NHKのHPでみかけたこの記事。
TVのニュースでもみました。
「認知症が影響 エアコン操作間違え熱中症に」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150921/k10010243811000.html
記事には
認知症のある方ご本人の言葉として
「リモコンの操作はよく分からない。
教えてもらってもボタンをあちこち押してしまう」
とあります。
また、ご家族の工夫として
エアコンのボタンに色をつけたり、
イラストで詳しく使い方を書いてあるノートも放映されました。
この「説明」「援助」は
認知症のある方には難しいなぁ。
私だったら
違うアドバイスをするのに。
と思いました。
ボタンがいっぱいあってわからないから
あちこち押してしまうように
文章がいっぱい書かれていると
何が書かれているのか文字は読めてもわからない
丁寧に書かれているほど、わからないんじゃないかしら。
たくさんの実物のボタンとノートの説明と
対照しながら理解するのは難しいんじゃないかしら。
でも、リモコンを操作しようとしてボタンを押すことはできる。
ただ、どのボタンが何を意味するのかわからない。
だとしたら
電源の「ON・OFF」のボタンだけ見えるように
硬い不透明の素材でカバーを作ります。
カバーを無理矢理はずしてしまうようだと
使えないテになってしまいますし
温度調整やタイマー設定など
それでも「見守り」は必要ですが。
ただ見守りが必要…ではなくて
どこの見守りが必要で、どこは見守らなくて大丈夫
という「その人にとってのポイント」があるから
そこを伝えられる人がいないと
見守る人は大変だと思うし
ご本人だって辛いと思う。
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