Category: よっしーずボイス(ブログ)

先手の対応=イメージがある

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対応が後手にまわるってことは
表面に現れている困難事、つまり
「既に起こっていること」をどうにかしよう
という視点で考えているということ。

先手の対応は
「こうなる」「これならできる」という
イメージがあるということ。

どんなに丁寧に優しく接しても
対応が後手にまわっていると
行動変容は起こらない。

認知症のある方の
能力と困難と特性が把握できれば
「こうなる」「これならできる」というイメージは
ある程度の幅をもって浮かび上がり
だんだんとその幅が明確に狭くなっていく。

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悪いことをしないように

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もちろん善意なのはわかってるけど
「良かれ」と思って対応すると
いつのまにか自分のスローガンの実践になりかねない。
そうは思ってなくても
いつの間にか、からめとられてしまいがち。

むしろ
相手に悪いことをしないように
って心がけると良いと思う。

悪いことって
人それぞれによって違うから
相手をちゃんと観るようになるから。

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実習で痛切に感じたこと

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思いだけじゃ、気持ちだけじゃ
役に立てないどころか、逆効果で迷惑をかけるだけ
って、痛切に感じた。

それは本当によかったと思ってる。

実現したいコトがあるなら
それを支える裏付けとしての知識と技術が必要なんだと。

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心身同時のリハ

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たとえば
骨折後など認知症のある方に身体面のリハが必要な時に
身体面のリハは同時に認知面のリハでもあって
分離できなかったりする。

心身同時のリハによって
身体能力も引き出せるし
認知や疎通の能力も引き出すことができる。

埋もれている能力ならば。

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能力のスゴさ

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認知症のある方と接していて
思い知らされるのは、能力のスゴさ。

失われたものを取り戻すことはできないけれど
埋もれているだけの能力は表面化することはできる。

ただ
表面化する過程において
認知症のある方も、私たちも、どちらにも努力が必要で
その恊働の結果
表面化した能力には目を見張らされるし
恊働の過程があるからこそ、信頼もしていただけるのだと思う。

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小さくてもその人のループを

ちょっと待った

小さなループであってもいいから
その人が環境を感知し認識し意図し働きかける
そのループがループとして完結するように

たとえ、大きなループであっても
こちらの意図に従わせているだけでは
その人のループではないもの。

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一見良さそうに見えること

我慢のしどころ

一見良さそうに見えることに
私たち自身が喜んでしまうと
かえってそれを助長してしまうことって結構ある。

本当は無理して頑張って過剰適応してるのに

日課への適応や
職員のお手伝いや
周囲への気遣いある言動など
いわゆる「良い人」って「良い」ことだからこそ
「問題」認識しづらかったりする。

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本当に有効な予防的対応はわかってもらえない

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本当に有効な予防は
わかってもらえない。

予防。。。つまり未然に防いだのですから

起こらなかったことはわからない (^^;

でも
認知症のある方とご家族の困りごとが
少しでも少なくなるのであれば嬉しいし

それに
何か起こってから対応するんじゃなくて
事前に先手を打てるように対応を考えて実践すると
自分自身のスキルアップに確実につながります。

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