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2013年が始まり、最初の1ヶ月がそろそろ経とうとしています。 今年もナオミ・フェイルさんが5月に来日してバリデーションセミナーが開催されます。 詳細はこちらをご参照ください。 公認日本バリデーション協会http://w …
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“ 聞いたことは忘れる ”
“ 見たことは思い出す ”
“ 体験したことは理解する ”
〜 ボストン学びの道より 〜
ある自然科学館に立ち寄った時に記されていた言葉です。
原典は調べたけれどわかりません。
イギリスの古い諺とか孔子の言葉とか諸説あるようですし
もう1行
“ 発見したことは活用できる ”
という言葉が追加されていることもあるようです。
私がこの言葉に初めて出会った時に思ったことは
実習指導についてでした。
そして、今
実習指導についてだけでなくて
認知症のある方の対応についても
通じる言葉だと感じています。
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Tipsに使われるのではなく
Tipsを活かせるように
認知症のある方への対応は
対応の意図のベクトルが伝わる
同じTipsを使っていても
意図がControlならば活かされないし
意図がRe-Habilisであれば活きるのだと思う
Tipsの善し悪しではなくて
Tipsを扱う人の意図の適否なのだと思う。
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もしかしたら
今はとてもそんな風には思えない
…という人もいるかも。ですが
状況は必ず変わります。
チャンスは必ず巡ってくる。
だから
巡ってきたチャンスをチャンスとして気づけるように
巡ってきたチャンスを最大限活かせるように
何も変化のない日常は
辛いだけの日々かもしれないけれど
いつか来るチャンスに備えて
腕を磨くことを怠らずに
空に向かって飛び上がる時には
一度は地面にしゃがみこむもの。
雌伏の時を最大限活かしてほしい。
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認知症のある方への対応について
常識のように流布している言葉であっても
違和感を抱く言葉って結構あります。
なじみの関係をつくる
この言葉もその1つ。
中核症状が軽ければ
対象者の方が気配りしてくれた結果として
なじみの関係を作ろうと思って作ることも
可能かもしれませんが
中核症状やBPSDが重度になると
なじみの関係を意図して
毎日挨拶にいったりしても
なかなか困難なのではないでしょうか?
なじみの関係は
対象者の方から信頼された結果としてできる
ものであって
目的として行動するのは
実は、対応の意図のベクトルとしては真逆なんだと思う。
信頼されるような対応ができるためには
能力と障害と特性を適切に把握できて
初めて可能なことだと感じています。
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最近多いなぁ…って感じるのが
上唇での取り込みが十分に機能していなくて
食塊を結果的に押し出してしまうので
スプーンから食塊がこぼれ落ちてしまったり
1回量が少なくなってしまったり
咬合不全を起こしていたり
そのような方でも
適切に介助すれば
だんだん上唇で取り込めるようになってきます。
適切に介助されないために
もっている能力を発揮できないだけでなく
不適切な介助に適応できるからこそ
結果として食べ方が不適切なパターンになってしまう
そんなの本当にもったいない。
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「ムセない=食べ方OK」
なんかじゃないですよ〜。
この話題はもう耳タコかも。ですが
繰り返し言いたい。
喉頭の動きは良好だけど
上唇での取り込みは良くない方
って、実際、ものすっごく多いです。
なんか食べさせにくいけど
ムセはないのよね…というケース。
ムセてないからって
重要視されずにそのまま…となりがちですが
たいていの場合、適切な介助によって取り込みも上達します。
(ホントよ!)
逆に放置しておくと
食事拒否、食塊貯留、ムセ…などの問題が出てきてしまいます。
まだまだ、
「ムセない=食べ方OK」
という誤解が多いようですが
食べ方を観る時には
ムセの有無だけでなく
上唇でのとりこみ、舌の動き、食塊認知
…といった面もチェックしてください。
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このことはもう随分と考えてきたのですが
昨日読んだ「新しい市場のつくりかた」に
「おまえ自身が牢獄である」というフレーズがあって
触発されて書いています(^^;
「ワタシ」という色メガネははずすことはできない。
無色透明のメガネは「ワタシ」という存在が
ないことになってしまう。
ただ、メガネについた色を
濁っていない色に
透明感のある色に
することはできると思うし必要だと思う。
その上で、ワタシのメガネは〇〇色って
自覚しておくことが大切だと思う。
ワタシが見ている世界は
〇〇色のメガネを通して見ている…って。
ワタシが考えていることは
ワタシが立っている世界を
〇〇色のメガネをかけて見ている世界を基準として
考えていることだ…って。
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「新しい市場のつくりかた」
三宅秀道
東洋経済新報社
読みました。
一言で言うなら
あっと言う間に読めるけれど
じっくり何度も読み直したくなる本です。
スティーブ・ジョブズは
「顧客は本当に欲しいものは
手にとるまでわからない」
と言っていた。
商品開発というのは
新しい商品ではなくて
新しい生活様式…文化をつくる
ことなのだと。
その過程において
終始一貫関わる人が必要なのだと。
これはまさしく
「Re-Habilis 再び適する」
を環境の側から書かれた本だと感じました。
何度もリハとの共通点を思い起こしながら読みました。
障がい者用の椅子から快適なオフィス用の椅子を開発したエピソードも出てきます。
納得すること、共感することが盛りだくさんのこの本。
やることやってまた読み直そうっと (^^)
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