日総研セミナー@大阪に行ってきました

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3月21日(土)に日総研さん主催のセミナーが大阪で開催されました。
参加されたみなさま、お疲れさまでした。
事務局のHさん、お世話になりました。
どうもありがとうございました。

認知症のある方への対応の問題と
食事介助の問題とは
全然異なるようでいて
実はまったく同じことが違うカタチで現れているだけ
という側面もあります。

今回のセミナーでは
その一端を感じていただけるように意図的に構成しました。

どうしていいかわからない時は
評価ができていない時
焦らずにもう一度障害と能力の把握の段階に戻ればいい。

一番大切なのに、なぜか疎かにされがちなこと
これからもそのことを伝えていきたいと思います。

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痛切に思ったこと

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私はラッキーだったんだと思う。

実習で重箱の角をつつくような指導はされなかったし
就職して間をおかずに
雲の上のような人のデモンストレーションを見ることもできた。

こんなに腕前が違うのに
同じ「療法士」だから
ご家族は同じ時間で同じお金を払わなきゃいけない
その理不尽を痛切に思った。

担当が私だったから
良くなるものも良くならない。
そんなんじゃあ、申し訳ない。

そこからスタートできて
本当にラッキーだったんだと思う。

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意味の合う作業

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私はアマノジャクではありません。

どっちかっていうと
素直な側の人間だと思います(自分で言ってる。。。(^^;

勧められた本は読んでみる派ですし
良いと言われているものは
まず、調べてみたり学んでみたりします。

昨今いろんなトコロで言われている「意味のある作業」

本来、「作業」そのものに意味があるのでは?

私は心底、対象者の方に
的確で適切な援助ができる
作業療法士になりたいと願っているものですが
「意味のない作業」なんて、この世にあるのでしょうか?

「意味の合わない作業」
「意味の合う作業」
これなら、わかりますけど。。。

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自らの技の怖さを知る

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技を技として
使いこなせるために
怖さを知っておくことって重要だと思う。

真にPowerのあるものは
使い方次第。
毒にも薬にもなる。

誤解を招く言い方かもしれないけど
毒としての使い方
マイナスになる使い方を知らずして
本当に薬としての使い方ができるのかな?
と思ったりしてしまいます。

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キャッチボール

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私はボールを投げることしかできない。
受けとめるか、受けとめないかは相手が決めることで
私が決められることじゃない。

受けとりやすいように
工夫することはできるけど。
そこは私がすべきことだから
一生懸命考えて工夫するけど。

まっすぐに
そのまま受けとめてもらって
まっすぐに返してもらったボールは
すっと手の中におさまる。

本当に嬉しい。
頑張ろうって思う。

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信頼される ≠ なじみの関係

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信頼される。。。というのは
顔なじみであれば自然と信頼できるのか?
そんなワケはありません (^^;
。。。それ以上は言いませんが (^^;

信頼に足ると感じられる「体験」があって
誰かを信頼しているのだと思います。

「関係性を作る」「なじみの関係になる」
ことを考えるよりも
その人が困っている時に
あるいは
願っていることに対して
more better な方法で
できれば best な方法で
援助することの方が早道だと思っています。

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時々聞くけど遠い言葉

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そう感じるコトがあります。

え?どういうことかって?

自分の中では消えかけてる言葉(概念)だということに
気がつかされる時があるんです。

それは他の誰かが
「なじみの関係を作って」
「関係性を作って」
と言ってるのを聞いたりした時なんです。

あぁ、昔聞いた言葉だなぁ。。。って思い出す (^^;

前は、ヘンな言葉だと思ってたけど。

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行動はもう1つの言葉

我慢のしどころ

行動は、もう1つの言葉
雄弁に語る。

「課題」を共にすると
どんな人かよくわかる。

認知症のある方であれ
多職種の人であれ
学生さんであれ

同時に
自分がどんな人なのかも
伝えている。

受け取り方、伝え方
それぞれの深度によって
わかり方もまた変わってくるのだと思う。

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