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平成29年12月16日(土)鹿児島県作業療法士会教育部さん主催で
「認知症のある方の食事介助を再考しよう」というテーマで講演をしてきました。
参加して下さった方々、おつかれさまでした。
お招きくださり、当日の運営に携わられた教育部のみなさま
どうもありがとうございました。
鹿児島は方言の表現もやわらかく、イントネーションもやわらかいのですが
それ以上に暖かなお心遣いをいただき心から感謝申し上げます。
お話をしている時の参加者のみなさんの真剣なお顔から
より良い臨床をというみなさまのお気持ちが伝わってきて
これからが頼もしく感じました。
帰りの飛行機までの少しの時間を活かしてちょこっとだけ観光気分を味わってきました。
維新ふるさと館
時間がある時にゆっくり訪れたいところです。
展示品に手書きの説明文もあったりして地元感が満載。
1月には改装も終わるそうです。
冒頭の写真は桜島
今回はこの観覧車に乗ってみました。
せっかくなので、シースルー観覧車に (^^)
シースルーだけあって、よく見えます。
鹿児島空港
風は強めで冷たかったけど良いお天気になりました。
ちょっと甘めの揚げたてのさつま揚げは本当に美味しかったし
本当にちょこっとだけど鹿児島市内を歩くこともできたし
超渋滞だった道中でもタクシーの運転手さんからいろいろ教えていただけたし
鹿児島県作業療法士会教育部のみなさまのお心遣いや心意気
参加されたみなさまの真剣なまなざしに
密度の濃かった鹿児島滞在を思い出します。
この後は少し時間に余裕ができるし
今回の滞在でエネルギーを分けてもらえたので
私自身の野望に向けて(^^)
計画を練って実現に向けて動き出します。
実現の暁には、こちらでもお知らせいたします。
乞うご期待☆
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平成29年12月10日(日)に
大阪愛日会館にて(株)geneさん主催のセミナー
「認知症のある方への評価から対応まで」が開催されました。
参加された方々、おつかれさまでした。
運営を担当されたOさん、ありがとうございました。
参加された方々がすごく集中して聞いているのが伝わってきて
講師冥利に尽きます。
この後さらなる積み上げをしていっていただくことを願っています。
さて、冒頭の写真は
新神戸にある竹中大工道具館
なんと!館内オール写真撮影OKというところなんです。
古の時代から
精妙で頑丈な建物を作り上げてきた
宮大工の技とその伝承にずっと興味を抱いていました。
たとえば、継ぎ手
ピッタリ組み合わせるためにどうやって切り出すんだろう?と思っていました。
館内ビデオを見て納得。
用途に応じたさまざまな道具と発想の転換。
寸法もどうやって誤差のないように計るのか疑問でしたが
ひかりいた(写真の上にある白く見える板)を使って写し取るのだそうです。
その他にもさしがね?の使い方とか
墨壷の使い方とか
なるほどなーと感じ入りました。
デジタルじゃなくてアナログだからこそできる、まさしく職人の技だと思いました。
本当は一日じっくり館内に浸りたいくらい。
でも、そんな贅沢は言わない。
実は前日まで殆ど再訪することを諦めかけていたんです。
実際に館内にいた時間はわずかだったし歩き回ることもしなかったけど
それでも再訪できて本当に嬉しい (^^)
西岡常一が「建造物が建っていれば技の伝承が可能」と言った言葉の意味が
私にも少しはわかった気がする。
三度目の正直。
この次はたっぷり館内を巡れますように。
年の瀬の大阪の大通り
往路の新幹線の中から
geneさん主催の今年度セミナーで私の講演はこれで終わり
次回は来年度になります。
詳細が決定したらgeneさんのサイトでも、こちらでもお知らせします。
今しばらくお待ちください。
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POSTさんのサイトに
「風の谷のナウシカから考える認知症対応」という記事が掲載されました。
https://1post.jp/2838
できるだけ早く「続き」を書きたいと思っています。
もう少しだけお待ちください m(_ _)m
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平成29年12月5日(火)に
高知城ホールにて、高知県食と栄養の会さん主催の研修会が開催され
「介助を変えれば食べ方が変わる〜食事介助は究極のノンバーバルコミュニケーション」
というテーマでお話をしてまいりました。
食と栄養の会の会長さんはじめ会のみなさま
大変お世話になりました。
暖かいお心遣いをいただきどうもありがとうございました。
お忙しいなか、ご参加くださった方々
お疲れさまでした。
熱心にお話を聴いてくださり、終わった後も体験してくださって
とても嬉しかったです。
そして
久しぶりにちょこっと時間が空いたので観光…までには至らないけど
観光気分を味わいました (^^)
写真は高知駅前にて。
劇団員のお兄さんが親切に写真を撮ってくださいました。
良いお天気につられて、ちょっとウキウキ気分です。
同じ場所にこんなのもあって可愛い♡
言わずと知れたあんぱんまん
ばいきんまん
しょくばんまん
小さいお子さんだったら、こんなところで写真撮影できたら大喜びでしょうね☆
路面電車
何だか気持ちまでゆったり (^^)
写真は撮っていないけれど、電飾のついた電車も見ました。
夜は綺麗なんでしょうねー。
はりまや橋
高知城 追手門と高知城
本丸と追手門が両方残っているのは全国で3城だけなんですって。
講演の会場が高知城ホール。
高知城のすぐそばまで行きながら体調を考慮してお城には行かず。
でも、前回に来た時よりは間近かに眺めることができました!
