食事介助は究極のノンバーバルコミュニケーション

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「食事介助は究極のノンバーバルコミュニケーション」
というテーマで
小田原保健福祉事務所にて講演してきました。

お忙しいなか、参加してくださったみなさま
集中してお話を聴いてくださってどうもありがとうございました。

また、事前の打ち合わせの段階から
いつもきめ細やかにご配慮してくださった担当のFさん
どうもありがとうございました。

食事介助だけでも
最重度の認知症のある方の食べ方は変わります。

教わっていないから知らないだけで
結果として不適切な食事環境の提供になってしまうのは
本当にもったいないと感じています。

このことを1人でも多くの方に伝えられる機会を
いただけたことに深く感謝を申し上げます。
どうもありがとうございました。

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身体の不調

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BPSDじゃなくて
身体の不調って、案外とても多いです。

気がつかれにくいのが
心不全によるせん妄。

ふらつきなく歩けても
歩行後息切れがひどくて
でも自覚できなくて
。。。という場合もあります。

新しく入院してきた方や
連続歩行距離を伸ばす時は
歩行後の脈拍や血圧、呼吸状態を確認しています。

結構、ビックリするケースってあるものです。

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高知に行ってきました

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週末は高知へ行ってきました。
高知大学にて
口のリハビリテーション研究会さん主催で
「認知症のある方の食事介助の体験から
〜在宅療養における食事介助にむけて」
というテーマでお話をさせていただきました。

8月最後の日曜日
お忙しいなか、たくさんの方にご参加いただき
また、熱心にお話を聞いてくださったみなさま
どうもありがとうございました。

お招きくださった
口のリハビリテーション研究会の宮本会長はじめみなさまに
貴重な機会を与えてくださいましたことと
大変ご親切にご配慮をいただきましたことに
深く感謝を申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m

帰宅後、さっそくググりました!
「イタドリ」
「チャンバラ貝」

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大声のない時こそ大切

ちょっと待った

大声や暴言のある人に対して
えてして「大声や暴言をなくすための対策」を
話し合い、工夫してみる人は多いと思います。

でも
大声や暴言を言わない時に
その方にどのように対応するか
。。。ということって
あんまり話し合われることってないんじゃないかなぁ?

つまり
「問題のある」行動をしている時にスタッフが関わり
「問題のない」時にはスタッフは関わらない
これって
「問題のある」行動をかえって強化してしまう
ことになってしまっているんですよね。

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過敏で大声

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当院の入院理由が大声・暴言
というケースが多いのですが
その中に周囲の環境に過敏に反応して大声を出してしまう
。。。という場合があります。

そんな時には
あんまり刺激しないことも大切になってきます。

必要最小限のことを
的確に
言葉も最小限に
落ち着いた柔らかい口調で

堅い口調で
くどくど説明しようとするような言動が
かえって刺激として作用してしまいかねません。

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冠言葉にしない

我慢のしどころ

Aさんが〇〇というBPSDをする
。。。ではなくて
〇〇というBPSDのAさん
という視点で見てしまいがちです。

そうすると
Aさんが〇〇というBPSDをしていない時もあるのに
そのことを見過ごしてしまいがちになってしまう。

冠言葉を発したことによって
私たちの見方や判断が影響されてしまう。

そういうことって
よくあるように感じています。

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対応を考える前に

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もうあと半分しか、コップに水がない
どうしよう。。。と考えるのではなくて

あと半分も、コップに水がある
どうしよう。。。と考えるのでもなくて

コップには半分の水がある
という事実をそのまま認識する方が先なんだけど
まず、判断が先にきてしまいがち

そんな風に感じてしまいます。

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対応よりも把握が先

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「徘徊する方がいるんですけど
どうしたらいいでしょうか?」

「口を開けて食べてくれないんですけど
どうしたらいいでしょうか?」

とても困ってるのだとは思いますが
これでは答えをみつけることはできません。

どうしたらいいのか。。。対応を考えるよりも
まず、すべきことは
どのような場面で何が起こっているのか
ありのままに観察する。。。把握が先なんです。

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