Tag: 環境適応

セミナー案内「認知症対応」

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平成27年4月12日(日)東京 日本印刷会館にて
合同会社geneさん主催で
「リハスタッフのための認知症のある方への評価から対応まで」
というテーマでセミナーが開催されます。

評価をどのように対応に結びつけていくか
生活障害やBPSDについてはモチロン
骨折手術後のリハでよくあること
Activityを提供する際にどんな風に考えたらよいのか
また、場面設定での留意点など
事例を紹介しながら具体的にお話いたします。

詳細・お申し込みはこちらから
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1421723012-628240

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結果オーライ?

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認知症のある方への対応について
評価が適切に行えていないと
何がよくて何が不適切かわからないまま
結果オーライになってしまいがち。

それだって
マズイ結果よりは良いかもしれないけど

でも、たまたま、うまくいったとか
認知症のある方が合わせてくれた、とかだと
今は良くても早晩そのやり方では通用しなくなる
という時期がいずれ訪れる。

もっとマズイのは
その時の認知症のある方の過剰適応が
後々マイナスの状況となって現れること。

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倫理や道徳ではなく知識と技術で

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認知症のある方への対応について
倫理や道徳や時には優しさや愛として語られることがあるけど
認知症は脳の病気によって暮らしの困難が引き起こされるので
知識と技術で語るべき事柄だと考えています。

モチロン、対人援助職としての在り方を否定するものではなく
むしろ、対人援助職として在ろうとすればするほど
知識と技術が要請されると思うけど。

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PTに期待

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PTの人は身体のプロで
動作分析をして運動学習を促していく仕事をしてる。

認知症という脳の病気によって引き起こされる
慢性・進行性の障害に対して
疾患と障害の知識を手に入れれば
「行動」というもう1つの言葉で
認知症のある方とコミュニケーションをして
行動変容を促せるんじゃないかとも思う。

「行動」はウソをつかない雄弁なもう1つの言葉

基本的な行動観察と分析と対応という思考回路をもっているから
ただ認知症を引き起こす疾患と障害の知識を
手に入れればすごく変わってくると思う。

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能力=できかたを観る

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能力を観る。。。というのは
単に「これができた」「あれもできた」ということではなくて
できかたを観る。。。ということ

できかたを具体的に観ることができれば
今、ここの環境、この場面設定ではできるけれど
違う環境、異なる場面設定では
できないことも予測できるということ
少なくとも、その幅を予測できるということ

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小さくてもその人のループを

ちょっと待った

小さなループであってもいいから
その人が環境を感知し認識し意図し働きかける
そのループがループとして完結するように

たとえ、大きなループであっても
こちらの意図に従わせているだけでは
その人のループではないもの。

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身体の動きはウソつかない

我慢のしどころ

認知症のある方は
場合によって
自分の言いたいことをそのまま言葉で表現するのが
難しくなる時もあります。

言いたいことを言えない
言おうとは思っていないことを言ってしまう
とっさに取り繕ってしまう。。。etc.etc.

でも身体はウソつかない。

逆に言えば
身体を通してコミュニケーションの道もある。

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ソレはソレ、コレはコレ

ちょっと待った

その場の会話の理解が良かったり
言葉で意思表示が明確にできると
記憶や遂行機能も保たれていると誤解されがちです。

ソレはソレ
コレはコレ

言語理解力や言語表現力はソレとして
記憶は記憶
遂行機能は遂行機能として
評価しないと適切な対応ができなくて
結局そのツケは
認知症のある方が払うことになってしまいかねません。

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