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第36回近畿作業療法学会でお話します

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平成28年11月13日(日)に和歌山県民文化会館にて開催される
第36回近畿作業療法学会の教育講演で
「認知症のある方のもう1つの言葉〜能力と障害と特性の把握〜」というタイトルでお話をします。

実行委員の方々の準備も佳境を迎えているのではないでしょうか。
おつかれさまです m(_ _)m

詳細はこちら
http://kinot36.umin.jp/index.html

近畿地方のみなさま
是非、お越し下さい。

あー言われてみれば本当にその通りだ。。。と思っていただけると自負しています。

口はばったいことを言いますが
基本的な考え方と事例を通しての具体的な説明をここまで明確に言語化していたり
作業療法士としての視点を明確にして認知症のある方に関与している作業療法士は
そんなにたくさんはいないと感じています。

MCIの状態の方から最重度の状態の方まで経験しているからこそ、
わかることがあり、伝えることができるのだと感じています。

明日からの臨床にすぐに役立つ
と同時に、もう一度根本的な考え方を問い直す。そんなお話ができればと考えています。

お会いできることを楽しみにしています m(_ _)m

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講演@CM 県西地区

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昨日、県西地区のケアマネージャーさんに
「認知症のある方の状態をどう把握するか」という内容でお話をしてきました。

お忙しい中、参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました。
窓口となってくださったYさん、どうもありがとうございました。

私の今日のお話が、ケアマネさんのこれからのお仕事に役に立つように
ひいては、認知症のある方とご家族の方の余分な困難が少しでも少なくなることに寄与できるとしたら
私は本当に嬉しく思います。

実は、今回、どのポイントでお話をするか…ということで、ちょっと悩みました。

基本的にお伝えしたいことは
どんな方が対象であったとしても同じですが
伝え方や伝える内容は対象となる方によって変えています。

ケアマネさんだから
直接業務ではなくて状態把握が主なお仕事だと考えて
・視点の転換:能力があるからこそ生活障害やBPSDが起こる
・状態把握:事例を通して説明
・意外と知られていないコミュニケーションの工夫
といったあたりに的をしぼってお話してみたけどどうだったかなぁ?

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地域で講演@二宮町

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10月1日(土)に
二宮町のラディアンで開催された「認知症介護入門講座」に
曽我病院の精神保健福祉士とともに講師として行ってまいりました。

参加してくださった町民のみなさま
どうもありがとうございました m(_ _)m

窓口になってくださったYさん、Mさん、どうもありがとうございました。

お帰りになる時のみなさまの笑顔が嬉しかったです。

認知症については、いろんなところでいろんな人がいろんなことを言ってるけど
誤解がものすごくあって
結果として、認知症のある方もご家族も対人援助職の人も
一生懸命な気持ちがズレた結果になってしまうのは、本当にもったいないと思います。

今、常識として流布されていることでも
よくよく考えるとおかしなことってたくさんあります。

それはやっぱりおかしいよね。
努力するのは、そっちじゃない。
じゃあどうしたらいいのか
その次をご提案しています。

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菅先生のご講演に希望と可能性が

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先日開催された小田原歯科医師会主催の研修会で
鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座の菅武雄先生のご講演を拝聴しました。

大変明解でそれでいて先生の対象者のためにというお気持ちが伝わってくる
とても素晴らしいご講演でした。
先生のご講演を伺うことができて本当に良かったと思います。

中でも、先生と歯科衛生士さんが開発された「口腔咽頭吸引」という方法は
唾液誤嚥のある方にも「食べる」可能性を切り開く大きな技術だと感じました。

私は唾液でムセなければ重度の認知症のある方でも食べられるようになる。とは確信していましたが
唾液でムセてしまうような方には経口摂取をチャレンジできていなかったので
もし、この技術を習得できれば経口摂取への可能性がぐんと広がります。

横浜では、もう口腔咽頭吸引が当たり前になっているとのこと
素晴らしい実践が当たり前に展開されていると聴いて驚きました。

これはもう勉強するしかありません!

