Tag: コミュニケーション

葉山靖明さんの講演会に参加してきました!

12月1日(土)に開催された
湘南OT交流会さん主催の
「だから作業療法が大好きです!出版記念講演」
に参加してきました(^^)

講師は皆さんご存知の葉山靖明さんです。

参加してよかった…しみじみとそう思いました。
研修会の帰途、にこにこしている自分に気がつきました。
お腹が満ち足りた子どものような
それでいて身体の奥から静かなエネルギーが満ちてくるような
そんな感覚を体験しました。

ご講演には実はOT以外の方もいらっしゃったのですが
その方が「OTの奥深さ、崇高さを知ることができました」
と感想を述べた時に、葉山さんはサラッと
「ありがとうございます」
とおっしゃったんです。

うわー!

こんなにも自然に当たり前のように
OTにエールを送ってくださっているんだ…
ということを強く実感しました。

このエールをムダになんかできない。
葉山さんがOTとの出会いを自らの生きるパワーとしてこられたのと同じように
いいえ、それ以上に、葉山さんとの出会いを自らのパワーにして、目の前の方ひとりひとりに相対していこう。
そう感じました。

葉山さんのHPはこちら
http://www4.ocn.ne.jp/~keyakist/index.html

湘南OT交流会さんのHPはこちら
http://1st.geocities.jp/shounan_ot/index.htm

葉山さん
湘南OT交流会のみなさま

どうもありがとうございました!!!

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聴覚情報の取捨選択

以前に食事中の音環境を録音したことがあります。
その結果は、まさに、音声多重放送状態。でした。

こんなに大きく聞こえるとは思わなかった音の筆頭は
スプーンに残った食塊を食器に軽く叩いて落とす音でした。
金属音の高い音でカンカンと響きわたっていました。
配膳者のシャッターを上げ下げする音も
ガガガーッと響きわたっていました。

実際の食事場面では
スプーンを食器で叩く音や配膳者のシャッター音は
まったくといっていいくらい気にならなかった…。

そうなんです。

音が小さかった…のではなくて
音が気にならなかった…に過ぎないのです。

私たち職員は、気にならないでいられる
つまり、無意識のうちに脳の中で
スプーンや配膳者の音は
「気にしない」という取捨選択が為されているのです。
耳は聞いているけれど脳は聞いていないのです。

認知症のある方にとっては、どうなのか…

当事者のクリスティーン・ブライデン氏は
スーパーマーケットなどのにぎやかな場所での音環境を
このように表現しています。

「音の洪水」

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情報の取捨選択

私たちは
感知した情報をそのまま認知しているわけではない。

「見た」と認識した時点で
すでに「見たい」もの「見よう」としていたものを
無自覚のうちに取捨選択されたものを見ているし
「聞きたい」もの「聞こう」としていたものを
無自覚のうちに取捨選択されたものを聞いている。

そういう前提条件を自覚していないと
認知症のある方にとっての
視聴覚環境の把握を見落としたり歪めてしまうことにすら
なりかねない…と感じています。

明日はその補足説明をします。

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クローズアップ現代「“帰れない”認知症高齢者急増する精神科入院」見ました

今日の午後7時30分からのNHKクローズアップ現代
「“帰れない”認知症高齢者 急増する精神科入院」
を見ました。

NHK ONLINE  No.3278
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3278.html

スタッフの部屋
精神科病院の認知症高齢者の現実
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/138605.html

番組の中で紹介されていた取り組みが
厚生労働省がこれからやろうとしていることでもあるのだと思う。

「その場」に行かないとわからないことがある
…というのは本当にそのとおり。
このことについては、改めて書きたいことの1つです。

「作業療法士」が字幕で何度も紹介されていたのも
心強かったです。

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身体の具合が悪い

BPSDがひどくなった…と思っていたら
実は、身体の具合が悪かった
ということが結構あります。

体調不良を的確に言語表現できる方は少ないので
これからの季節、要注意ですね。

インフルエンザにノロウイルスに…

もともと、内科疾患のある方も。

もちろん、私たち自身も。
… ちょっと喉が痛いよっしーでした (^^;

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百人一首や諺の活用

言葉で丁寧に1つ1つ伝えるより
百人一首や諺や歌の歌詞のほうが
一言でピッタリと気持ちを代弁できることがよくあります。

今のお年寄りには
百人一首を諳んじられる方も大勢いるし
諺も日常生活に密着していたようです。

そういうことを知っておくと
引き出しがまた1つ増えますよね。

百人一首の中から、私の好きな歌を一首。

滝の音は絶えて久しくなりぬれど
名こそ流れてなほ聞こえけれ

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得意が弱点

たとえば、歌手は歌が上手いがゆえに
自分の得意を生業としていけるけど
得意だからこそ
使いすぎて喉を痛めてしまったり…もある。

得意なことが弱点にもなり得る。

だから、たとえば、豊かな感受性がアダになることもある。

自分の武器は武器として
手入れを欠かさないということは
効果を保つ以上の意味があるのかも。

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プレゼンは説得

今日は、プレゼンテーションを考える日となりました(^^;

なんと、今日一日で自分も含めて8人のプレゼンを体験。。。

構成や切り口、表現などずいぶん人によって異なっていました。
逆に、自分がやりたいプレゼンを明確に意識することにもなりました。

プレゼンは説得でもあります。

聞く人に、気持ちよく説得されていただけるように
そう考えると工夫は必須です。

中身がなければ
聞くに値しないけれど
中身だけあったって
聞いてもらえなければ始まらない。

そのための工夫…できることは、いろいろあります。

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