2月NS向けセミナー「認知症」@gene

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2月19日(日)に
東京都千代田区の中央労働基準協会ビルにおいて
(株)geneさん主催で
「ナースのための認知症のある方への対応の工夫と考え方」が開催されます。

詳細はこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info02/?id=1461049509-041720

対象は
看護師・介護職・歯科衛生士・その他と記載されていますが
どの職種の方でもご参加いただけます。

認知症のある方の能力にはたらきかけるとはどういうことなのか
事例をもとに具体的に考え方をお伝えいたします。

「優しく・親切に・丁寧に・快適に」
「不安や不快の原因を探索する」
そのような視点で対応してきたけれど
うまくいかなかった方へ
まったく異なる視点でお伝えいたします。

「目からウロコ」
「考え方が180度変わった」
そのようなご感想をよくいただいています。

当日、お会いできることを楽しみにしています。

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ABP 能力に基づいた実践

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イマ風に言うなら。。。
ABPとなりますでしょうか (^^;

Ability Based Practice
能力に基づいた実践

この実践は
認知症のある方と援助職の恊働によって行われるものです。
文字通りに。

援助職の思想だけではなくて
思想を語ると同時に具体的な方法論をも指し示しています。
文字通りに。

主語は
認知症のある方と援助職
両者なんです。

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1月22日「認知症セミナー」@gene

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平成29年1月22日(水)に
ゼミナールプラザ(名古屋金山研修センター)において
(株)geneさん主催のセミナー
「認知症のある方への評価から対応まで」でお話をいたします。

詳細はこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1475128788-905317

今月開催された評価編で
情報収集と評価の考え方をお伝えしましたので
それをもとに具体的な事例を提示しながら
対応の工夫の考え方をお伝えします。

現行の理念と方法論の乖離について
何となくモヤモヤした思いを抱えている人はきっと少なくないのだと思います。
でも、あまりにも方法論が定着しているので疑問を呈しにくい。とか
理念を具現化するとどうなるのか言語化されていなくてよくわからない。とか

認知症のある方への対応について
よくよく考えるととてもおかしなことがたくさんあります。
でも、それらに対して具体的な代案としての提案が為されてこなかったから
現在があるのだとも感じています。

私は代案としての提案をいたします。

障害と能力のプロとしての評価とは何か
評価をもとにした対応の工夫とは何か
現行の方法論への疑問と提案

根本的には
認知症のある方が結果として一見不合理な言動をしてしまう
そこに投影されている能力を見いだし
より合理的に発揮していただけるように援助する
ということです。

不合理な言動そのものを修正・改善しようとはしていません。
そこが現行の方法論との大きな違いです。
なぜなら、そこには能力が投影されているからです。
結果として不合理な言動が少なくなっていったりなくなったりするのです。

お話を聴いてくだされば嬉しく思います。
今、辛い思いをしている方にこそ、お役に立てると思います。

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暗黙の前提は自覚しにくい

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人の意見には必ず前提があります。

その前提が異なっていると結果として意見だって異なってきます。

その時に結果としての意見だけをすりあわせようとしても
それはなかなか難しい。
そういう時には意見の前提を確認しあうと良いと思います。

極端な例を出しますと
何か品物を作って出荷する作業において
Aさんはたくさん品物を出荷してたくさんの人に届けたいと考えている
Bさんはより良い品物を出荷して見る目のある人が納得できるようなものを届けたいと考えている
検討会の議題で
Aさんは「こうしてみたらどうだろう」とC案を出します。
Bさんは「こうしたらよいと思う」とD案を出します。

その時によくあるのが
AさんはD案では時間がかかりすぎる
BさんはC案では時間が足りない
とあたかも時間の過不足が焦点化されてしまいます。

でも肝心なのは何を優先と考えているのか
というところなんです。

Aさんの考えるC案は、どうしたらもっとたくさん出荷できるだろうか。
Bさんの考えるD案は、どうしたらもっと良いものを出荷できるだろうか。
C案、D案の依って立つ優先事項、前提がまったく異なっているのですから
本来は、どのくらいの量をどのくらいの品質で出荷するのか
ということについて確認をすることから始めないといつまでたっても
建設的な議論が始まらないのです。

これは極論ですからわかりやすい例を出しましたが
これに類似したことは、ヤマほど起きています。

自分の考えが実は何に依って立っている考えなのか
言っている本人が自覚していない。。。なんてことはザラにあります。

前提は暗黙に置かれている

今、認知症のある方への対応で言われていることの多くは
暗黙には認知症のある方の能力を否定しています。
「できない、わからない、難しい」
「だから、〇〇してあげる」
そのような暗黙の前提に立っていながら表面的にはいろいろなことを言っています。
「ひとりひとり違う」
「寄り添ったケア」
と言いながらも万人に通用するような万能の対応策が求められたり
ICFで障害構造を把握する時代なのに
「原因があるはずだから原因を探索・改善」等と言ったり。。。
総論賛成各論反対のような現象が透けて見えます。

だから
本当にモノゴトを考えるようなタイプの人には
言行不一致を明確には言語化して指摘できなくても
何かモヤモヤしたものを感じて
現行言われているようなコトに対して内心不満や納得できなさがあるのではありませんか。

生活障害やBPSDという困りごとにも、ちゃんと能力が投影されているのです。
ただ、能力の現れ方が不合理なだけなので能力とは見えずらいだけなのです。
認知症のある方は、快・不快しかわからないわけでは決してありません。
重度の認知症のある方だとしても。

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詳報☆「立方体スケール27」@小田原OT勉強会

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先にお知らせした
昭和大学保健医療学部作業療法学科の作田浩行先生による
「立方体スケール27」の研修会
平成29年1月11日(水)18:30〜20:30
小田原駅西口にある国際医療福祉大学5階の義肢装具室において
開催されます!!!

