Tag: リハビリテーション
再現性を高めるためのトレーニングとして
日頃から言語化に努めています。
自分ひとりでもできる方法です(^^)
感覚的にできた方法を
一度言語化してみて
言語化のとおりに身体を動かしてみると
言い足りていない(明確化できていない)箇所がわかる。
さらに言語化してみて
身体がその通りに動くかどうか確認する。
それでもナントナクやってるところがあるのよね。。。
そういう意味でも
他の人に伝えるのってとても重要。
他者が再現できていないところが
私が言語化していなかったところだとはっきりわかる。
自分が見落としていた言語化する視点を教えてもらえる。
ということにもなります。
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身体は総体としてはたらいている
だから
上肢を使った立位訓練をおこないます。
この考え方は決して新しいものではありません。
むしろ、昔ながらの考え方だと思います。
けれど
臨床的にはとても効果的で
なのに
臨床的にはあまり活用も重要視もされていないように感じています。
身体は目に見えて動いている部分だけがはたらいているわけではない。
上肢を動かすことによって
下肢のはたらきも変わります。
望む動きを怖がってしようとしない時には
無理強いせずにサポートをします。
その積み重ねで怖がらずにおこなえるようになってきます。
「筋力低下」という言葉は本当によく聞く言葉ですが
実際には、「筋力低下」ではなくて「はたらきの低下」
によるものが少なからず含まれていると感じています。
(了)
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できないことをトレーニングするのではなくて
できていることのできかたを良くする
その過程において
関連しているはたらきが他の能力として表面化してくる
歩けないけど
かろうじて立てる
そういう時には、歩き方ではなくて
立ち方をよくするトレーニングをする
そうすると、かろうじて歩けるようになってくる
そこで、歩き方をトレーニングする
これは、過去に立ち上がりと座り方のトレーニングの記事でも書きましたが、身体面でも認知面でも対応についての私の基本的な考え方です。
もう1つ、私の基本的な考え方があります。
それは「身体は総体として働いている」
というものです。
(もう少し続く)
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立位訓練…っていうと
立位保持10秒…なんてことをイメージする方もいるかもしれませんが、私はそんなことはしません。
私たちが立つことができるのは
常にバランスをとり続けることができる。ということです。
ただ、棒のように突っ立っているわけではなくて
細かな重心移動を常におこなうことができる。
結果として立つことができている。
つまり、立ち方の再学習…重心移動の練習をします。
よくやるのは、上肢を動かし足で身体を支えるという体験の提供です。
その方の立てる範囲で立っていただき
立ちきれない部分はフォローしながらおこないます。
すぐに座れるようにプラットフォームマットの端で膝裏を支えたり
時には背部と臀部を壁で支えながら立ったり
前から膝を固定しながら私の方に手をおいていただいたり
立てる状態で立ちながら
その状態で上肢を上下や前後に動かしながら立っていただきます。
介助立位での重心移動の体験を提供します。
SDATの方でHDSーRヒトケタの方でも動作誘導でおこなえる方は多いものです。
(続く)
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立てない… 足で身体を支えられない方も少なくありません。
特に、もともと認知症があって骨折して手術して
…という場合。
(中には、自主トレとして歩けてしまう方もおられますが)
「認知症」という診断名があると
「歩かせないと歩けなくなるから歩かせろ」
という考え方があるらしく?
立てないのに歩行練習をおこなう
…というケースによく遭遇します。
でも、認知症があろうとなかろうと
立てない、下肢で自重を支えられないのですから
身体的な理由で歩けるようにはなりません。。。
「立つ」練習が大切なんです。
認知症という診断名があっても
「立つ」練習が可能な方はたくさんいらっしゃいます。
続きは明日。。。
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先日、大阪ATCホールにて
日本通所ケア研究会さん主催の研修会が無事終わりました。
ご参加くださいました方、どうもおつかれさまでした。
小川さんはじめ、日本通所ケア研究会のみなさま
お世話になりました。どうもありがとうございました。
来月3月23日(土)10:00〜17:00に
ウィリング横浜にて同一プログラムで研修会が開催されます。
詳細は「実践!認知症ケア研修会2013」サイトにてご確認ください。
http://www.tsuusho.com/ninchisyokea/
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合同会社geneさんの主催のセミナー情報です。
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価」
生まれも育ちも神奈川の私に
県外でのセミナー講師としての機会をいただけるということは
本当にありがたいことです。
6月2日(日)大阪 愛日会館
8月17日(土)名古屋 国際会議場
いずれも10:00〜16:00
みっちりたっぷり時間をとって
認知症という病気の基礎知識
認知症のある方への対応とその考え方
についてお話させていただきます。
詳細は
合同会社geneさんのサイトをご参照ください。
http://www.gene-llc.jp
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「目からウロコのお話でした」
「なんとなくモヤモヤ思っていたことをハッキリ言葉にしてもらえた」
私の講演を聴いてこういった感想をお寄せくださる方が多くいらっしゃいます。
目の前の現実に「問い」も「答え」もある
そう感じています。
ただし、気づこうとしなければ
目の前にある「問い」に気がつくことができない … 。
「目からウロコ」
そう言ってくださった方は
目の前の現実をちゃんと見ている。
見ているけれど概念化できていないだけ。
だから、目の前の現実を言葉にして伝え直してもらえればワカル。
「ハッキリ言葉にしてもらえた」
そう言ってくださった方は
目の前の現実を概念化しようと努力している。
その過程にあるから欲していた言葉がそれとワカル。
今、私がこうやって言語化できるようになるまで
ものすごくたくさんの時間とエネルギーを費やしてきました。
これからの若い人たちが同じようなことに同じように時間とエネルギーを使うのはもったいない。
ここからさらに未来へ向けて
今よりもプラスを積み重ねていけるように
時間とエネルギーを使ってほしい。
そう願っています。
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