Tipsに使われるのではなく
Tipsを活かせるように
認知症のある方への対応は
対応の意図のベクトルが伝わる
同じTipsを使っていても
意図がControlならば活かされないし
意図がRe-Habilisであれば活きるのだと思う
Tipsの善し悪しではなくて
Tipsを扱う人の意図の適否なのだと思う。
12月 18 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/654
12月 17 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/653
12月 14 2012
認知症のある方への対応について
常識のように流布している言葉であっても
違和感を抱く言葉って結構あります。
なじみの関係をつくる
この言葉もその1つ。
中核症状が軽ければ
対象者の方が気配りしてくれた結果として
なじみの関係を作ろうと思って作ることも
可能かもしれませんが
中核症状やBPSDが重度になると
なじみの関係を意図して
毎日挨拶にいったりしても
なかなか困難なのではないでしょうか?
なじみの関係は
対象者の方から信頼された結果としてできる
ものであって
目的として行動するのは
実は、対応の意図のベクトルとしては真逆なんだと思う。
信頼されるような対応ができるためには
能力と障害と特性を適切に把握できて
初めて可能なことだと感じています。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/652
12月 12 2012
「ムセない=食べ方OK」
なんかじゃないですよ〜。
この話題はもう耳タコかも。ですが
繰り返し言いたい。
喉頭の動きは良好だけど
上唇での取り込みは良くない方
って、実際、ものすっごく多いです。
なんか食べさせにくいけど
ムセはないのよね…というケース。
ムセてないからって
重要視されずにそのまま…となりがちですが
たいていの場合、適切な介助によって取り込みも上達します。
(ホントよ!)
逆に放置しておくと
食事拒否、食塊貯留、ムセ…などの問題が出てきてしまいます。
まだまだ、
「ムセない=食べ方OK」
という誤解が多いようですが
食べ方を観る時には
ムセの有無だけでなく
上唇でのとりこみ、舌の動き、食塊認知
…といった面もチェックしてください。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/650
12月 11 2012
このことはもう随分と考えてきたのですが
昨日読んだ「新しい市場のつくりかた」に
「おまえ自身が牢獄である」というフレーズがあって
触発されて書いています(^^;
「ワタシ」という色メガネははずすことはできない。
無色透明のメガネは「ワタシ」という存在が
ないことになってしまう。
ただ、メガネについた色を
濁っていない色に
透明感のある色に
することはできると思うし必要だと思う。
その上で、ワタシのメガネは〇〇色って
自覚しておくことが大切だと思う。
ワタシが見ている世界は
〇〇色のメガネを通して見ている…って。
ワタシが考えていることは
ワタシが立っている世界を
〇〇色のメガネをかけて見ている世界を基準として
考えていることだ…って。
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/648
12月 10 2012
「新しい市場のつくりかた」
三宅秀道
東洋経済新報社
読みました。
一言で言うなら
あっと言う間に読めるけれど
じっくり何度も読み直したくなる本です。
スティーブ・ジョブズは
「顧客は本当に欲しいものは
手にとるまでわからない」
と言っていた。
商品開発というのは
新しい商品ではなくて
新しい生活様式…文化をつくる
ことなのだと。
その過程において
終始一貫関わる人が必要なのだと。
これはまさしく
「Re-Habilis 再び適する」
を環境の側から書かれた本だと感じました。
何度もリハとの共通点を思い起こしながら読みました。
障がい者用の椅子から快適なオフィス用の椅子を開発したエピソードも出てきます。
納得すること、共感することが盛りだくさんのこの本。
やることやってまた読み直そうっと (^^)
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/647
12月 07 2012
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/646
12月 06 2012
12月1日(土)に開催された
湘南OT交流会さん主催の
「だから作業療法が大好きです!出版記念講演」
に参加してきました(^^)
講師は皆さんご存知の葉山靖明さんです。
参加してよかった…しみじみとそう思いました。
研修会の帰途、にこにこしている自分に気がつきました。
お腹が満ち足りた子どものような
それでいて身体の奥から静かなエネルギーが満ちてくるような
そんな感覚を体験しました。
ご講演には実はOT以外の方もいらっしゃったのですが
その方が「OTの奥深さ、崇高さを知ることができました」
と感想を述べた時に、葉山さんはサラッと
「ありがとうございます」
とおっしゃったんです。
うわー!
こんなにも自然に当たり前のように
OTにエールを送ってくださっているんだ…
ということを強く実感しました。
このエールをムダになんかできない。
葉山さんがOTとの出会いを自らの生きるパワーとしてこられたのと同じように
いいえ、それ以上に、葉山さんとの出会いを自らのパワーにして、目の前の方ひとりひとりに相対していこう。
そう感じました。
葉山さんのHPはこちら
http://www4.ocn.ne.jp/~keyakist/index.html
湘南OT交流会さんのHPはこちら
http://1st.geocities.jp/shounan_ot/index.htm
葉山さん
湘南OT交流会のみなさま
どうもありがとうございました!!!
Permanent link to this article: https://kana-ot.jp/wp/yosshi/644
最近のコメント