広島に行ってきました

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週末は合同会社geneさんの主催で広島で講演をしてきました。
OTの方だけでなくPTやSTの方の参加も多く
認知症のある方への対応が切実な課題であることを再確認しました。

8月には名古屋、10月には大阪、11月には東京でも開催されます。

詳細は合同会社geneさんのHPをご参照ください。
http://www.gene-llc.jp

8月3日(日)名古屋市中小企業振興会館
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1391497776-601071

10月5日(日)大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1397528085-960059

 

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ふだんから要チェック

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オーラルジスキネジアの症状が進行してくると
話そうとしてから実際に話せるまで
いったん閉口して空嚥下してから話そうとするので
どうしても時間がかかるようになります。

そのような状態像の方でも
とりわけ自発語の少ない方は要チェックです。

何かの一時的な体調不良で
食事介助をする時に
なぜだかうまく介助できずに
誤嚥性肺炎まで発症して回復に時間がかかってしまう
ということも起こりがちです。

ふだんから
声を出す機会、話す機会を意識的に設けることが大切です。
言語的な意思疎通が困難な方の場合に有効なのは
歌うことです。

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なるべく自力摂取を

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考えられる対応としては2つあって。。。
1つは、介助側の技術を改善すること
もう1つは、認知症のある方自身が
なるべく自力摂取を長くできるように
食事の場面設定を工夫すること

自分のテンポで食べられると
オーラルジスキネジアがあっても
タイミングよく
唾液を飲み込んだり意図的に開口できる能力があれば
かなり長い間安全に食べられるようです。

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自分でコントロール

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オーラルジスキネジアのある方が
お話をしようと意図した時には
いったん閉口して唾液を飲み込んでから
お話をされます。

自らの意思と意図で症状をコントロールしている。

だから
短時間でもたくさん発語の機会を設けることも大切だと考えています。

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よくある現実

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オーラルジスキネジアのある方の
食事介助を不用意に行うと
食べにくさからストレスになったり
職員も適切な介助ができずに
全介助でも食べこぼしが多くなったり
誤嚥性肺炎に罹患してしまったりしがちです。

オーラルジスキネジアがあっても
自分のテンポで食べていたから
食べこぼしもムセもなく
結果的に「問題」が起きていなかっただけで
食べ方の困難に職員が気づけていなかった
。。。というパターンはよくあります。

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オーラルジスキネジアのある方

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アルツハイマー型認知症や
前頭側頭型認知症のある方で
かなり多いのが、オーラルジスキネジアが出現している場合です。

顎が勝手に動いていたり
舌が勝手に動いていますが
それでもお話は普通にできたりお食事も自分で食べているので
職員が気づかずに見過ごしてしまう。。。ことがあります。

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絶好調です!

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(調子はいかがですか?)
と尋ねるたびに
返ってくる答え

にやっと笑って
「絶好調です!」

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6月8日(日)セミナー@広島

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来月、6月8日(日)合同会社geneさん主催で
「認知症のある方への対応と評価」というセミナーが
広島で開催されます。

私がお話できることは
まず第一に評価を深める過程を実践すること
そのためには知識をもとに丁寧に行動観察すること
困りごとの解決のためには能力を見いだし活用することが大切
ということです。

当たり前すぎるくらい、当たり前のこと

でも、なぜか臨床では実践され難いこと

WFOTも開催間近ではありますが
臨床でお困りの方、ご参加お待ちしております。

詳細は合同会社geneさんのサイトをご覧ください。
http://www.gene-llc.jp
セミナー情報
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1389319079-184177

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