Tag: 状態把握
タイトルを考える機会があると
言語化ひいては概念の明確化の良いトレーニングになると思う。
たとえば
私だったら、このブログのタイトルとか。
ケース紹介する時の
「〇〇と△△による生活障害を来しているAさん」とか。
学生さんだったら
レジュメのタイトルとか。
認知症のある方の暮らしの困難はさまざまだけれど
その方の生活障害を端的に言語化するような
トレーニングをしておくと良いと思う。
端的な表現を考える過程を通して
「評価の確認」と「まとめ」の
自己フィードバックの機会になると思う。
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声かけの重要性について
否定する人はいないと思います。
でも、じゃあ声かけの何にどんな風に気をつけたらいいか
って具体的に検討されているようで
あんまり検討されていない。ように感じています。
丁寧に。。。とか、敬語をつかって。。。とか
そのくらいで。
対人援助職としては当然だと思いますけど
認知症という状態像によって起こる
障害への配慮が必要で
そのための声かけの工夫って
もっと具体的に検討されていいのではないかと考えています。
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観察できなかったのは
知識がないために注意を向けられなかったところだから
その時に知識を確認しておくと定着すると思います。
こうなるとやっぱり教科書的な本が手元に必要
先人達の努力の集積は、ものすごいから
たいていのことは既にどこかで誰かが指摘してる。
それらの知識に触れると
目の前で起こっていたことが明確にわかる
目の前で起こっている現実と
基礎となる知識とを
行きつ戻りつして結びつけた「観察という経験」は
血肉となって忘れない。
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観察できていない時には
腰を据えて腹をくくって観察する
でも
観察ってなかなかできそうでできなかったりする
注意を向けることができてないんだもの
見れども見えず
落とし穴にはまってる
そういう時には
観察したことを言語化してみる
言語化したものを実践してみる
その実践と目の前にいる方の言動とが
ズレているところが見落としているところだから
ズレがどこなのか、何なのかに気をつけて
もう一度観察すると
見落としていたところを観察できるようになる
良き指導者や先輩がいなくても
自分1人で観察力を磨けるようになる方法
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判断だけある。。。てことは
臨床的には実は案外多かったりする (^^;
知識があるから注意を向けることができる
注意を向けられるから観察できる
観察できるから判断できる
判断できるから工夫ができる
困ったり迷ったりした時には
ひとつずつ前に戻ればよいと思う
工夫できない時は判断できてないから
判断できてない時は観察できていないから
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カンって、訓練できる部分もあるんじゃないかな
。。。と思う。
認知症のある方と接していて
フッと思いつくことがあったりして
答えが先に浮かんできて
あれ?何でそう思ったんだろう?
って後から考えたりして。
でも、それって実は
論理的に合理的に観察と思考を繰り返してきた体験の積み重ね
をベースにしてるんじゃないかと思う。
「カンは無意識下の論理的思考の発露」
って言葉もあるもんね。
(ある小説の主人公の言葉です)
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認知症のある方への対応について
評価が適切に行えていないと
何がよくて何が不適切かわからないまま
結果オーライになってしまいがち。
それだって
マズイ結果よりは良いかもしれないけど
でも、たまたま、うまくいったとか
認知症のある方が合わせてくれた、とかだと
今は良くても早晩そのやり方では通用しなくなる
という時期がいずれ訪れる。
もっとマズイのは
その時の認知症のある方の過剰適応が
後々マイナスの状況となって現れること。
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認知症のある方への対応の工夫で
非薬物療法=〇〇療法、△△療法、□□療法 だけ
と思っている人が少なくありません。
どんな認知症の、どの状態の方にも効果的な万能な
〇〇療法なんてものは存在しません。
私はバリデーションを学んで本当に良かったと思ってる。
でも
たとえば
DNTC びまん性神経原繊維変化病で舌突出の激しい方や
CBD 皮質基底核変性症で原始反射のある方に
安全にラクに食べられるような介助方法は
(無理矢理食べさせて誤嚥を引き起こすこともなく
無理はダメと言って脱水や低栄養を引き起こすこともなく)
バリデーションや他の〇〇療法からは導き出されない。
それらは他のことに効果がある。
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