Category: よっしーずボイス(ブログ)

合同会社geneさんの研修会

1月20日(日)
まだ日陰には雪が残っている東京で
研修会の講師をしてきました。
参加してくださった方、どうもありがとうございました。
「リハスタッフのための認知症のある方への評価と対応」
主催は名古屋にある合同会社geneさんです。

そうです。
昨日書いた記事は、合同会社geneさんの方々のことなんです。
今回、geneさんのご依頼を初めてお引き受けしたのですが
そのやりとりの過程において対応が早い!的確!丁寧!

実は、当初いただいた研修会のタイトルが
「認知症の対応と評価」だったので
私は認知症というコトに対しては何もできないけど
認知症のある方に対してなら私にもできることがある。
言葉は概念を現すものだから大切に扱いたいと言って
タイトルの変更をお願いしたら即応してくださいました。
そればかりでなくて、geneさんのHPの研修会PR において
「新しい視点で認知症のある方を理解する」と
ちゃんと「方」という表記になっていたんです。
私の言ったことを本当に理解して受けとめてくださったんだ
…ということが実感できてとても嬉しかったです。

当日は配布資料や会場運営までスタッフの方が常にきめ細やかな対応をされていて「参加者のためになる良い研修を!」という意図がブレることなく細部にわたって実践されているのが本当によくわかりました。
代表の張本さんにもお会いすることができたのですが
「私にとっての臨床はセミナーだから」
とおっしゃった言葉の意味が一層明確に理解できたように感じました。
「先生がどれだけご苦労されたかよくわかります」
というお言葉までいただいたのですが
今まで講演して「わかりやすかった」「よく理解できた」
と言われたことはありましたが
私の実践での努力まで受けとめてお声かけくださった方は初めてです。
ご自身にそのような経験がなければ出てこないお言葉だと感じました。

『 合同会社gene 』
http://www.gene-llc.jp

代表の張本さんのお言葉をぜひ読んでみてください。
溢れる思いが伝わってきます。
価値ある研修会を主催しようという心意気が隅々まで満ちています。
ぜひ、お立ち寄りください。

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なんて幸せ!

優秀で志の高い方たちと
一緒にお仕事できるのは、とてもありがたく幸せなことです。

対応が迅速で的確。
これってなかなかできそうでできないことです。
その上、向いてる方向がブレてない。

相手のため…と言いながら
いつの間にか、自分のほうを向いてる人も多いけど

目的は一貫して対象者。
ブレはない。
スッキリくっきりブレてない。

ほんと、凄い!
思いっきりinspireされました。

そんな凄い方たちと巡り会えて
私はなんて幸せなんだろう。。。(^^)

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梅の花はまだ蕾

去年の今頃は満開だったような。。。
今年は、梅の花はまだ硬く蕾を閉じたままです。

昨日、東京に行ったら
雪がまだ残っていてびっくり。
今夜からまた雪が降るとか降らないとか

みなさまご自愛ください。

 

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プロの養成

例えば
レスキュー隊の養成過程は
過酷な状況においても人を救出することができるように
知識と技術と体力をトレーンングされる
そして必ずクリアすべき条件が設定されている。
クリアできなければふるい落とされることだってある。

プロとしてのスタート地点に立てるかどうか
トレーニングした上で判断される。

OTはどうなんだろう…?

「実習では、OTの素晴らしさや楽しさを教える」
と言ってる人たちは
学生がOTとしてスタートラインに立てるかどうか
トレーニングした上で判断している、できているのだろうか?

卒前の養成よりも卒後の養成に力点がシフトして
でも現実問題、協会の加入率は低下し
個々の職場での養成だって職場任せになっていて
その人たちはこういう現実を
OTという国家資格の質の担保をどう考えているのだろうか?

自分や自分の大切な人が
対象者の側にまわった時にどう感じるのか
…ということを考えたことがあるのだろうか?

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結果として起こることの目的化

あちこちで起こっているような気がします。。。
結果として起こることを目的化する。
う〜ん…

たとえば
実習指導において「実習は楽しくなくちゃ」
たとえば
臨床場面では「認知症のある方の笑顔を求める」

もちろん、実習は辛いほうがよいとか
認知症のある方が泣いたっていい
…なんて言ってるわけじゃありません。 念のため。

実習では、まずは、規定されている到達目標に
学生が達するように援助することがSVの本来の目的なんだし
(学生が楽しいと感じるかどうかは学生の自由であって
SVがcontrolすることじゃない。)
認知症のある方だって、状況認知が明確になったが故に
笑顔がなくなり表情が不安そうになることもあります。
でも、笑顔があったって状況認知が低下している状態と
いったいどちらが「よい」のかは…本当に難しいことです。

結果として起こることを目的化して
本来の目的が揺らぐようであれば
それは本末転倒のそしりを免れえない…と思います。

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努力はムダにはならない

私が卒業して1年目。
準公務員的職場だったからお給料は。。。
必死になって研修に出たり本を読んで勉強しまくりました。
(お金が足りなくてパンの耳食べてたこともある。。。マジで(^^;

だって対象者やご家族の立ち場だったら
まったく同じ時間で同じお金を払うのに
誰だって腕の良いセラピストに担当してもらいたいですよね。

もっと良くなるはずなのに
私が担当したばかりに良くならなかったら申し訳ない。
だから必死だった。

お金も時間もエネルギーも
随分使ったけれど、だからこそ身についたこともある。
そして、努力の積み重ねのある言葉とそうでない言葉は
ちょっと聞けばすぐわかっちゃうんだよね。

今、必死になって頑張っている人は
もしかしたらとてもそんな風には思えないかもしれないけれど
努力は決して自分を裏切らない。

寒さ全開!の今日この頃ですが、お互いガンバロー!

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まず、具体的に伝える

ご家族の方に対応のポイントを伝える時には
Aさんの場合には、こんな風にするとよいです。
…という風に具体的にお伝えするようにしています。
再現できるように…

抽象的なことや一般論は
もう本を読んだりしていてて知ってるんだよね。
でも、それじゃあ日々の暮らしには役に立たない。

具体的に伝えて
具体的に再現していただいて
それから「意味」や「考え方」を伝えると
応用の幅も広がりやすいようです。

その過程において
私もトレーニングされるんだよね。
その過程が積み重なっていって
より深く「意味」や「考え方」がわかるし
だからこそ具体的な方法論のバリエーションも増える
(正確には思いつけるようになる。かな?)

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研修のお知らせ 1月20日(日)

「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価」
〜東京会場〜

平成25年1月20日(日)10時〜16時
主催は合同会社geneさんです。

詳細はこちらをご参照ください。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1355153395-406296

ご参加お待ちしておりますm(_ _)m

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