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食事介助の研修会

食事介助

8月30日(木)19:00~20:50
小田原保健センターにて
食事介助の研修会でお話をいたします。

タイトルは
「本当に怖い食事介助〜あなたが知らない分かれ道〜」

ちょっと、夏バージョン過ぎたかもしれませんが (^^;
本当にこのタイトルの通りなんです。
知っているか、知らないかで全然違ってくる。

事例を通して
何が起こっていたのか、嚥下5相にそってご説明します。

現行の摂食・嚥下への対応は
脳血管障害後遺症をベースに考えられているものなので
それをそのまま超高齢者や認知症のある方に
表面的に当てはめても結果は出ません。

じゃあ、どう考えたら良いのか
その考え方をお伝えします。

最重度の認知症のある方でも
食事場面への介入だけで
食べ方が変わります。

より安全により円滑により早く
食べられるようになっていきます。

脳萎縮の少ない脳の健康な部分が多い人なら
もっと早くお互いが楽に
食べられるようになっていきます。

そのことを
1人でも多くの方にお伝えしたいと思っています。

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クローバーホスピタルに行ってきました

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7月28日(木)に
藤沢市にある、クローバーホスピタルさんに
http://www.cloverhospital.jp/index.html
「認知症のある方の理解」というタイトルでお話をしてきました。

窓口になってくださったEさん、どうもありがとうございました。
当日、参加してくださったみなさま、おつかれさまでした。

認知症=脳の病気による障害によって暮らしの困難が起こるのだから
まず、障害をちゃんと把握しようよ
そうすれば、能力を見い出すことができる
一見、不合理なカタチで現れているそこにこそ
認知症のある方の能力も現れている

といった、毎回毎回綴っているようなことですが (^^;
それこそが一番大切なことなのでお話しました。

お話を聴いてくださったみなさまの
これからのご活躍と
みなさまが担当される認知症のある方とご家族の
余分な困難が少しでも少なくなることを
心から願っています。

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セミナー「食事介助」8月7日@大阪

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認知症のある方の食事介助は本当に大変です。

でも、それって私たちが大変にしてしまっている部分の方が
大きいということをご存知ですか?
私たちが変わることで
大変さを改善することができるのだということを
ご存知ですか?

認知症のある方の食べ方は
90%以上の確率で良くすることができます。
良くする…という意味は
安全に、円滑に、早く、食べられるようになる
という意味です。

そのためには
「食べる」ことに関する知識と技術と
「認知症」に関する知識と技術の両方が必要なんです。

ところが現実には
「食べる」ことに関する
知識と技術を学べる機会がほとんどありません。

「認知症」に関しても
4大認知症すら知らない人も少なくありません。

そして
認知症のある方の食べ方の改善のためには
「食べる」ことと「認知症」についての
両方の知識と技術をもった上で
視点の転換が要求されます。

だから
私が食事介助の講師を務める研修会に参加してくださる
医師や看護師、リハスタッフ
中には摂食嚥下の認定をもっている看護師や
認知症の認定をもっている看護師の方もいますが
そういう方から「勉強になった」「眼からウロコだった」
という感想を頂けるのだと思っています。

(株)geneさん主催で
実技のある食事介助に関するセミナーは
今年度この大阪会場での1回限りの開催です。

『認知症のある方の能力を発揮していただけるように援助する』
という根本的な理念と実践を
実技と体験談を通して
理解することができるセミナーです。

ご参加お待ちしております m(_ _)m

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(株)gene「認知症」行ってきました

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7月17日(日)に(株)geneさん主催で開催された
認知症セミナーでお話をしてきました。

参加されたみなさま、おつかれさまでした。
運営を担当されたOさん、どうもありがとうございました。

途中地震があって
立ってる私が一番感じるはずなのに
気がつかないで話し続けていて
座ってる参加者に教えてもらってようやく気づいたという。。。(^^;
結構揺れてたんですが。。。
情報収集してくれたOさんによると
震度3か4くらい揺れたそうです。
でも単発でその後何事もなく無事に終了することができて
よかったです (^^)