これからに希望と可能性を感じられるご講演でした。

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齋藤先生のご講演に感銘

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今日は認知症疾患医療センター曽我病院主催の研修会で
東京都立松沢病院の齋藤正彦院長先生によるご講演を開催しました。

参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました m(_ _)m

そして
本当にお忙しいなかを縫うようにしてお時間を作って小田原までお越しいただき
大変貴重なご講演をしてくださいました齋藤先生、本当にどうもありがとうございました。

また、常にきめ細やかなご配慮でご連絡してくださいましたSさん
本当にどうもありがとうございました。

私は主催者事務局として
齋藤先生のお話だけを集中して聴くことは叶いませんでしたが
それでも、深く心に残るお言葉を聴くことができました。

先生のお話を聴くことができて本当に良かったです。
そしてこのような素晴らしい先生のお話を
県西地区を中心とした神奈川県の関係職員の方と分かち合うことができたことも
大変嬉しく思いました。

明日からが大事。

先生のお話を明日からの実践で活かす。
その時に「仲間」がいることをとても心強く感じています。

主催者事務局として、いろいろと至らない点もあり申し訳ありませんでした。
その点は真摯に反省して来年以降は改善できるようにいたします。

でも、これで来年以降のハードルがぐぐぐっと上がってしまいました。。。(^^;
もう、下手な企画、中途半端な企画はできなくなってしまいました。。。( > <)

だけど、大丈夫!
来年のアイデアはあるんだー(^^)
え?それは何かって?
ふっふっふ。。。そんなことは、まだ言えませんよー
来年の認知症疾患医療センター曽我病院の研修会を是非楽しみにお待ちください。
決定しましたら、モチロン、こちらでもご案内いたしますから (^^)

最後にご連絡をひとつだけ。

これから私は遅ればせながらの夏休み(秋休み?)をいただきます。
来週いっぱい、こちらのブログの記事更新をお休みさせていただきます。
9月26日(月)には、記事更新を再開いたしますので、引き続き今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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小田原OTでAct.の話をしました

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本日、小田原OT勉強会でAct.のお話をしてきました (^^)
国際医療福祉大学のU先生、お世話になりました。
どうもありがとうございました m(_ _)m
参加してくださったみなさま、お疲れさまでした m(_ _)m

小田原OT勉強会は、
のんびりした勉強会、勉強会としての機能の最少限に絞っているので
のんびりゆったりした雰囲気なのも、ウリのひとつです。

そのつもりで、私もついのんびりゆったりしていたら
本当にたくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございます。なのに。
資料が足りずにバタバタして、開始までお待たせしてしまい大変申し訳ありませんでした。

テーマは「認知症のある方へのAct.」なのですが
多くの場合に作業療法としての本質的なことは教えてもらっていない場合が少なくないので
困っている人は実はたくさんいるのだと感じています。
だから、今日も通常よりもたくさんの方にご参加いただけたのじゃないかと思う。

いや、この表現だと誤解を招く。
作業療法の理念と現実の臨床をどう結びつけるのか
理念を具現化するための臨床での考え方や
選択・提供したAct.が適切だったのかどうか、どうやって振り返るのか
そういったことは実は教わっていないことが少なくないんじゃないでしょうか。
ということを言いたいのです。。。

いわく
やりたいことが言えない時にどうするのか
Act.の選択と提供をどんな風に組み立てて考えていったらよいのか
そもそも、作業が人を元気にすると言うけれど、作業の何が人を元気にするのか

今日は、あんまり毒のあることは言わないようにしていたけど (^^;
本質的なことほど、明確に言語化されていないように感じています。
でも、それだと一生懸命な人ほど困っちゃうんですよね。

今日の私のお話が少しでも参加してくださった方の
明日からの臨床にお役に立てば、ひいては、対象者の方のお役に立てば、私は本当に嬉しく思います。

そして、
もっと本質的なことを
もっと臨床に即してお伝えしたいと考えています。

作業療法教の信者にならずに
作業療法のプロとして
作業をどう考えるのか、愛と毒を込めて♥ 叫びます(?)

