Tag: 評価
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今日は神奈川県老人保健施設協会通所リハ部会さん主催の研修会で「認知症のある方への対応の工夫とその考えかた」というテーマで講演をしてきました。
お招きくださいましてどうもありがとうございました。
お忙しい日々の勤務をやりくりされて参加されたみなさま
どうもおつかれさまでした。
今このページを見ている方の中には
今日の研修会に参加された方もいらっしゃるでしょうか。
だとしたら、嬉しく思います。
もしも、ここで書いていることが
今、切実に困っている誰かの役に立つとしたら
それは今の私が嬉しいだけでなく
過去のもがきまくっていた私にとっても嬉しいことなのです。
いつでも、どこからでもスタートライン
昨日よりも今日
今日よりも明日
私もガンバリマス☆
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非薬物療法と薬物療法は車の両輪。
どちらも大事。
非薬物療法が有効に機能して初めて
薬物療法を活用することができる。
非薬物療法が有効に機能しなければ
薬物療法に依存しなければならなくなってしまう。
そんな状況は誰にとっても哀しいことでしかない。
だとしたら
非薬物療法の有効性を現実に具体的に
示せるようにならなければ。。。
その思いを新たにしました。
中日メディカルサイト つなごう医療
「認知症の周辺症状治療 向精神薬使用に指針」
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130904142947279
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合同会社geneさん主催で
平成25年9月22日(日)福岡建設会館にて
「認知症のある方への対応と評価」が開催されます。
まだお席に若干余裕がありそうですので
ご縁のある方は、お早めにどうぞm(_ _)m
詳細はこちらをご参照ください。
合同会社gene
http://www.gene-llc.jp
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と評価
福岡会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1363399594-882637
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短期記憶が著明に低下している方は
座ってと言われた瞬間は理解できているけれど
いざ、座ろうとして身体の向きを変えて
視界からイスが見えなくなったら
イスの存在を「忘れてしまう」
動作誘導をされた時には
座るためにしゃがむんだ…ということを
「忘れている」ので
動作誘導が動作誘導として理解されずに
「押される」として受けとめてしまいます。
そしたら、当然嫌がりますよね。
ひっくり返りそうで怖いですもの。
ところが、このような場面を
介助者がどのように受けとめるかというと…
続きはまた明日!
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認知症のある方の症状が
どんな風に暮らしの困難となって現れているのか
介助者が本当にはわかっていないことによって
悪循環になってしまっていることって
すごくたくさんあります。
症状そのものは知っている
目の前に起こっていることは見えている
でも、起こっていることと症状とを
結びつけて考えることができない。という…
たとえば
「イスに座って」と声をかけたら
「はい」って言われたのに
座っていただくために動作誘導をしたら
突然怒り出してしまった。とか。
さて、何が起こっていたのでしょうか?
続きは明日!
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先日、あるところで講演をしてきました。
要旨としては
日々の暮らしの困難を
ひとつひとつ
その時その場のその関係性において
対応を工夫していくこと
その時の対応のポイントは
その人の能力をいかに見い出し活用できるか
ということを体験談を通してお話しました。
最後に施設長さんがおっしゃった
「個別ケアというのは
ユニットにすることでもなくて
真新しい流行のことをすることでもなくて
三大ケアといわれる日々のケアを深めていく。
それが個別ケアの王道だろう。
そのために勉強が必要なんだ。」
というお言葉がとても嬉しかったです。
私がお話したのは
食事介助と声かけについて
ごく普通のありきたりの場面です。
非日常の楽しさもいいけど
日々の暮らしの困難が
とりわけ余分な困難が
ちょっとでも減ることに寄与できるなら
それは私にとって
とてもとても嬉しいことです。
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認知症のある方とご家族が抱える暮らしの困難は
今までしたことがないことをしてしまう凸と
今までできていたことができなくなる凹がある。
たとえば
怒りっぽくなったという凸と
服薬管理ができなくなったという凹と
怒りっぽくなったという凸は
よくよく確認すると
実は、今までできていたことがわからなくなった
という凹に由来するものだったりすることってよくある。
怒りっぽくなった
という表面だけ観て「対策」を考えたりすると
悪循環に陥ってしまうように感じています。
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対象が学生でも認知症のある方でも精神科の患者さんでも
その人がどれだけできないか
話のテーマにしている人たちもいるようですが
できない情報をどれだけ集めても
その人ができるようにはならない。
(むしろ、できないことを話題にするほど対象者はできなくなっていく)
その人の能力を見いだし活用する方策を見いだすことで
できるようになっていく。
話題にするならそっちを話題にしないと。
私たちの仕事は診断でも評論でも審判でもない
援助なのだから。
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