Tag: コミュニケーション
昨日の記事の続き。
そのココロは…のココロの巻です (^^)
遠くから指し示した椅子に座れる
…ということは
たくさんのモノの中から
椅子に注意を焦点化することができ
それを覚えていられて
なおかつ、椅子にたどり着いた時に
「座る」という動作を遂行することができる
…という能力があることを表しています。
目的地まで歩く+座る
という同時並行課題ができる
目的地を明確化できる
目的地を忘れずに覚えていられる
…ということです。
目的地の椅子のところまでお連れして
その場で「座る」こと「だけ」を 説明する。
そうすればできる方も大勢いらっしゃいます。
物理的距離の遠近によって
必要とされる能力も異なってくる。
ご本人の能力は必ず任意の環境下で発揮されるものなのですから、環境とペアで語られるべき性質のものです。
そこにこそ、私たちの介入・対応の工夫の余地がある。
ところが、現実には、この部分が あまりにも自覚されていないように感じられてなりません。
「対応の工夫」というモノが
いろいろなところでいろいろに囁かれていますが
結局のところ、『ご本人の能力』と 『対応の工夫』とは、一対のものであって切り離しては語れない。
まず、評価があって、初めて工夫を語ることができるのだと感じています。
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指差しながら
「あそこの赤い椅子に座ってください」
で、赤い椅子に座ることができる方もいるけれど
赤い椅子のところまできて
「ここに座りましょう」と手で指し示して
ようやく座れる方もいる。
距離…って大事。
そのココロは…明日!
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相手の内面が変わる時には
変化を待つことも必要。
3歩進んで2歩下がる(^^;
そんな時もあるけど
良くなっていく時には
右肩上がり一直線まっしぐら…ってわけじゃない。
良くなったり悪くなったりしながらも
だんだんと
着実に
変わっていく。
その変化を待つのも仕事。
その間の不安な気持ちを支えるのも仕事。
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言葉に頼りすぎて
言葉にとらわれすぎて
本来
言葉をのせている、あるいは、言葉が伝えるはずのモノを
見失ってしまうのは哀しい。
言葉に頼りすぎず
言葉にとらわれすぎないで
受けとめられるように
伝えることができるように
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見た目、同じように見えるかも。ですが
さしだされた手の動きが
伝えてしまうモノがある。
小さな子どもにさしだす手
恋人にさしだす手
お年寄りにさしだす手
同じようにみえて
全然違う。
伝わるのは
無自覚であったとしても
さしだす手に込められた「意図」
意図こそが伝わる。
もしも、手をはねのけられたとしたら
自分の無自覚な意図を
反省したほうがいいのかもしれない。
その無自覚さこそを反省したほうがいいのかもしれない。
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な、なんと、あのクリスティーン・ブライデンさんが
来日、東京と沖縄で講演されます!
詳細はこちらへ
「NPOシルバー総合研究所
クリスティーン・ブライデン来日講演」
http://www.silver-soken.com/seminar/sonota/index.html
10月28日(日)12時45分〜16時45分
TFTホール100 (東京ファッションタウンビル)
参加費3500円
会場にはまだ余裕があるようです。
あきらめずにぜひ応募してみてください。
クリスティーン・ブライデンさんって誰?という方は
私のブログ
「クリスティーン・ブライデンさんのこと」をどうぞ(^^;
http://yoshiemon.at.webry.info/200509/article_25.html
世界各国の当事者の方が
バイブルのように読んでいる本はこちら
県士会サイト
>OTTips&PDF>作業療法Tips>書籍・教材の紹介
>「私は誰になっていくの?」「私は私になっていく」
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お話を聞いていると
ふだんの実践が透けて見えるように
感じることがあります。
がんばってます!なんて一言も言ってないのに
毎日真摯に仕事に向き合っているということが伝わってくる。
こうやって伝わる
伝わってしまうんだ…。。。
人様の前でお話させていただくこともある身として
とても怖いな…と感じます。
その反面、ふだんの実践が伝わるという安心感も感じます。
ふだん、がんばっていればいいんじゃん!って。
今日は、昼間はお話する側。夜は聞く側。として
「伝える」「伝わる」体験に立ち会い
いろいろなコトを感じ考えさせられました。
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リラックスしてほしい時に
敢えて
思いっきりチカラを入れさせてから脱力を図るように
静かになることを意図して
敢えて
思いっきり大声を出していただくこともしています。
もちろん、そんなことしなくても
集中と静寂を保てるのならいいのですが
とても騒がしい場合には有効な方法の1つです。
昼食前の体操の時に
発声練習もおこなっています。
課題集団の良い面を良い方向に活かすようにしています。
みんなで同時に大声を出すので
終了後の静寂とともに一体感を醸成しやすくなります。
Act.を通して「場」をつくる
「場」の雰囲気を変えることも可能です。
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