと
その時の対応のポイントは
その人の能力をいかに見い出し活用できるか
ということを体験談を通してお話しました。

最後に施設長さんがおっしゃった
「個別ケアというのは
ユニットにすることでもなくて
真新しい流行のことをすることでもなくて
三大ケアといわれる日々のケアを深めていく。
それが個別ケアの王道だろう。
そのために勉強が必要なんだ。」
というお言葉がとても嬉しかったです。

私がお話したのは
食事介助と声かけについて
ごく普通のありきたりの場面です。

非日常の楽しさもいいけど
日々の暮らしの困難が
とりわけ余分な困難が
ちょっとでも減ることに寄与できるなら
それは私にとって
とてもとても嬉しいことです。

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オススメしない悪手

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たいていの若手OTRが陥りやすくて効果のない手は
OTはあれもできるこれもできる
OTはこんなにすごい
OTの効果説明
…というモノを他職種宛に作成し説明するコト

「だったらやってみせてよ」
この一言で終わっちゃうし

OT場面でこれができた、あれもできたって言っても
それらのことがゴールとどのように関連しているのか
説明できなければ
「よかったね」
で終わってしまう。

対象者がよくなること

OT場面だけではなくて他職種場面でも
目に見える変化としてよくなること

何にも勝る一番良いPRだと思う。

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戦略を考える

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OTなんだから他部門に対しても
直球勝負ばかりしていないで
戦略を考えて長期戦で仕掛けていったらいいんじゃないかな。

花だって、蒔いた種が花開くまで時間がかかるんだし。

本当の変化は時間がかかるし
誰かが何かをちょっと言ったくらいで変わるような組織って
逆に組織としては問題じゃないかと思う。

具体的な戦略については
現在進行形のことについて
ネット上で公開するのは憚られるので(^^;
研修会などの場で直接お尋ねしていただければ
可能な範囲でお答えいたします(^^;

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変化を積み重ねる

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OTはえてして
理想像から現在を引き算して
あれも足りない。これも足りない
って言うけど

去年に比べて良くなってたらそれでいいじゃん。

去年をイチとして
今年がニだったら
頑張った証拠じゃん。
来年サンになったらもっといいし
ゴになったら凄いよね。

他部門に対しても
引き算で現状を見るのではなくて
足し算でプラスを積み重ねていこうよ。

人が変わるのって大変なことだよ。

でも…って言う人は
もしかしたら
人(他部門)を「変える」ことばかり考えていて
「変わる」ことの援助ができていない可能性について
検討してもいいのかもね。

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