Tag: リハビリテーション

「認知症が進行しないように」

「認知症が進行しないように
この作業をやってください(やらせてください)」

こういう言葉を聞いたことのある人も多いと思います(^^;

でも、認知症のある方に(ご家族に)対して
そう言うことのデメリットを
どれだけ考えているのかなぁと思ったりします。

認知症のある方は
自分にとってプラスと感じたAct.には
休憩していただくのも困難なくらい集中されることが多いものです。

「やれ」と『言う』んじゃなくて
『やらせる』のでもなくて
「やる」ものを『選択する』ことができるのがOT !

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自分1人が頑張っても…?

「自分1人が頑張っても… 」

時には、そう思うことだってあるよね。

でも、それは違う。
絶対、違う。

たった、1人でも
支え、励まし、応援してくれる人がいる
その1人がいるのといないのとでは
全然違う状況なんだもの。

たった1人でも
重度の認知症のある方でも変わることができる。
それは、その方が
それだけの「チカラ」を持ってるってことなんだよね。

その1人になれるだけの
知識と技術を持ちたいと思う。
さらに磨いていきたいと強く思う。

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HCR2012

今年のHCRは、ちょっと早いです。

国際福祉機器展
http://www.hcr.or.jp/exhibition/index.html

9月26日(水)~9月28日(金)
場所はおなじみ、東京ビッグサイト

今年もカート持参で出かけます(^^)

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出発点

私にとって不思議なことがあります。

それは、
声の大きな人
知名度のある人
大勢の人が言っていること
が判断基準になっていること

言っていることの中身ではなく

無名の人でもいいこと言う人はいっぱいいるし(^^)
有名な人でも「あーあ」って思う人だっているし(^^;
もちろん、無名でくだらないこと言う人も
高名で尊敬できる人もいるけど

発言の中身で判断する

誰が言っているか
ではなくて
何を言っているか

少なくとも
私自身にとっての出発点。

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Re-Habilis

学生の時に誰でも1度は耳にしたことのある言葉だと思います。

Re-Habilis

ふたたびー適した状態になること

それが、リハビリテーションの語源であると。

 

認知症のある方は

残念ですが、疾患の定義上、 モトには戻れない

年老いていく、ということは若い時には戻れない

 

たとえ若くて活気あふれる頃には戻れなかったとしても

認知症になったとしても

ふたたびー適する

生き方、暮らし方を再発見再構築する

 

それは、やっぱり、

「再」発見「再」構築であって

そのヒントは目の前のお年寄りの在りようにこそある

と確信しています。

 

認知症のある方への

リハビリテーションとして

作業療法として

提供するコトやモノが

「Re-Habilis」 の思想にのっとっているのかどうか

問い返しながら実践するということは

自分が1人の人間として生きていく日々の暮らしの中で

自分自身を再発見再構築していく過程を

否応もなく、問い返し揺さぶり

そして、励まし支えてくれる過程でもあるということに

あらためて気がつきました。

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問いの立て方

本当は

解き方がマズいんじゃなくて

問いの立て方がマズい

…ってこと、結構あるんじゃないかしら?

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OTは触媒

今はこの言葉が自分にとって一番しっくりくる。

「OTは触媒」

 

一緒に仕事をしたたくさんの療法士から聞いてきた言葉があります。

それは

「オレが治してやった」

「自分が歩かせてやった」

あるいは

「私は何にもしていない」

それらの言葉はその人たちにとっては確かにそうなのでしょう。

 

でも

私の考えるリハは対象者の方との恊働作業

対象者の能力と特性が暮らしの困難を乗越えていく

だからこそ、ないものねだりはできないし

対象者の能力と特性が望ましい方向性で有効に発揮されるように

触媒として適切に機能できるようでありたい

 

触媒がなければ反応は起こらないけれど

触媒はあくまで触媒に過ぎない

だからこそ

適切に機能できる触媒でありたい

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「座るー立つ」方法のポイント

提起した方法にはポイントがあります。

それは、「動きを止めないように動く」ということです。

タイヤの1ヶ所を手で押し出すようにすると

タイヤがぐるっとまわるように

円環状になっているという特性を活かすのですから

ふんばったりするような動きを止める行為をすれば

そこで身体全体の動きが止まってしまいます。

 

滑らかに

がんばらずに

 

個々のパーツとしての筋力に頼らずに

身体全体の協調を活かして

立ち上がりー座る

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