Category: よっしーずボイス(ブログ)

「どこがわからないの?」
実習生に対して私はこんな風には問いかけません。
「どこまでわかった?」
私が問いかけるとしたらこういう風に問います。
私にだって
わからないことが無数にあって
だからこそわからないことをわかってはいない。
わからないことを自覚しろ
…っていうのは論理的に無理かと(^^;
でも
わかっていることなら明確に言語化できます。
ただ単に
わかっているつもりになっていたことなら
言語化が曖昧になります。
どこがわからないポイントなのか
それを把握するのは指導者の役目だと考えています。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/757

当院は電子カルテ化されて
多職種との情報交換・共有がとても円滑になったけれど
スキマ情報って観ていない人が記載することはまずないから
必ず直接やりとりすることも重ねています。
逆に
観てくれる人がいることを願って
スキマ情報も必ず記載するようにしています。
敢えて
こちらからスキマ情報を直接提示してもいます。
(受け取り方は人それぞれ。ですけどね)
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/756

意図した目的の答えではない答えから
ホントのことがわかるヒントになったりする。
そういうスキマ情報って
とっても大切。
直接的な答えだけではなく
間接的な「情報」を積み重ねていくと
ご家族の人となりや暮らしぶりや
医療・保健・福祉サービス提供者との関係性が
かいま見られることって多々あります。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/755

ご自宅に帰る方なら
家族評価は大事
直接的な言葉のやりとりだけではなく
OTは変化球を投げられるから
能力と困難と特性の情報を積み重ねやすい
ないものねだりはできない
対象者の方だけでなく
ご家族に対しても言えること
ご家族ができること
得意なパターンの把握は援助に役立つし
困難の把握は批判するためではなくて
ご家族の困難を補うために必要
変化球も投げられる
OTのこの特性を活用できると
とても有効だと感じています。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/754

ずいぶん前に
誰かに教えてもらったか
何かで読んだ言葉です。
「わかる」には段階がある
最初は
起こっていることを説明されればわかる
次に
起こっていることを説明できるようになる
それから
起こることを予測できるようになる
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/753

OTとして、退院支援には積極的に関わっています。
心がけていることは
退院させるのではなく
退院後の暮らしの支援をするのだということ。です。
ご自宅に帰る方も
もといた施設に戻られる方もいらっしゃいます。
それぞれの場でよぶんな困難がなく
暮らせるように。。。
退院先での暮らしの支援
OTにはそれができると思うし
また、必要とされていることでもあると思うのです。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/751

ぶっちゃけ、働いていればいろいろあるでしょう?
時には、腹立たしいことも起こるでしょう?
そんな時に私が実行している方法です(^^;
まずは、口角を上げる。
声を出したい気分の時には口唇を閉じたまま。
気持ちが落ち着いてきたら
口唇を開いて笑い顔を作ります。
笑い顔に「なる」んじゃなくて「作る」んです。
人間、不思議なもので
笑い顔のまま怒ることって、できないんですよねー。
感情のコントロール云々とか深呼吸とかよりも
私にはこっちのほうが効くかな(^^;
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/746

誰にだって
信頼する人はいると思うけど
顔見知りだからその人を信頼してるわけじゃないし
知ってる人だから、その人の言動を信用するわけじゃない。
人それぞれに
信頼のモノサシがあって判断してるんだと思う。
違うかな?
認知症があろうとなかろうと
その人のモノサシに叶うかどうかが問われているのであって
使われるモノサシは、その人の価値観そのものだから
相手の価値観を斟酌して体現することができて
あるいはその過程そのものの積み重ねが大事だと思う。
SDATアルツハイマー型認知症のある方は
その場の応答はかなり保たれる場合が多いし
DLBレビー小体型認知症やFTD前頭側頭型認知症のある方は
状態像の把握とそれに基づいた対応が問われる
その目的は、なじみの関係作りなんかじゃなくて
その人に対して適切に対応することができるようになるために
状態像を把握できるようになることなんだと思う。
その過程は、より深くより的確に…という意味では終わりはないよね。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/745
最近のコメント