冠言葉にしない

我慢のしどころ

Aさんが〇〇というBPSDをする
。。。ではなくて
〇〇というBPSDのAさん
という視点で見てしまいがちです。

そうすると
Aさんが〇〇というBPSDをしていない時もあるのに
そのことを見過ごしてしまいがちになってしまう。

冠言葉を発したことによって
私たちの見方や判断が影響されてしまう。

そういうことって
よくあるように感じています。

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対応を考える前に

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もうあと半分しか、コップに水がない
どうしよう。。。と考えるのではなくて

あと半分も、コップに水がある
どうしよう。。。と考えるのでもなくて

コップには半分の水がある
という事実をそのまま認識する方が先なんだけど
まず、判断が先にきてしまいがち

そんな風に感じてしまいます。

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対応よりも把握が先

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「徘徊する方がいるんですけど
どうしたらいいでしょうか?」

「口を開けて食べてくれないんですけど
どうしたらいいでしょうか?」

とても困ってるのだとは思いますが
これでは答えをみつけることはできません。

どうしたらいいのか。。。対応を考えるよりも
まず、すべきことは
どのような場面で何が起こっているのか
ありのままに観察する。。。把握が先なんです。

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お年寄りが合わせてくれてる

ちょっと待った

私たちがお年寄りに合わせなくちゃいけないのに
お年寄りの方が気を遣って私たちに合わせてくれてる。

「だって
そう言うしかないじゃない。ねぇ。」

その時の笑顔が胸を打ちます。

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後手の対応

ちょっと待った

後手の対応になってることって結構ある。

たとえば
私がよく言ってる食事介助。
ムセなくても食べ方の困難は生じていて
そのことに気がつけないでいると
予防的に先手をうった対応ができない。

ムセて初めて気がつくようじゃ遅いんだけど
現状じゃ、結構後手に回ってると感じています。

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「あらまっちゃん!」

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ときどき、お年寄りから思わぬ言葉を教えてもらっています。

今回は
「あらまっちゃん、でべそでべその宙返り」

みんなでお話している時に
私が「あらまぁ」って言ったら
「あらまっちゃん、でべそでべその宙返り」
って、すかさずツッコミが!

昔、驚いた時によくそう言ってたのだそうです。

「ありが10なら芋虫ハタチ蛇は25で嫁に行く」とか
(これも前に書いたような気がする。。。)

他にもきっとあるような気がする。。。(^^)

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ときどき男前

ちょっと待った

ときどき男前になる私。

「大丈夫!
もしも、今度そんなことがあったら
すぐに私に声をかけてください。」

(でも、悪いもの。。。)

「おたがいさまです。大丈夫!」
「この分厚い肉布団まとってるから大丈夫!」

泣き笑いのような笑顔を見ると
どんなにか不安だったことか。。。と思う。

モチロン
ここに至るまでに
まず、気持ちを十分表現していただくのですが
それはまた今度。

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切ないこと

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認知症のある方の
お話を聴いていると
たまらなく切なくなる時もある。

ひと昔前によく言われていた言葉
「ボケちゃえば本人はいいわよね。
何にもわからなくて。周りは大変だけど」

そんなことは絶対ない。
断じてない。って言える。

周りも大変だけど
何よりも誰よりも
本人自身が一番辛くて切ない。
そう思う。

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