クリームパスタとコーヒーゼリー

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「あぁ、なるほど!」
って思うことは、たくさんあって

当院のお食事で
クリームパスタとコーヒーゼリーが献立の時に
認知症のある複数の方が必ず為さることがあります。

いったいどんなことを為さるのでしょうか?

実は
クリームパスタをコーヒーゼリーにつけて食べる
という方が少なくないんです。

私は「あぁ、なるほど!」って思いました。
(次回へ続く)

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「今」をどう受けとめているのか推測する

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認知症のある方が
「今」をどう受けとめているのか、考える。
考えるというよりも推測する。

「〇〇かもしれない」
「△△かもしれない」
等と360度方向「私が」思いつけることを列挙する
のではなくて
(こんな風に考える人って案外多いようですが (^^;
それは全然違います)

A、B、Cという障害と
D、E、Fという能力と
Gという特性のある人が
H、I、Jという状況を
どんな風に受けとめているのか。。。
という風に考えれば
答えは容易に浮かび上がってくる。

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記録は更新される科学は修正される

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かつて、誰だったか忘れちゃったけど
「記録は更新されるもの」って言ったアスリートがいた。

科学は過去の知識の修正の上に成り立つ学問だし。

今、私が言っていることや実践していることは
多くの人によって今まで積み重ねられてきたことを
包含するような新しい視点と考え方です。
まだまだ少数の方にしか届けられていないけど
将来もっとたくさんの方に受けとめられることを願っています。

そして将来
今、私が言っていることや実践していることを
さらに包含するような新たな視点に則った
新たな考え方を提案する人が出てくるとも思っています。

記録は更新され
科学は修正され
そんな風にしてより良くなっていくことを願っています。

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岐阜県士会分野別研修会に行ってきました

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平成27年5月24日(日)に
岐阜県の大垣市情報工房で開催された
岐阜県士会学術部平成27年度第1回分野別研修会老年期の講師として
「認知症のある方への対応の工夫ー評価の重要性」
というテーマでお話をしてきました。

若い人たちを中心にみなさん熱心にお話を聞いてくださり
講師冥利に尽きます。
朝早くから参加してくださったみなさま、おつかれさまでした。

また窓口になってくださったTさん
学術部部長のSさん
お世話になりました。
どうもありがとうございました。

最初は雨予報だったのですが
実際には雨の心配のいらないお天気となり
本当に良かったですね。

これからの岐阜士会のますますのご発展をお祈りしています。

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一見悪そうに見える良いこと

我慢のしどころ

観る「眼」がないと
一見悪そうに見えて、その実良いことを観てとることができない。
一見悪そうに見えてるだけのことを「悪い」こととしか見られない。

一見悪そうに見えることを「悪い」から修正・改善しようとすれば
隠れていて表面に現れていない「能力」をも
結果として、つぶしてしまうことになってしまう。

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一見良さそうに見える悪いこと

我慢のしどころ

一見良さそうに見える悪いことも
一見悪そうに見える良いこともある。

でも
いったい「何に」照らして良いのか悪いのか。

良し悪しは
自分の価値判断ではなくて
その人の目標に照らして判断されることだと思う。

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「合わせてる」のに気がつけない

ちょっと待った

認知症のある方に
「問題がない」んじゃなくて
よくわかってないけど
合わせてくれてる
(よくわかんないけど、そうしようか)
と従ってくれてる
だけのことって結構ある。

認知症のある方に
合わせられるという能力があるからこそ
できることでもあって
病状が進行して
「よくわからない」
「合わせる、従う」ことができなくなった時に
その本音を表明せざるを得なくなった時に
初めて「問題」が表面化する
そういうことは、とてもよくある。

食事介助の場面で起きてることと
同じことが違うカタチで現れてる。

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PDCAサイクルを回す

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どんなコトでも
100%のエビデンスをもつものなんてない。

だからこそ
今目の前にいる方に対して
自分が提供していることが
本当に適切なのかどうか確認する必要がある。

相手は機械じゃないから
こうすればああなる
そんなわけないから。

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