その詳細について
県士会サイトの「講習会・研修会」で公開されましたのでお知らせいたします。

こちらをご確認ください。
http://kana-ot.jp/wpm/lecture/post/4826

HDS-RやMMSEをとろうとして
お年寄りに拒否されてしまった。。。というような経験はありませんか?

立方体模写を27点満点で採点する新たなスケールによって
質問紙法よりも格段にお年寄りの心理的負担感を減らすことができます。

この「立方体スケール27」は、今はまだ知る人ぞ知る。。。というスケールですが
きっと近い将来に世界に広がり使われるようになると感じています。

そうなったら、研修会は超満員で聴きたくても聴けない。という状態になってしまいます。
ところが、今ならまだ余裕をもって聴くことが可能です!!!
このチャンスを逃すテはありませんよー。

小田原OT勉強会では
な・なんと参加費無料
先着40名様限定で作田先生のご講演を聴くことができます☆

ご参加お待ちしております!!!

ただ今、お申込受付中です!!!

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説明より実践

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自分が体験したことのないことは理解できない。

そういうものなのだと思います。

私はいろいろなところで
「重度の認知症のある方でも介助を変えるだけで食べ方が変わる」と言っていますが
ある時に正面きって
「にわかには信じ難い」
と言われたこともあります。

そのくらいその人の職場で起こっていることと
私の話つまり実践とは乖離があるのだろうな
と思いました。

でも目の前で起きていることは誰も否定できません。

「認知症なんだから誤嚥性肺炎は仕方ない」
とこれまた私の目の前で言われたこともありますが
そういう時には何も言いません (^^;

そのかわり、内心今に見てろと思います。
そして仕方ないと言われた人の食べ方が良くなった時には
内心、ザマーミロと思っています (^^;

仕方ないのは、認知症のある方じゃなくて能力を見いだせなかったあなたなんだと。

スミマセン。
毒吐き女で。

だって悔しいじゃないですか。
「仕方ない」認定をこんなに軽々しくしちゃっていいんでしょうか。
私たちができる最善を尽くした後に初めて言えるセリフなんじゃないでしょうか。

これでも私も今までいろんなところでいろんな人にいろんなことを言われてきました。
でもその時その場ではそういう人には何も言わない。

言うことよりも
現実を変えることに努力します。
説明するより実践で証明してみせます。

現実が変わっても話を聴こうともしない人だっていますが
少なくとも表立って反対意見は言えなくなります。
だってみんなが変化を見ているんですもの。

それで十分なんです。
その先の話を聴いてくれる人も聴いてくれない人もいますが。

大切なことは
目の前にいる対象者の利益であって
相手をギャフンと言わせることじゃない。
相手におっしゃる通りです。よくわかりました。と言わせることでもない。
協力してくれなくても全然いいです。
足だけはひっぱらないでもらえればそれでいいんです。
ここは、すり替えが起こりがちなところだから気をつけなきゃいけない。

「自分が変われば世界が変わる」のコメントの4番目に
説明だけでは通じない意味、議論が平行線に終わる意味を書いてあります。
よかったらご参照ください。

関連して
よく「ケアの統一」って言われるじゃないですか。
もちろん、必要な時に必要なケアを全員ができれば望ましいけれど
統一できなければ対象者の方に対して良いケアができない。ということではありません。

以前にも書きましたけれど
みんなが30%のケアしかできていない状況で
みんなが50%できるようになるよりは
誰か一人でいいから90%のケアができるようになることの方がずっと大切です。

そのくらい認知症のある方の能力があるんです。

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速報☆「立方体スケール27」小田原OTで学べます!

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次回の小田原OT勉強会のお知らせを速報でお届けします☆

昭和大学の作田浩行先生が考案された「立方体スケール27」
な・な・なんと!!!
作田先生が小田原OT勉強会にお越しくださりお話をしていただけることになりましたー!!!

これは、もう、聞くっきゃありませんよ。

え?
「立方体スケール27」を知らない?

そうでしょう。そうでしょう。

だって知る人ぞ知る、立方体模写の新しいスケールですもの。

先日、12月11日(日)に昭和大学保健医療学部横浜キャンパスにて初お目見え。
その一部について作業療法総合研究所のFacebookに掲載されています。

詳細は近日中に県士会サイトにて掲載されます。

要チェックですよー!

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言葉の取り扱い

ちょっと待った

「アルツだから」

先日、こんな言葉を聞いてびっくりしました。
いわゆるギョーカイ用語のつもりなのでしょうか?

他にもよく聞くのが
「認知だから」
「認知の人」
「認知のある方」

その流れで「アルツ」なんだとは思いますが。

少なくとも
私の周囲でそんな言葉を使う人で
行動観察がしっかりしていて
知識もきちんともっていて
論理的に考えるような人には出会った試しがない。

当たり前だと思いますが (^^;
だって言葉は概念を表すものだもの。

言葉の取り扱いに気をつけるということは
概念の取り扱いにも気をつけているということだもの。

とりわけ
リハスタッフは
末梢からの情報入力に関与することによって
中枢の回路を組み替えるという仕事をしているわけだから
リハスタッフが一番言葉の取り扱いに鋭敏にならざるを得ないと思うのですが。

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