思い起こせば〇年前に
geneさんから、一番最初にセミナーのお話をいただいた時には
丸一日お話するなんて
そんなに話せるかな?
時間が余ったらどうしよう?と思ったことがありますが
いざ実際にお話してみると、
時間が余るなんてことはなくて (^^;
伝えたいことはヤマほどあって
いつもあっという間に時間が過ぎてしまいます。

認知症のある方は
能力があるからこそ結果として不合理なカタチでの
生活障害やBPSDを起こしてしまうのだ
ということをお伝えすることができたとしたら
そしてお話を聴いてくださった方の明日からの臨床に
少しでも役立ったとしたら
私は本当に嬉しく思います。

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【速報】 認知症疾患医療センター 曽我病院「研修会」

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平成28年9月16日(金)14:00〜15:45
小田原お堀端コンベンションホールにて
認知症疾患医療センター曽我病院主催の研修会が開催されます。

28年度認知症研修会

講師は
東京都立松沢病院の齋藤正彦院長先生です。
「認知症の理解とケア」というテーマでお話いただきます。

参加費は無料

対象は
神奈川県内で認知症のある方の支援・ケアに従事する専門職の方

申込受付期間は8月1日から31日

必ず、上記チラシの注意事項をご確認いただき
メールにてお申込ください。
(チラシにカーソルを合わせクリックすると
拡大された画面が開きます)

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(株)gene主催セミナー7月17日(日)@東京

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(株)geneさん主催で
「認知症のある方への評価から対応まで」
というセミナーが
平成28年7月17日(日)に
東京都千代田区にある中央労働基準協会ビルにて開催されます。
詳細はこちら
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1458697576-118908

今、認知症のある方への対応について
「その人に寄り添って」
「ナラティブな見方が大切」
「不安や不快な原因を探索して改善」
「言動を否定しない」
「褒めてあげる」
といったマジックワードが席巻しています。

これらの言葉を否定することって
すごく難しい。
あまりにイメージが良い言葉だから。

でも、よくよく考えてみると
実践するには抽象的すぎる概念です。

「どういう実践が寄り添ってることになって
どういう実践だと寄り添ってないことになるの?」
「ナラティブな見方をどんな風にしたら食べ方がよくなるの?」
「原因探索・改善ってICIDHの考え方なのでは?」
「言動を否定しないとしたら、どうしたらいいの?」
「褒めてあげるって、年上に人に失礼じゃない?」

こういった疑問を解消してくれるような具体的な説明を
私は見たり聞いたりしたことがありません。

認知症のある方の生活障害やBPSDは
脳の病気によって起こる障害と
何とかしようとする能力と
その人の判断基準となる特性によって
引き起こされます。

まず、根本には障害があります。

さまざまな障害に対して
心理社会的なアプローチをするというのは
脳血管障害後遺症で重度の運動麻痺によって
上肢操作が困難な方に対して
あるいは、立ち上がり困難な方に対して
「どうしたら対象物を操作しようと思ってもらえるか」
「どうしたら立ち上がる気持ちになるのか」
「その人の興味のある物・好きな物を用意しよう」
「麻痺への不安や不快な気持ちの原因があるから
それを探索して改善しよう」
「やろうとしたら褒めてあげよう」
と言っているのと同じことです。

そんなことを言ったり実践したりしている人が
いるのでしょうか?

