原因は、つきとめなければ改善できない。
状況は、変えることができる。
だから、状況の構成を考えることが大事。
原因を追求するのではなくて。
状況を変えることができれば
結果が変わる。
7月 20 2012
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7月 20 2012
の記事で、現行よく言われている「褒めてあげる」という言葉への違和感を書きました。
1年以上前の記事ですが、最近になってその違和感を振り返れるようになってきたので、改めてとりあげてみたいと思いました。
そもそも、「褒める」ことは目上の人が目下の人に向かってすることで目下の人が目上の人に対してすることではない。だとすると、お年寄りに対して「褒める」ことを励行する時点で非常に失礼なのではないかと感じていました。また「寄り添って」「その人らしさを尊重して」という言葉の真意としての「尊敬」という概念と矛盾するのではないかとも思いました。
人間が生きていくうえでさまざまな矛盾を抱えているのは、この年になればさすがにわかりますけれど(^^; よりよいサービスを提供する…ということを考える時に、最低限考えられる限りは整合性のあるものを提供して初めて矛盾ある生に向き合えると考えていますので、現行よく言われている「褒めてあげることが大事」というスローガンはおかしい。と思っています。
また、神奈川県作業療法士会ニュース147号
http://kana-ot.jp/wpm/news/files/2011/07/147.pdf
の8-9ページに掲載されているインタビューで失敗談として取り上げていますが、私たち職員がどんなに褒めても、ご本人自身が落ち込んだ気持ちは変わらなかった…という体験をしています。
「褒めてあげることが大事」とよく言われているけれど、それは違う。
でも、概念としては違っている言葉が、何故こんなに流行しているのか。
こんなに流行しているのは、何かしらの意味があるから出回っているのではないだろうか…と考えました。
本当によくない言葉なら、みんな使わないだろう…とも思ったのです。
人口に膾炙するからには、それだけの理由があるはず。
もしかしたら、この言葉のどこかに何か重要な本当に大事なことが含まれていて、たまたま褒めるということと似ている概念があってそれがすり替えられて言い伝えられているのではないか。と思い至りました。
そこで思いついたのが「確認」です。
「それでいいんだ」と伝えること。
認知症のある方は記憶の連続性が低下しているので、自分の言動の根拠を過去の記憶と照合することが困難になります。
果たしてこれで本当によいのかどうか、自信がない。
自分だけでは判断するべき「根拠」がわからない。
だから、誰かにそれでよいのだと言われて安心する。
とりわけ、確証が得られやすいのが、褒められる…ということだったのではないかと。
だとしたら、尊敬するということと矛盾しません。
言葉に敏感になる…ということは概念に明敏になるということだと考えています。
言葉の限界はあるけれど、だからこそ言葉を意図的に明確に扱えるようになりたいと考えています。
本当は
「褒めてあげることが大事」
なのではなくて
「それでいいんだと伝えることが大事」
だったのではないでしょうか。
今はそう考えています。
でも、私の経験では
認知症のある方ができなかったことができるようになった時
褒める…なんて心理的距離のあることじゃなくて
本当にうれしいから、ともに喜ぶ!感じなんですけどね。
その人自身の能力と特性が
その人自身の日々の暮らしの困難を乗り越えていく
その過程をともにした者としては、まずうれしい!とにかくうれしい!本当にうれしい!
…のです。
だから、今は
過程において、それでいいのだと伝える。
結果において、ともに喜ぶ。
そう考えています。
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7月 18 2012
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7月 17 2012
梅雨も空けましたねー!
今日は暑かった〜(><)
環境省の「熱中症予防情報サイト」
ご存知ですか?
http://www.nies.go.jp/health/HeatStroke/2012/670.html
暑さ指数を確認できる地点は限られていますが
「暑さ指数に関わる運動と生活の指針」は役立つかも。
こんなに暑くても
どうしても屋外リハやるんだ!と言うような方がいたら
説明の根拠として使えると思います。
「熱中症環境保健マニュアル」は必読。
対象者はモチロンですが
私たち自身も気をつけましょう。
一気にきますから…(^^;
体験者は語る…でした。
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7月 12 2012
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7月 05 2012
「ラジオ体操第一」が
手続き記憶として残っている方は多いものです。
リハ職が考えた体操が
どんなに良いものであったとしても
体操できて初めて言えること
「ラジオ体操第一」が
手続き記憶として残っているように
「みんなの体操」が
これから手続き記憶として残っていけるように
「みんなの体操」を使ったらどうだろう?
今利用している施設に終生いるかどうかはわからない。
たとえ、施設や病院を変わったとしても
「できること」があるように
元気で新しいことも覚えられるうちに
「みんなの体操」をおこなってみる。
日本中の施設病院で取り組めば
たとえ認知症が進行しても
利用施設を変更しても
変わらずに「できること」を担保できる可能性がある。
今のお年寄りだけでなく
中高年の方にとっても
もっと若い職員にとっても
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7月 04 2012
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