「リハビリっぽいことをしなくちゃ」?

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って思う時もあるのかな?
でも、他職種の眼を気にして
リハビリっぽいことをしよう、させようとしても
肝心の対象者の方が苦痛や不安や困惑を感じるようなら
元も子もない。

他職種の眼なんて気にしないで
対象者が良くなることを考えればいいんだと思う。
(ただ「良くなる」ということの吟味は必要だけど)
他職種だってプロだから
対象者が良くなればちゃんと認めてくれる。
というか認めざるを得ない。
現実に良くなっているんだから。

こういうことに関して
作業療法士自身がいろいろと誤解してることがあるんじゃなかろうか。
そう思う時がよくあります。
そのことに関しては、いずれまた。

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「できない」?

ちょっと待った

たとえば
CVA後遺症で重度の片麻痺のある方に
麻痺側の手で鉛筆をもって名前を書け
…なんて言わないと思う。

でも
認知症の中核症状が重度の方に
リハビリだから立ち上がり10回しろ
…って言ってる人って少なくない。
しかも
日常生活場面では配慮・工夫された声かけで
動作的介助なく立ち上がれている方に対して。

そりゃ、できないよぉ (^^;

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「 15TH KOTC 」オープン!

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第15回神奈川県作業療法学会の公式ウェブサイトが公開されました〜!

詳細はこちら

なんてスタイリッシュなトップページ!

まずは、「学会長挨拶」と「組織図」を見ることができます。
これからどんどんコンテンツが充実していくのかと思うと楽しみです(^^)

おっと。。。
肝心のことを書き忘れそうになってしまった(^^;
第15回神奈川県作業療法学会は
2015年4月19日(日)に
横浜リハビリテーション専門学校にて開催されるそうです。
メモメモφ(.. )

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教えることは学ぶこと

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「教えることと学ぶこと」
という本もありますが
実習に来ている学生がグンと伸びる時、学ぶを深める時って
指導しているこちらも学生との関係性によって
今まで無自覚にしていたことを
明確化することができるようになったり
意識化できていなかったことを再発見できるようになったり
する時でもあるように感じています。

不思議だなぁ。。。
面白いなぁ。。。

そういえば
対象者の方がグンと伸びる時もそうかも。

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わからなくて怒っている

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認知症のある方の
いわゆる「易怒性」「介護抵抗」と呼ばれるものに
本当はわからなくて怒っている
わかるように伝えると怒らなくてもすむ

そういうケースがかなりあると感じています。

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リハスタッフの役割

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認知症は脳の病気
脳の病気によって
さまざまな暮らしの困難が起こってくる

認知症のある方の
暮らしの困難の改善や
能力と特性の発揮に関して
リハスタッフだからこそ、できることがある
と考えています。

リハスタッフは障害に関する専門家
だからこそ
日々の困難という場面で何が起こっているのか評価し
表面化していない能力を見いだし援助することができる

もちろん
リハスタッフでなければできない
とは思ってはいません。
リハスタッフであれば誰でもできる
とも思ってはいません。
ただ、リハスタッフが一番近道にいる
そう考えています。

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診断でも評論でも矯正でもなく援助

ちょっと待った

私たちの仕事は
診断でもなく評論でもなく矯正でもなくて
援助なのだと思う。

知識と技術に目の前の方を当てはめるのではなくて
対象者の可能性を広げる方向に
知識と技術を活用できるようになりたい。

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MCIの状態が福祉機器を活用しやすい

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たとえば
服薬を適切に行える。。。ということは
認知症のある方にとっては難しいことです。
服薬支援の福祉機器も開発されています。
こういう機器は積極的に活用できると良いと思います。

けれど中核症状が明確になってきていると
「新しいことを覚える」ことは難しい。。。
難しいことがわかっているからこそ不安や抵抗感というカタチで表現されるのではないかと思います。

だからこそ、導入時に丁寧な導入が要求されると思います。
その結果、活用ができる人が増えればとても良いことだと思います。
でも、もっと早い段階で導入が為されれば。。。
ご本人の不安感や余分な苦労や努力が少なくて済むのではないかという気がしてなりません。

MCIの状態にある人に、情報提供が為されれば。。。
でもMCIの状態で介護保険を申請する人は少ないし
一番福祉機器を活用できる状態にある人に
必要な情報が届きにくい現状がある。。。

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