なぜ、同じ脳の病気によって起こる
暮らしの困難に対して
一方には全く考えもしないことを
他方には当然のごとく喧伝されてしまうのか

耳に心地良いマジックワードによって
思考停止してはいけないと思います。

目の前にいる認知症のある方に
一生懸命何とかしたいと努力している
ご家族や対人援助職の人が
見当違いの方向で努力することによって
心身のエネルギーを余分に消耗することなく
より建設的な方向に向かって発揮していただけるように
私からの提案としてお話させていただきます。

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(株)geneセミナー「認知症」行ってきました

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昨日、6月19日(日)に
東京の日本印刷会館にて開催された
(株)geneさん主催の
「リハスタッフのための認知症のある方への対応入門
〜評価のすすめ方〜」に行ってきました。

参加されたみなさま、おつかれさまでした。

準備から運営を担当して下さったOさん、ありがとうございました。

認知症のある方の
障害と能力と特性をどう評価していったらよいのか
多くの場合に、明確に言語化された説明はありません。

だから
認知症のある方を目の前にした時に
戸惑ってしまうリハスタッフが多いのではないかと思います。

これは
私からみなさまへのご提案です。

もしよろしかったら
こちらのセミナーもご検討ください。

7月17日(日)
「リハスタッフのための認知症のある方への
評価から対応まで 東京会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1458697576-118908

8月7日(日)
「認知症のある方の食べることへの対応 大阪会場」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1460074517-340536

実は、この日のセミナーは
私にとって感慨深いものがありました。
昨年、座骨神経痛であんまり身動きできなかった時期に
車いすで伺ってgeneさんのスタッフの方に
ご迷惑もご心配もたくさんおかけしてしまいました。
今日は、車いすを使わずに会場まで来られた。
一日ぶっ通しで立ってお話することもできた。
という体験ができてとっても嬉しかったんです。
途中、演台にもたれかかったり、イスに座ったりはありましたが。
たぶん大丈夫だろうな…とは思っていましたが
本当に大丈夫だった…という体験ができたことが
嬉しかった (^^)

来月はもっとラクに
演台にもたれたりしなくても一日立ってお話できるように
日々のストレッチをガンバリマス (^^)

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効果がないどころか逆効果

ちょっと待った

たとえ
不適切なスプーン操作が為されていて
緩徐に食べ方が量的にも質的にも低下していっても
「食べ方が下手なのは認知症のある方本人のせい」
という誤解を「事実」と誤認識している人にとっては
現状に疑問が抱けるはずもありません。

不適切なスプーン操作によって
効果がないだけならまだしも
逆効果になっている
という事実を1人でも多くの人に認識してもらいたいと
考えています。

じゃあ、どうしたらよいのか
認知症のある方の食べることに関する困難は
「食べる」ことに関する知識と
「認知症」の病気と障害に関する知識の両方が必要です。

私の話を聞きにきてくださる方の中には
摂食嚥下の認定をもっている看護師さん
認知症の認定をもっている看護師さんもいらっしゃいますが
「眼からウロコだった」「勉強になった」と
おっしゃっていただいているのも
そのあたりに理由があるかと思っています。

今、何が起こっているのか
がわかれば
これから、どうしたら良いのか
がわかります。

けれど、現状では
私たち自身の誤った思い込みと
不十分な知識のもとに
何が起こっているのかの把握が不十分なままに
〇〇してみよう、△△してみたら?
といったことが試されているだけです。
そして、そのような効果的でない試行錯誤によって
認知症のある方にとって逆効果にしかなっていない
しかも、そのことにすら気がつけていない
という現実があるのです。

このような現状に
何となく漠然と何かがおかしい
と感じていらっしゃる方はきっとたくさんいると思います。
ただ、何がどうおかしいのか
明確にはわからないから苦しい

そんな現実は
認知症のある方にとっても
対人援助職にとっても哀しいことです。

そしてそのような現実は変えることができます。

(株)geneさん主催のセミナー
「ナースのための認知症のある方への対応の工夫と考え方」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info02/?id=1461049509-041720
対象は、看護師・介護職・歯科衛生士・その他となっていますが
参加資格は特に設けていませんので、geneさんに問い合わせてみてください。

さらに食事に特化した
「認知症のある方の食べることへの対応」
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1460074517-340536
というセミナーもあります。

是非、ご検討ください。

 

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