私たちは
感知した情報をそのまま認知しているわけではない。
「見た」と認識した時点で
すでに「見たい」もの「見よう」としていたものを
無自覚のうちに取捨選択されたものを見ているし
「聞きたい」もの「聞こう」としていたものを
無自覚のうちに取捨選択されたものを聞いている。
そういう前提条件を自覚していないと
認知症のある方にとっての
視聴覚環境の把握を見落としたり歪めてしまうことにすら
なりかねない…と感じています。
明日はその補足説明をします。
11月 28 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/636
11月 22 2012
今日の午後7時30分からのNHKクローズアップ現代
「“帰れない”認知症高齢者 急増する精神科入院」
を見ました。
NHK ONLINE No.3278
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3278.html
スタッフの部屋
精神科病院の認知症高齢者の現実
http://www.nhk.or.jp/gendai-blog/100/138605.html
番組の中で紹介されていた取り組みが
厚生労働省がこれからやろうとしていることでもあるのだと思う。
「その場」に行かないとわからないことがある
…というのは本当にそのとおり。
このことについては、改めて書きたいことの1つです。
「作業療法士」が字幕で何度も紹介されていたのも
心強かったです。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/633
11月 21 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/631
11月 20 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/629
11月 15 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/623
11月 14 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/622
11月 09 2012
たとえば
怒りっぽくて怒鳴り散らしている人がいたとして
「 キツい口調」で「注意」したりなんかすると
火に油を注ぐようなものです。
対象者の方も自分もお互いにイヤな感情だけ残って
しかも、状況が改善されない…という。。。
声のトーンや話し方のピッチや表情に気をつけるだけで
その場がおさまったりすることはよくあるし
少なくとも、燃えさしが残ったとしても
火が燃え広がらない
油を注がずにすんだとしたら
良いことはできなかったとしても
悪いことはしなくてすんだのなら
少なくとも状況の悪化を防げたのなら
それだけでも良いと思う。
「良い」ことをしようとして
状況を悪化させてしまうよりも
ずっと適切なことだと思う。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/617
11月 08 2012
対象者の状況に変化があって
どうしようか…と悩むことってあるでしょう?
そういう時って、えてして
ベストの解決策を模索しがちで
そういう時って、たいてい
ベストの解決策が思い至らず
悶々とする…ということになりがち。じゃないかしら?
今よりも、10%でも良いことができたら
それで、一歩前進なんだと思う。
それが、30%ならもっと良いし
50%ならずっと良いし
80%なら万々歳なんじゃないかしら。
それよりも
大切なことは
今よりも状況を悪くしない。ということだと思う。
上を見すぎて足下を見落とすことのないように
それって
今すぐにできることなのに
案外、実行できていないことが多いように感じています。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/616
最近のコメント