Tag: 多職種連携

再現性の確認

我慢のしどころ

自分がしていることを
一度言語化してみてから
自分で言語化したとおりに実行してみると
ふだん自分がしていることと
言語化したことに乖離があることに気づく。
そこで乖離している部分をもう一度言語化してみる。

何回か繰り返すと
言語化をはしょってしまう部分や
言語化が曖昧になりやすい
自分なりの傾向に気づいたりもします (^^;

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再現性のある表現

我慢のしどころ

多職種連携において
大切なことは
再現性のある表現で伝えること

モチロン究極的には言語化できない部分も
あるとは思ってはいますが
再現性のある表現を心がける、実行する
…という過程において
とりもなおさず
こちらがどれだけ的確にわかっているか
ということが問われ返されているということでもあります。

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「ちゃんと」できるための段取り

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イベントごとに慣れている人には
言わずもがなのことですが
何かのイベントで
イスや机を動かしたり
他所から物品を搬入する時に
あらかじめ現状復帰しやすいように準備します。

イスや机を間違いなく設置してもらえるように
テープで目印をつけたり
他から借りてきた物品については
目立たない場所に
借りた部署や返す部屋をテープに書いて貼っておいたり

「ちゃんと現状復帰しましょう」
というかけ声で
「ちゃんと」できることを「期待」するのではなくて
「ちゃんと」できるために「段取り」をする

こういうことって大切なのに
「かけ声をする=努力した」と誤解しているケースって
いろんな場面でみかけるような気がします。

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状態像の理解を得る

我慢のしどころ

そんな時には
まず、状態像の理解を得てもらえるように
しています。

オススメなのがビデオ
「見れども見えず」
見ているけれども見落としている
…ということはたくさんあります。

まずビデオで「現実」を見てもらい
その現実が意味することを言葉で説明する。
場合によっては
さらに、もう一度ビデオを見てもらう。

この方法は効果的だと感じています。

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状態像の共有化

我慢のしどころ

臨床で案外、テ抜きになるところだと感じているのが
状態像を共有化するということ。

知識がなければ
今、目の前で起こっていることの意味がわからない。
行動に投影されている能力も障害もわからない。

そのような状況で
「〇〇をしてください」
「△△という対応をするようにしましょう」
というような方法論の統一が
功を奏することは大概少ない。

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会議への参加のしかた

ちょっと待った

リハスタッフはもちろん
対人援助職って
仕事をすすめる上で会議への参加は必須です。

業務の中に確実に組み込まれている「会議」なのに
卒業前も卒業後も
養成プログラムに組み込まれることはまずない
「会議運営のしかた」
「会議への参加のしかた」

会議のしかたがわからなければ
適切に「向き合う」ことができない。

会議がやたら形骸化してたり
単なる報告会に終わっていたり
脱線しまくりで時間がかかったり

「会議」が悪いんじゃなくて
「会議」の扱い方を知らないことで
結果として起こっている問題じゃないのかな?

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神奈リハ地域支援センターに伺いました

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12月11日(水)に
神奈川県総合リハビリテーションセンターの地域支援センターで知的障害のある方を対象とした施設で働くスタッフを対象に「座る」「食べること」の工夫というタイトルでお話をしてきました。

午後は地域支援センター理学療法士の平田先生と澤田先生の実技を交えたご講演とグループワークが開催されました。
平田先生も澤田先生も非常にわかりやすいご講演であっという間に時間が過ぎました。
グループワークではどのグループも参加者が初対面とは思えないくらいに熱心に行われていました。

これから、どの分野でも入院のきっかけとなった当該疾患に対する治療が終了次第早期退院を促され、あとは施設を含めた地域で対応する流れはますます加速されると思います。
そのような状況において、地域支援センターの役割は非常に貴重だと感じました。
同時に、それぞれの地域でますます医療ーリハーケアの連携が求められるのだと強く感じました。

神奈川県総合リハビリテーションセンター地域支援センター
http://www.chiiki-shien-hp.kanagawa-rehab.or.jp/index

リハスタッフによる専門相談を電話や訪問でも受けられます。
http://www.chiiki-shien-hp.kanagawa-rehab.or.jp/rehabilitation_counseling

 

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客よし店よし世間よし

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私がこの言葉を知ったのは何年か前
TVで鶴瓶が言ってたのを、ながら聞きしたのが最初です。

もともとは近江商人の言葉とか。
この言葉を聞いた時になるほど!と思いました。

商売は続くことが大事。
続くことが大事といえばチームワーク
連携を考える時にも使える考え方だと思いました。

たとえば
多職種にOTが理解されにくくて何かあったとして
理解されにくいままでも
現状よりも対象者のために状況がよくなる方法を考える。
OTを説明して理解を求めたり
相手を変えるんじゃなくて
「三方よし」の考え方で方法を考える。

「客よし店よし世間よし」
は、結果としてみんな嬉しい状態だから
みんな嬉しい結果にという方向から考える。

「相手を変える」んじゃなくて
「状況を変える」と
結果として状況に必要な分だけ
相手が変わったりもする。

昔の人が言ってた言葉って
含蓄が深いです。

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