Category: よっしーずボイス(ブログ)
「ラジオ体操第一」が
手続き記憶として残っている方は多いものです。
リハ職が考えた体操が
どんなに良いものであったとしても
体操できて初めて言えること
「ラジオ体操第一」が
手続き記憶として残っているように
「みんなの体操」が
これから手続き記憶として残っていけるように
「みんなの体操」を使ったらどうだろう?
今利用している施設に終生いるかどうかはわからない。
たとえ、施設や病院を変わったとしても
「できること」があるように
元気で新しいことも覚えられるうちに
「みんなの体操」をおこなってみる。
日本中の施設病院で取り組めば
たとえ認知症が進行しても
利用施設を変更しても
変わらずに「できること」を担保できる可能性がある。
今のお年寄りだけでなく
中高年の方にとっても
もっと若い職員にとっても
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(ご自身の胸を叩きながら)
「あんたと話すと筋が通ってくる」
よかったなーと思うし
ちょっと相当うれしい(^^)
だって
私は、安心させたり、笑わせたり、楽しませたり
そういうことがしたいんじゃない。
そういうのは
結果としての感情だから。
私は、結果を目的にしたいんじゃない。
筋が通った考え方ができるようになって
その結果としての感情だもの。
もちろん、結果としての感情を共有できるのはうれしいけど
筋の通った考え方ができたと
その人自身が感じたこと
その援助ができたこと
それがうれしい。
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「ちぎり絵の工夫」がこれだけ閲覧してもらえてるので
基本的すぎるかも。と思いましたが
再確認の意味でも書いてみようと思いました。
今日、書くのはきっとたくさんの方が
すでに、実践されていることだと思いますが
たとえば、大勢で体操する時にどんな風に座っていただくか
ということです。
進行役との距離(物理的距離)の遠近によって
身体模倣ができるかどうかが異なってくるということは
よくあることです。
視力や聴力はもちろんですが
理解力という面や集中力の持続性でも
困難な方は、なるべく進行役の近くの席に
認知症のある方は
「今、体操をしている」
ということを忘れてしまうことも
よくあります。
物理的距離が
「伝達」と「理解」のそれぞれを
明確化し、増幅することに関与します。
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「○○してはいけない」って言うのと
「△△しなさい」って言うのと
同じことだと思うのよね。
同じことの裏返しなだけで。
そういうのって、結局は行き詰まるんじゃないかと思う。
お互いに窮屈で。
唯一無二の方法論なんてないし。
それよりも
こんな風に考えてみたらどう?
こういう方向性でやってみたら?
っていう、もっと緩やかな枠組みが示せればいいんだと思う。
それにしても
こういう「標語」「スローガン」がもてはやされる
ということは
逆に言えば
私たちが無自覚のうちに
「自由から逃走」してるのかなぁ
…なんて、思ったりもして。
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今や常識的に言われている
「認知症のある方の言うことを否定してはいけない」
あまりに常識的に言われるので
ご家族の方もよく知っておられます。
でも
否定はしないけれど
そんなこと言われても…とか
否定しちゃいけないなら
なんて答えたらいいの?…って
すごく疑問に思い、不安にも感じておられる方が
大勢いらっしゃいます。
そういう疑問や不安な気持ちを
ぶつけられた方もまた大勢いると思う。
その時に何て答えていますか?
答えにつまった…という体験をした方も
きっと少なくないと思います。
その現実が意味することは、何なのでしょう?
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認知症のある方に
何かを説明しようとして
真っ正面から向き合うのは大切なことですが
結果としての一件落着を求めてしまうのはどうかと。
「あぁそうか」
「わかった」
「ありがとう」
という言葉が出なくてもいい。
一件落着を目的としたがゆえに
相手を逆に追いつめてしまうことだって
あるんじゃないかと思うのであります。
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かなり長い間
「ちぎり絵の工夫」という記事が
『人気記事』 にランクインし続けていて
私としては
ちょっと意外な感じが…
記事で書いたことは
「作業療法」の基本中の基本なので
こんなに長くランクインするとは
予想もしていませんでした。
でも、逆に言えば
誰もが教わってきた
「作業選択」や「段階付け」「場面設定」を
臨床の中での具現化と結びつけるということが
確実に、読んでくださる方のニーズにある
ということなのですよね…。
これからも
花も実もある毒もある(^^;
だけではなくて
読んでくださる方のニーズにも合致するような
そんな記事を書いていけたら…と思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
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実践の場では
「カン」も大事。
もちろん、カンだけじゃどうしようもないけど。
肝心なことは
考えて決めてる猶予がない。
そんな場面だって結構ある。
以前に何かの本で
「カンというのは、無意識下での論理的思考の発露」
というのを読んだこともありますが。
カンを磨くのには
1人でもできる方法と
1人じゃ決してできない方法がある。
「現場100回」
私たちにとっても同じだと感じています。
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