Category: よっしーずボイス(ブログ)

OTLab第1回研修会のお知らせ

私は「OTLab作業療法総合研究所」に入会しています (^^)
先日、第1回研修会の概要のお知らせが届きました。

うわー行きたーい!
と思ったのですが
平日は本業に勤しみ、休日はその他もろもろで手一杯
3月10日(日)昭和大学で開催される研修会に出席できそうにありません。。。
ホントに残念。。。

もし、参加を検討されている方で迷っているなら
ぜひぜひ、ご参加ください!
臨床最前線で働いている人にとってこそ必要な内容だと思います。

詳細はこちらへ
「OTLab作業療法総合研究所」

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第14回神奈川県作業療法学会開催まであとわずか

3月になり、陽射しもだんだんと暖かさを増してきました。
冬を迎えた時には、インフルエンザやノロウイルスが流行していて戦々恐々としていましたが 、おかげさまでどうやら無事に春爛漫の季節に突入できそうです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
本日は、学会広報部長としてインフォメーションをさせてくださいm(_ _)m

来月4月21日(日)に小田原駅西口にある国際医療福祉大学で
第14回神奈川県作業療法学会が開催されます。
詳細は学会HPをご参照ください。

演題発表される方は必ず「演題発表される方へ」>「演題発表者へのご連絡」をご確認ください。

また、本学会では託児室を開設いたします。
本日3月4 日(月)〜3月22日(金)までお申し込みを受け付けております。
詳細は「託児室案内」をご覧ください。

最後になりましたが
神奈川県士会の会員作業療法士は学会参加事前登録をお願いいたします。
こちらも3月22日(金)までの受け付けとなっております。
http://kana-ot.jp/kotc/top/registation

学会当日に小田原でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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修正しない!援助する!

私の考え方の基本です。

食事介助でも
移動介助でも
声かけでも

「修正しない・改善しないで援助する」

つまり、「直すな助けろ」

修正する・改善する…ということは
あるべき像から現状をマイナスで見る
今じゃいけない…という視点に立っていることです。

援助する…ということは
現状を否定しないという視点に立っています。
今でいい。
でも今よりラクにできたらもっといい。
今よりもっとできたらさらにいい。

極論に聞こえるかもですが
身体のはたらきには、その人の歴史が集約されていると考えています。
(後日、説明しますね)
そう考えたら、修正なんてできないです。

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言語化する視点

再現性を高めるためのトレーニングとして
日頃から言語化に努めています。
自分ひとりでもできる方法です(^^)

感覚的にできた方法を
一度言語化してみて
言語化のとおりに身体を動かしてみると
言い足りていない(明確化できていない)箇所がわかる。
さらに言語化してみて
身体がその通りに動くかどうか確認する。

それでもナントナクやってるところがあるのよね。。。

そういう意味でも
他の人に伝えるのってとても重要。
他者が再現できていないところが
私が言語化していなかったところだとはっきりわかる。
自分が見落としていた言語化する視点を教えてもらえる。
ということにもなります。

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食べ方の問題

食事中に大声があって困る
どうしたらよいでしょうか?

という場合には
実は、食事中に何か不快などの原因があって
大声を出しているわけではなくて
食べ方の問題
ひいては、食べさせ方の問題
ということのほうが圧倒的に多いんです。

大声をどうしたら少なくできるのか
大声の原因は何か
…ではなくて
まず、食べ方をありのままに観ることが大切なんだと感じています。

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上肢を使った立位訓練

身体は総体としてはたらいている

だから
上肢を使った立位訓練をおこないます。
この考え方は決して新しいものではありません。
むしろ、昔ながらの考え方だと思います。

けれど
臨床的にはとても効果的で
なのに
臨床的にはあまり活用も重要視もされていないように感じています。

身体は目に見えて動いている部分だけがはたらいているわけではない。

上肢を動かすことによって
下肢のはたらきも変わります。

望む動きを怖がってしようとしない時には
無理強いせずにサポートをします。
その積み重ねで怖がらずにおこなえるようになってきます。

「筋力低下」という言葉は本当によく聞く言葉ですが
実際には、「筋力低下」ではなくて「はたらきの低下」
によるものが少なからず含まれていると感じています。

(了)

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できかたを良くする

できないことをトレーニングするのではなくて
できていることのできかたを良くする
その過程において
関連しているはたらきが他の能力として表面化してくる

歩けないけど
かろうじて立てる
そういう時には、歩き方ではなくて
立ち方をよくするトレーニングをする
そうすると、かろうじて歩けるようになってくる
そこで、歩き方をトレーニングする

これは、過去に立ち上がりと座り方のトレーニングの記事でも書きましたが、身体面でも認知面でも対応についての私の基本的な考え方です。

もう1つ、私の基本的な考え方があります。
それは「身体は総体として働いている」
というものです。

(もう少し続く)

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立ち方の再学習

立位訓練…っていうと
立位保持10秒…なんてことをイメージする方もいるかもしれませんが、私はそんなことはしません。

私たちが立つことができるのは
常にバランスをとり続けることができる。ということです。
ただ、棒のように突っ立っているわけではなくて
細かな重心移動を常におこなうことができる。
結果として立つことができている。

つまり、立ち方の再学習…重心移動の練習をします。
よくやるのは、上肢を動かし足で身体を支えるという体験の提供です。

その方の立てる範囲で立っていただき
立ちきれない部分はフォローしながらおこないます。
すぐに座れるようにプラットフォームマットの端で膝裏を支えたり
時には背部と臀部を壁で支えながら立ったり
前から膝を固定しながら私の方に手をおいていただいたり
立てる状態で立ちながら
その状態で上肢を上下や前後に動かしながら立っていただきます。

介助立位での重心移動の体験を提供します。
SDATの方でHDSーRヒトケタの方でも動作誘導でおこなえる方は多いものです。

(続く)

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