「神奈川の地から作業療法を叫ぶー愛と毒を込めて“作業”を問う」
主催:作業療法総合研究所
日時:平成29年3月12日(日)

詳細は、たぶん、年明けてからの掲載になります。
まだ、明確には考えてない。。。
イメージはあるけど、具体化はこれからなので
逆に、もしもこんなこと聞きたいとかのご希望があれば早めにご連絡ください。
いつか、どこかで会った時にでもお伝えいただいてもよいし
このサイトの上部にある黒い帯のところの「著者の紹介」をクリックして
そのまま画面下にスクロール、《免責・著作権》のところに私のメールアドレスが記載してあります。
そのアドレス宛にメールでご連絡いただいてもよいです (^^)

 

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研修会:認知症評価@(株)gene

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研修会のお知らせです (^^)

平成28年12月11日(日)に名古屋市中小企業振興会館にて
(株)geneさん主催のセミナーが開催されます。
「認知症のある方への対応入門〜評価のすすめ方〜」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1469763333-817135

作業療法士が作業療法士として
認知症のある方の評価をどのように臨床で行い得るのか
ここまで言語化して説明しているケースは(口はばったいですが)実はそんなに多くはありません。
研修会に行っても、ケアの分野の蓄積をそのまま流用している作業療法士が多いですもの。
作業療法士として、本当にそれで良いのかなー?
モチロン、先行しているケアの分野から学ぶことはたくさんありますが
作業療法士としての独自性のない展開をしているだけでは存在意義を問われかねません。

対象者が軽度の認知症のある方はモチロン、重度の認知症のある方でも対応できるような
「考え方」に基づいた「評価のすすめ方」をご説明いたします。

認知症のある方への対応については
いろんな人がいろんなところでいろんなことを言っています。

私の提唱している考え方は
ものすごくオーソドックスです。
認知症は脳の病気によってさまざまな暮らしの困難が起こる。
その困難には障害も能力も反映されている。
一見不合理なカタチで現れている能力をより合理的な方向へ発揮していただけるように援助する。

オーソドックスだからこそ、対象者の状態像を限定しません。

障害と能力のプロとしての視点で
脳の病気によって日々の暮らしの困難が引き起こされる認知症のある方に寄与できる
マニュアルや方法論ではなくて「考え方」を提唱しています。

ご参加お待ちしておりますm(_ _)m

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研修を消費しない

ちょっと待った

DFJ Summit 2016 に参加して思ったことは
「明日につなげる」工夫をちゃんと取り入れているとことでした。

2日間の日程のうち、半日しか参加していない私が言うのもナンですが
締めのセッションで「Action計画」として、これからどうするのか
自分で考えて小グループで発言・共有化して最後に全員の前で発言。という進行。

前日のセッションのグループワークの結果が張り出されていたのですが
そこに「じゃあどうしたらよいか」を考える書式になっていたり。

本当にそこが大事。ですよね。

時折、研修は研修で、日々の臨床は臨床で、と切り離してる人がいる。
「あーよかった。良い話を聴けてよかった」でおわり。
明日からの臨床はそれはそれ。

研修のはずが、なんか「感動させてくれる」「楽しませてくれる」「よかった感にあふれる」ショーみたいになっちゃう。という。。。

あれれ?

研修を消費してしまっては、もったいない。です。

大切な中身を届けるためには、表現の工夫は大事。
どんなに良い中身でも聞いてもらえなければ、まさしくハナシにならない。

でも表現が刺激的だったり、笑いっぱなしだったり、過剰だったりすると
中身が通り過ぎてしまうことがあるんじゃないかと。
本末転倒という。。。

私は今、いろんな立場に立ってお仕事をしています。
時には、裏方の企画・運営
時には、講師として
時には、参加者として

立場が変わることで視点も変わり、それぞれ別の異なる立場への配慮もできるようになるので
これは役得だなーと感じています。

明日につながるような
研修を企画・運営したいし
そんな話を届けたい。

そういう心構えをカタチにする工夫の一端に触れることができたのも良かったです (^^)

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