Tag: 評価

ソレはソレ、コレはコレ

ちょっと待った

その場の会話の理解が良かったり
言葉で意思表示が明確にできると
記憶や遂行機能も保たれていると誤解されがちです。

ソレはソレ
コレはコレ

言語理解力や言語表現力はソレとして
記憶は記憶
遂行機能は遂行機能として
評価しないと適切な対応ができなくて
結局そのツケは
認知症のある方が払うことになってしまいかねません。

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名古屋に行ってきました

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8月2日(土)は
「ケアスタッフのための認知症のある方への食事介助」
8月3日(日)は
「リハスタッフのための認知症のある方への対応と工夫」
というテーマで合同会社geneさん主催のセミナーで講演してきました。

合同会社gene
http://www.gene-llc.jp

3会場とも受講された方が
みなさんとても集中して聴いてくださったので
すごくお話しやすかったです。
どうもありがとうございました。
お疲れさまでした。

合同会社geneさん主催のセミナーでは
今までの「認知症のある方への対応と評価」を
今後は「入門編」「臨床編」「食事介助編」と
3つに再編して開催することになりました。

3つを網羅したカタチでの認知症セミナーは
10月5日(日)の大阪会場が最後となります。
お時間がありましたら是非お越しくださいm(_ _)m

詳細はこちら
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1397528085-960059

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コップ半分の水

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よく言われていることだけれど。。。
「コップ半分の水」
もう半分しか残っていない。。。と見るか
まだ半分も残っている。。。と見るか

これって
認知症のある方への対応を考える時にも
同じコトが起こっていると思う。

こんなにできなくなってしまった。。。と見るか
まだこれだけできる。。。と見るか

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疲労に注意

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認知症のある方に
何かできることを見つけると
お互いに嬉しくなって
結果として頑張らせてしまう。。。ということも起こりがちです。

夢中になってAct.に集中してしまう。
デイでスタッフや他の方に合わせ過ぎて疲れてしまう。
帰宅したらお食事を食べ終わるや否や布団に入ってしまう。

その場で「疲れませんか?」と言葉で尋ねるだけでなく
新しいことを始めたら
しばらくは生活習慣の変化などの行動を観察することで
疲れ具合の確認をすることが大切だと考えています。

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「認知症−入門編」セミナー

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11月2日(日)に
東京の新富町にある日本印刷会館で
合同会社geneさん( http://www.gene-llc.jp )の主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への対応−入門編〜評価のすすめ方〜」
が開催されます。

あちこちで評価が大切!と言っている私ですが
「評価が大切なのはわかったけど
どうやって評価をすすめていったらよいのかわからない。。。」
という方や
自分では何となく評価できるけど
後輩に言語化して説明する時に困惑を覚える
。。。という方にオススメします。

詳細は下記ご参照ください。
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1405121298-295753

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靴のすすめかた

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当院の認知症治療病棟では
靴の購入は代理注文することが多いのですが
ご家族に購入していただく時には気をつけています。

靴によって歩き方も変わる
転倒のリスクも変わる
ADLの自立度も変わる
…という当たり前の前提条件を
言葉にして明確に説明することも大切です。

もう1つ、カタログをコピーして
オススメな靴には赤丸で囲い
絶対不適切な靴には赤でバツを記入します。
そして、カタログの表紙もコピーして
どこどこにある介護用品のお店でこの紙を店員さんに見せてください。
〇〇病院のよっしーにすすめられた…とおっしゃってください。
と伝えるようにしています。

そうすれば万が一何か問題があった時には
店員さんから私宛に問い合わせてもらえるので
補足説明ができたり靴について確認することもできます。

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靴の選び方

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認知症のある方の靴の選び方は大切です。

モチロン
足に合わせるための採寸も
靴の脱ぎ履きがどの程度できるか
日中と夜間の状態
歩行能力。。。は当然のこととして
認知症のある方の場合には
「靴紐や飾り」の有無もチェックポイントになります。

靴紐があると、気になってほどいたり結んだり
結んでいるうちに更に複雑怪奇な結び方になってしまったり
靴飾りも「飾り」と認識できずに
「何かついている」ことはわかるけれど
気になってとろうとして、とりきれずに
半分とれかかった状態で危なっかしくなったり
。。。ということも起こります。

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身体能力も忘れずに

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認知症のある方でも
筋緊張が亢進していたり
失調症状がある方って
実はとても多いのです。

認知症だからって
身体を観なくてよいわけではない。

認知面の障害と
身体面の障害と
それらの能力を把握すること

そこから適切な援助が始まります。

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