Tag: コミュニケーション

謹賀新年2013

あけましておめでとうございます。

昨年は貴重なお時間を割いて
お立ち寄りくださいまして
本当にどうもありがとうございました。

こちらにお立ち寄りくださる
時間とエネルギーがムダではなかったと
思っていただけるように
できることなら
ここに立ち寄った時間とエネルギーが
立ち寄ってくださった方にとって
プラスとなるものでありますように…
そして願わくば
そこからプラスの輪が広がっていきますように…

そう願うに足るように
自分の実践を積み重ねていけるように

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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目標こそが羅針盤 その4

「良い目標」で誤解されがちなのが
何を「良い」 とするか…ということ。

目標を目標として設定できているかどうか
が重要であって
価値としての良さのことではない。

良い目標と悪い目標の違いがわからなければ
良い目標を設定することは難しい。

昨今
目標としての良さへの検討よりも
価値としての良さへの検討が
重要視されているような気がして
ちょっと心配。

手段の目的化が目立つのも
そんなところが影響しているように
感じる今日この頃です。

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バリデーションセミナー2013のお知らせ

出ました〜!
「バリデーションセミナー2013」のお知らせ
http://www.clc-japan.com/validation/seminar.html#vali2013

5月中旬に、東京、名古屋、福岡、大阪で開催されるそうです。

本を読んだだけじゃ決してわからないことが
体験型セミナーで実感できますよー(^^)

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体験したことは理解する

“ 聞いたことは忘れる ”
“ 見たことは思い出す ”
“ 体験したことは理解する ”

〜 ボストン学びの道より 〜

ある自然科学館に立ち寄った時に記されていた言葉です。
原典は調べたけれどわかりません。
イギリスの古い諺とか孔子の言葉とか諸説あるようですし
もう1行
“ 発見したことは活用できる ”
という言葉が追加されていることもあるようです。

私がこの言葉に初めて出会った時に思ったことは
実習指導についてでした。

そして、今

実習指導についてだけでなくて
認知症のある方の対応についても
通じる言葉だと感じています。

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Tipsに使われるのではなく

Tipsに使われるのではなく
Tipsを活かせるように

認知症のある方への対応は
対応の意図のベクトルが伝わる

同じTipsを使っていても
意図がControlならば活かされないし
意図がRe-Habilisであれば活きるのだと思う

Tipsの善し悪しではなくて
Tipsを扱う人の意図の適否なのだと思う。

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機会を活かす

もしかしたら
今はとてもそんな風には思えない
…という人もいるかも。ですが
状況は必ず変わります。
チャンスは必ず巡ってくる。

だから
巡ってきたチャンスをチャンスとして気づけるように
巡ってきたチャンスを最大限活かせるように

何も変化のない日常は
辛いだけの日々かもしれないけれど
いつか来るチャンスに備えて
腕を磨くことを怠らずに

空に向かって飛び上がる時には
一度は地面にしゃがみこむもの。

雌伏の時を最大限活かしてほしい。

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「なじみの関係」は結果としてできる

認知症のある方への対応について
常識のように流布している言葉であっても
違和感を抱く言葉って結構あります。

なじみの関係をつくる

この言葉もその1つ。
中核症状が軽ければ
対象者の方が気配りしてくれた結果として
なじみの関係を作ろうと思って作ることも
可能かもしれませんが
中核症状やBPSDが重度になると
なじみの関係を意図して
毎日挨拶にいったりしても
なかなか困難なのではないでしょうか?

なじみの関係は
対象者の方から信頼された結果としてできる
ものであって
目的として行動するのは
実は、対応の意図のベクトルとしては真逆なんだと思う。

信頼されるような対応ができるためには
能力と障害と特性を適切に把握できて
初めて可能なことだと感じています。

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「ムセない=食べ方OK」じゃないよ〜

「ムセない=食べ方OK」
なんかじゃないですよ〜。

この話題はもう耳タコかも。ですが
繰り返し言いたい。

喉頭の動きは良好だけど
上唇での取り込みは良くない方
って、実際、ものすっごく多いです。

なんか食べさせにくいけど
ムセはないのよね…というケース。
ムセてないからって
重要視されずにそのまま…となりがちですが
たいていの場合、適切な介助によって取り込みも上達します。
(ホントよ!)

逆に放置しておくと
食事拒否、食塊貯留、ムセ…などの問題が出てきてしまいます。

まだまだ、
「ムセない=食べ方OK」
という誤解が多いようですが
食べ方を観る時には
ムセの有無だけでなく
上唇でのとりこみ、舌の動き、食塊認知
…といった面もチェックしてください。

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