いつか、リベンジを。
空港のイルミネーションも綺麗でした。
1人でも多くの方に
伝わって広まっていったら良いなぁ。。。
私ができることは微々たることかもしれないけれど
これからも頑張ろう!そう思いながら帰途につきました。
あ、書き忘れてた。
帽子パンとどっちを買おうか迷ったあげくに選んだ羊羹パン
最後の1個をゲット!ラッキー☆
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金沢市で開催された第36回日本認知症学会学術集会に行ってきました。
帰途、駅で見かけたペッパーくん、可愛い♡
会期中はあいにくのお天気で、なんと霙混じりの雪まで降ったようですが
時間をみつけて金沢城をちょこっとだけお散歩。
紅葉が綺麗でした (^^)
さてさて、本題のお勉強!
主催者でもなく、講師でもなく、純粋に何の準備も心配もせずに勉強できるなんて
なんて楽しい。
知っていたけど理解できていなかったことや知らなかったことなど
たくさん学べて、消化不良になりそうなくらい学ぶことができて大満足。
一方で、これからの活動について
1人の作業療法士として
認知症疾患医療センター曽我病院の事務局として
神奈川県作業療法士会の認知症対策委員会担当理事として
思うこともいろいろあり、これからの業務に学んだことを還元できるように
できうることならば、それ以上の提案ができるように
そう思いながら帰途につきました。
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昨日の記事の続き。です。
私はプロとして
少なくとも、認知症のある方を対象として働いている人間として
適切な対応の工夫を考えられる、つまり、「当てる」ことができるように努力をするのは、
作業療法士という対人援助職を選択した自分の義務だと考えています。
でも、努力をする…ということは、ウラを返せばカンペキではない自分を認めている。ということでもあります。
今、目の前にいる方に対して、いつでも誰に対しても、常に100%のことがすぐにできているわけではありません。
だからこそ、そうなれるように、仮にできたとしても、できるだけ早く、より円滑に。と願います。
「当てる」ことができるように
でもそれは「当たる」こととは違う
結果として「当たる」のではなくて
当たりがわかったうえでの「当てられる」ことを目指す。
それが叶わない時には、少なくとも「はずさない」ことを目指します。
当たらずとも遠からじ。から始める。
そして当たりに近づくように。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
この言葉に出会った時には、なるほどなーと思いました。
本質を突いた言葉ってそういうチカラもあります。
1つの言葉がジャンルを超えて通ずる。
勝負の世界の言葉が認知症のある方への対応についてにも通ずる。
私は結果として「当たってよかったよかった」とは喜べない。
当たったとしたら、どこが当たりだったのか考えます。
そして、その当たりは本質なのか、考えます。
かなり重度の認知症のある方でも、こちらに合わせてくださいます。
つまり、自分の意志や感情を抑制して合わせられる能力がある。
でも、表面には「この方策が有効だった」「当たった」という受け取り方をされがちです。
本当は「当たった」ように見えるだけで「当てる」ことができたわけではない。
こういうことはヤマほど起こります。
ここでは、前の記事との関連もあって
敢えて、「当てる」「当たる」「はずさない」など
ちょっと誤解を招きかねない言葉を使いましたが
意図する言葉の意味はおわかりいただけていると思います。
適切な方法を根拠を明確にして考えられる>根拠を明確にして不適切なことはしない>根拠はわからないけれどとにかく「問題」が解決した(見えなくなった)
こういった思考過程を繰り返すことで
根拠を明確にして適切な方法をより早くより簡潔により明確に提供できるようになる
そんなふうに感じています。
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「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
プロ野球の野村克也監督の言葉だそうですが
実は原典があって
「勝ちには偶然の勝ちがあり、負けには偶然の負けはない」という言葉は
江戸時代の剣豪、松浦清(松浦静山)の言葉の引用なのだそうです。
そこから
「失敗は必然、成功は偶然」という言葉も広く使われているとか。
ふと、そんな言葉を思い出しました。
このことは以前のブログにも書いてあります。
認知症のある方への対応についても同じコトが言えるように感じています。
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昨日、作業療法総合研究所さん主催の研修会
「対象者と恊働して良い目標を設定できる作業療法士になろう」
を無事に終了することができました。
参加してくださったみなさま
準備・運営を担当された会長のTさん、事務局長のSさん
お手伝いしてくださったふたりのIさん
お世話になりました。
どうもありがとうございました。
目標を目標というカタチで設定できることがなぜ重要なのか
今現在、すでに起こっている問題と
活動・参加に焦点を当てたリハが推進されていく過程において
起こりうる逆効果をどう防ぐことができるのか
そして根本的に作業療法とは何か
ということについてお伝えする機会をいただけたこと
とても感謝しています。
「人は作業をすることで元気になれる」
そう語るのはよいですが
なぜなんですか?
作業の何がそうさせるのですか?
そして
本当にパワーの強いものは逆の目が出た時の悪影響も強く出てしまう
それをどうやったら防ぐことができるのですか?
納得のいく答えを携えている人が何人いるのだろう?
これらの答えを携えずにただ語っているだけでは信頼されないと感じています。
そして、作業Occupyと目標がどう関係するのか
とても大きく深く関係しているということについてもお伝えしました。
たぶん、参加されたそれぞれの方がお勤めされている分野を超えて受けとめていただけたと思う。
受けとめ方の深度は人それぞれであったとしても。
来年は学生さん向けの目標設定の企画が動いています。
もう少し演習の時間を増やした内容に少し練り変えて再挑戦 (^^)
楽しみです!
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